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なんかポケモンの世界に転生しちゃった?!

作者:ルチル
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カントー編
  セキチクのサファリってなんでパルパークになったの?あれがよく分からない

私達はあれから数日後にセキチクシティについた。意外と遠いね。ゲームではかなり近かったのに。おかしいなあ?まあ、本物は意外と遠いってことでいいか。にしても疲れたな。

「セキチクついたあ!!」

「よし!ジム戦・・・・・・」

「の前に、ポケモンセンター!」

サトシにシゲルがつっこむ。本当にジム戦好きだね。サトシは。
再び、首根っこを掴まれ引きずられる。ヤバイwwww超面白いwwww

「なに笑ってるんだよ・・・・・・」

おっと!怒られた。ごめんね?

「その顔、反省してないよね」

あれ?シゲル・・・・・酷くね?

「何年付き合ってると思ってるのさ」

「はいはい、そうでしたねっと。早く来ないと置いてくよ」

私はサトシ達を追い抜く。サトシ達も追い抜かれてから急ぎ足でやって来た。



「回復、終わりましたよ」

「「「ありがとうございます!」」」

『サトシ!』

私達はジョーイさんからボールを受け取る。相変わらず、ピカチュウのサトシ大好きっぷりは異常ね。普通、人間嫌いのポケモンは長い時間を持って接することでようやく人を信じてくれるんだけどね。サトシにそれは関係無いよね。

「ピカチュウの豹変ぶりに驚くよね。ピカチュウの昔の性格を知らない人が見たら元々の性格だと思われるよね」

「でも、昔に酷いことされてあの性格になったとも考えられるわよね」

というより、ピカチュウって警戒心がかなり強いはずだけど?私とシゲルはピカチュウの性格について少し討論をした。それをサトシが不思議そうに見ている。

『なに?僕の性格?』

「そ。前とは大違いだなって」

『うん。サトシは前のトレーナーとは違うからね。優しいし。てか思い出したらイライラして来た』

「そのイライラはジムでぶつけようか」

『そうする。サトシに迷惑かけたく無いしね』

「なんでイライラしてるの?」

「昔のトレーナーを思い出したんだと」

「ああ。成る程」

私の言葉にシゲルは納得。まあ、普通嫌なことした相手を思い出したらイライラするよね。絶対。
そして、ジムへ。今回は最初はサトシ。次にシゲル、最後が私だ。サトシはピカチュウだけで全て倒した。イライラしてたピカチュウはなんだかスッキリしたみたいだった。もう、黄色い悪魔が降臨したね。もうピカチュウ様、略してピカ様って呼ぼうか。でも、サトシに危害を加えなきゃ多分降臨しないと思う。降臨した時だけピカ様って呼ぼう。うん。そうしよう。そして、シゲルの番。シゲルはナッシー、ブラッキーのエスパー技が使える子を繰り出し、状態異常に苦戦しながらも勝利。次は私の番になった。

「ベトベトン!」

「フィリア、レディGO!」

キョウさんはベトベトンを私はフィリアを出す。

「ベトベトン、毒毒!」

「フィリア」

『分かりました』

ベトベトンは毒毒を繰り出す。対して私は名前を呼ぶだけ。キョウさんはそれを見ていた。ベトベトンの毒毒が決まる。だが、フィリアは猛毒状態にはなっていない。

「どういうことだ?」

「フィリアは隠れ特性、マジックミラー。状態異常にさせる技や能力を下げる技を相手に跳ね返す。つまり、今の毒毒をベトベトンに跳ね返したんですよ。ただ、ベトベトンは毒タイプなので効きませんが。フィリア!」

(サイコキネシス!)

