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なんかポケモンの世界に転生しちゃった?!

作者:ルチル
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カントー編
  え?進化してるからって勝てるわけ無いじゃん

クチバシティに到着した私達。新たに、ポケモンをゲット。私はガーディとロコン、シゲルはガーディ、イーブイ、サトシは早くも、フシギダネ、ゼニガメ、ヒトカゲをゲット。アニメより早くね?やっぱり、私がいることで色々と変わったわね。既に、フシギダネ、ゼニガメ、ヒトカゲはサトシに懐いている。流石サトシマジック!尊敬するわ。
ガーディは頑張り屋の真面目っ子。特性は貰い火の男の子。NNはディー。ロコンは照れ屋で優しい子。特性は隠れ特性の日照りの女の子。NNはロコ。てか、シゲルがイーブイをゲットしてるのに驚いたな。ここ、イーブイでなくない?

「で?ジムは?」

サトシ、気が早い。シゲルが苦笑いしてるじゃん。現在の手持ちはユキ、ライ、フィリア、ウル、フッシー、フィー。いまひとつ思うと、NN、フから始まる子多いな・・・・・・

「あそこじゃ無いか?」

シゲルが指を指す方には確かにジムが。サトシは大急ぎで走って行ったよ。速いなあ・・・・・流石はスーパーマサラ人?てか、私達も早く行かないと置いてかれるじゃん。急げ!

急いで中に入ると既にサトシはジム戦。てか、押されてるじゃん。スピード活かしなよ・・・・・・・あー。負けちゃった。ピカとライに特訓してもらうか。鬼教官になるかもしれないけどいいよね?

「次は誰ですか?」

「私がやります」

「なら来てください」

私はフィールドに立ち、マチスを見る。うん。外国人だね。

「ミーはライチュウでいきまーす」

「私はライ!レディGO!」

マチスはライチュウ、私はライである。進化対決だ。

「またピカチュウですか。でも、ピカチュウでミーには勝てませんよ?」

うん。マチスは見た目で判断してるね。そんな、ライチュウにうちのライが負けるわけ無いじゃん。

『何?こいつ。進化してるからって勝てると思ってんの?ボルテッカーお見舞いしていい?』

「辞めなさい。雷で充分よ」

『アヤカがそう言うならそうなんだろうね』

あいにく、この場に雷もボルテッカーも同じぐらいの威力だ!とつっこむポケモンはいなかった。むしろ、私の子はやっちゃえ!ライ!といった感じだ。この前と態度ちがくね?

「ライチュウ!十万ボルトです!」

「ライ、かわすな」

マチスはライチュウに十万ボルトを指示。対して私はかわすなのみ。マチスは勝利を確信したように笑った。だけど、私とシゲル、サトシはくすくすと笑っている。二人はライの特性を知ってるからね。十万ボルトはライに当たった。

「これでミーの勝ちです」

「いいえ。私の勝ちですよ?ライ、雷」

『OK!この調子乗ってる馬鹿に特大雷お見舞いすればいいんだね!?』

うわあ・・・・・ライが凄く生き生きしてる。誰?ここまでこの子切れさせたのは。あ・・・・・・マチスか。ライの雷はライチュウにクリーンヒット。一撃瀕死である。

『ライ怖い・・・・・・・』

『同族で効果はいまひとつなのに、あの雷は受けたく無い』

カメールとピカチュウが引いてますよ?ライさん?その後もライが無双してジム戦は終了。怖いわ。お前。
シゲルもなんとか勝った。



『さて、修行しようか?ピカチュウ』

『よ、よろしくお願いします・・・・・ピカ先生。ライ先生』

『容赦はしないからそこのところよろしくね?』

『え?』

ピカチュウはピカとライに引きずられて行く。頑張れ・・・・・・・

しばらくして・・・・・・

『ぎゃあああああああ!!』

と言ったような悲鳴が聞こえて来たのは余談だ。南無阿弥陀仏っと。



『し、死ぬかと思った・・・・・』

「お疲れ、ピカチュウ」

『アヤカ、あの二人、鬼だよ!』

「あーうん。ごめん」

『いや。アヤカが謝る事じゃ無いけどさ』

「お!終わったのか?」

『サトシ!!』

ピカチュウはサトシの声を聞くなり、サトシに飛びつく。サトシを充電してるのかしら?というより、既にサトシ至上主義化してない?ああ・・・・・黄色い悪魔がもうすぐで降臨するようになるのかな?怖い怖いっと。

「アヤカも、ピカもライもありがとな!」

「私は何もしてないわよ」

『どういたしまして』

『これで、ジム戦頑張りなさいよ』

『うん。頑張る』

次の日、サトシとピカチュウのリベンジの日。前回活かせなかった、スピードを巧みに活かし、見事勝利を納めた。うん。流石はサトシ。呑み込みが速いな。てか、そろそろカウンターシールドとか取り入れてみようかな?