『はい!』

私はフィリアの名前を呼んだと同時に心の中で技を指示。新たに開発した技である。フィリアはサイコキネシスを素早く決めた。だが、ベトベトンは特防が意外と高い為、一撃では終わらない。

「流石に硬いですね」

「まあな、ベトベトンヘドロ爆弾!」

「フィリア!」

『分かってます』

ベトベトンはヘドロ爆弾を仕掛けて来た。フィリアはそれをかわして急接近した。

「フィニッシュ!サイケ光線!」

『はああああああ!!』

ゼロ距離から放たれたサイケ光線はいくら特防が高くとも耐え切れるはずが無い。ベトベトンは戦闘不能になった。

「流石に毒タイプの技には対策はしてあるか」

「ええ。勿論です。対策をしっかりした上で応用を取り入れる。これぞ真のバトルでは無いんじゃ無いですか?」

「うむ。そうだな。では私も本気でお相手しよう。クロバット!」

「フィリア、下がりなさい」

『はい』

「行くよ!コマ!レディGO!」

『任せときなさい!』

私はフィリアを下がらせ、サトシ達も知らない、私のパートナー、コマことファイアローを繰り出す。

「な、なんだよ!あれ!」

「僕らでも知らないね」

「うちのコマの速さは天下一品です。そう簡単には抜かせませんよ?」

「そうか・・・・・クロバット!エアスラッシュ!」

「コマ!火炎放射!」

エアスラッシュと火炎放射がぶつかり合う。威力は互角のようだ。

「コマ、アクロバット」

『ふふ。私の身軽さを見せてあげますよ』

私が指示した途端、コマの姿が消える。気がつけば、すでに勝敗は決まっていた。

「なっ!速い!」

「だから、私のコマの速さは天下一品ですって言いましたよ?」

「どうやら本当だったようだな・・・・マタドガス!」

「まだいけるね?」

『勿論です。Xのあの時に比べたらまだまだ全然平気です』

流石コマ。言うことが違うね。

「あの素早さ。速すぎる」

「あれがアヤカのポケモン?出来れば相手になりたく無いな」

「同感」

二人してそんな話してますが、まだまだ序の口ですよ?この子よりも強い子はいるんですからね!例えば、ララやフィア、フッシー、グレにピカそれにヒサナ。この子達はまだ本来の力を取り戻してはいない。本来の力を取り戻せばコマよりもっと強い。ただ一番最初に力を取り戻したのがコマなだけだ。

『でも、メガ進化組を抑えて私は主力株入りしてましたしね』

そういえばそうだったね。メガ進化組はフッシーしかいなかったわ。

「スモッグ!」

「羽で風を起こして、吹き飛ばせ!」

『了解』

技でもなんでも無いが、スモッグを吹き飛ばす。そしてある技を選択する。

「高速移動からブレイブバード!」

『了解!これで一気に決める!』

高速移動移動でスピードが上がったコマはもう止められない。コマはその勢いのまま、ブレイブバードをマタドガスに決めた。マタドガスは耐え切れずダウン。コマの勝ちである。

「マタドガス!?」

「コマ、大丈夫?」

『平気平気、大丈夫』

「あのマタドガスを一撃!?」

「ちょっと、嘘でしょ?」

いえいえ。嘘ではありません。だってコマだもん。これぐらいはやってくれるよ。そして、ジムバッヂを受け取る。キョウさんはコマを褒めてくれた。コマは照れていた。可愛いな。お前。ちなみにコマは女の子だからかっこいいは禁句ね。サトシがかっこいいって言ってたら肩落としてたもの。肩って何処にあるのか知らないけど。

その後、ポケモンセンターへ。ポケモンの回復をジョーイさんにお願いし、次の目的地を確認。の前に、近くにある双子島を目指すことに。まあ、グレン島からも近いしね。双子島はユキの故郷。ユキを手持ちに入れてあげようかなって考える。うん。入れよう。と言うわけで、次の目的地はグレン島と双子島に決定。グレン島でバッヂを手に入れてから双子島だね。もう、六個も手に入れたのか・・・・・・意外と早いなあ。次で七つ目。頑張るぞ。そういえばサカキがやってたトキワのジムは別の人がやってるみたい。誰なんだろうね?まさかのグリーン・・・・なわけ無いか。グリーンがジムリーダーに就任するのはHGSSだからジョウトに行った後だし。まあ、あり得ない。と思ったけど、私が転生したせいで色々と変わってるから結局のところどうなんだろうね?まあ、この目で見た方が早いか。ポケモンを受け取った後、それぞれの部屋へ。とにかくおやすみ。また明日。
 
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