「次はタマムシシティだよな?」

「でも、その前にシオンタウンでしょ」

あそこの音楽、怖いんだよな。でも、一番怖いのは、森の洋館。あそこだけは一人で入りたく無いわ。ゲームでも必要な時ぐらいしか入らなかったし。そういえば、シオンタウンって都市伝説によれば、関東地方に存在しない場所なんだよなあ・・・・・・幽霊出なければいいんだけど。てか、ガラガラの魂はどうなってるのかな?ちゃんと天国に旅立っていればいいんだけど。

「というより、またなの?」

「今日こそはピカチュウゲッ「フィリア、サイコキネシス!」ちょ!?」

めんどくさいので、話の途中でさようならをする。何時ものようにやな感じ〜って飛んで行ったよ。本当にしつこいよね。生命力はG並みですか?

「アヤカ、ナイス」

「まあ、何回も聞いてるとね・・・」

「まあ、どうせまた来るでしょ」

私の言葉に全員頷いた。私は、手持ちをポケモンセンターでチェンジした。
そして現在の手持ちは、シルク、ヒサナ、ポポ、ラックス、サナ、ブース。
サナはキルリアの女の子で真面目な子、ポポはピジョンの男の子で面倒見がいい子だ。ブースには持っていた、炎の石を使用。ブースターへと進化した。そして火炎放射を取得。ますます強くなった。それにしても、このパーティ完全に草対策だね。

「にしても多いよね・・・・・・」

「というより、色違い!?」

「うん。シルクだよ?」

『・・・・・・アヤカ・・・・・』

「大丈夫だよ?この人達はね」

シルクは人見知りが激しく、臆病な子。いつも、ボールの中か、私に引っ付く事が多いの。でもバトルの時は豹変して、ズバスバと倒して行く。みんなはその代わりように驚くんだよね。私はもう慣れたけど。

『サトシ?シゲル?』

「そうだよ?サトシとシゲルだよ?」

シルクは私以外に、サトシとシゲルに懐いている。どうも優しい雰囲気だから平気だったみたい。だから、サトシかシゲル、どちらかがいるだけで安心できるみたい。

「シルク、久しぶり」

「元気にしてたか?」

シゲルとサトシが優しく声を掛けて撫でる。シルクは目をトロンとさせて嬉しそうに尻尾を振った。

『うん!元気にしてたよ!』

「元気にしてたってさ」

「そっか・・・・・よかった・・・」

「強くなったか?」

『勿論!負けないよ!』

「勿論!負けないよ!だってさ」

「そっか・・・・・」

シルクの言葉を私は通訳する。その言葉を聞いて、サトシとシゲルは安心したようになった。しかも、今日はタマムシシティからデパートの出張出店があった。そこで雷の石を二つ、炎の石を一つ、水の石を二つ買った。ディーとロコはまだ進化したく無いとの事だったので、炎の石は一つしか買わなかった。さらに、アクア、シャワ、サイラ、ファイアを呼び、石を渡す。アクア、シャワはシャワーズにサン、サイラはサンダースにファイアはブースターに進化した。これで石は無くなり、シルクが進化することも無くなった。だが、懐き進化がある為、一応、変わらずの石を持たせている。

「一気に進化組が増えたね・・・・」

「うん。この子達、結構進化望んでたしね」

シゲルの言葉に返事を返す。そして、元のパーティに戻しレベル上げを行う。その結果、サナはサーナイトへヒサナはムクホークへと進化。ラックスは騙し討ちを取得した。サトシの方は、ヒトカゲがリザードになった。そして、それぞれ火炎放射、ハイドロポンプ、ソーラービームを取得。てか、取得早くない?もしかして、これも転生の影響?フシギダネとかゲットするの早かったし、サトシもシゲルも黒歴史無いし・・・・・・なんか、色々変わってる?シゲルの方は、ガーディがウインディにタマタマがナッシーになった。そして、レベル上げが終わった頃、パートナー達から呼び出しがあった。みんなを連れず、一人で、呼び出された丘に向かう。

「どうしたの?」

『うん。アヤカに伝えなきゃいけないことがあってね』

シルクがそう言った。

「伝えなきゃいけないこと?」

『そうだ。なんで俺達がアヤカのそばにずっといたのか・・・・・その理由をな』

ラックスがじっとこちらを見ながらそう言った。私も真剣な話なんだと察して、ラックス達をじっと見る。

『本来、アヤカは別の世界の住人だった。だけど、神様の力によって、事故にあった。その結果、本来ならもっと長く生きるはずだった柏原夏奈という人物は死亡してしまった。私達は、アヤカ・・・・・夏奈のやっていたゲームの中にいた者なんです。私達は、大切なマスターを失った。だけど、神様はもう一度チャンスをくれた。こうして、きちんと話す。チャンスをね』

『僕らは感謝してるんだ。アヤカにこうやって向き合えて、お礼を言えるようにしてくれたのだから。だから、今度こそ誓うよ。僕らはアヤカのパートナー。誰にもその役目は譲らない。そして、アヤカに勝利をあげるからね!』

サナ、ヒサナの順に話す。私は驚いていた。ということは、私のダイヤモンド、パール、プラチナ、ハートゴールド、ブラック、ブラック2、ホワイト2、Xのマイポケ達ってこと!?マジか!!まさか、私の予想が見事にあっていたなんて・・・・・・・

「ちなみに聞くけど、なんで退化したの?レベルアップも早いし・・・・」

『うーん・・・・・アヤカに会う為には退化しなくちゃダメだって言ってたよ?なんでも、幼い頃から、進化したポケモンがいるのは歴史上なんたらかんたらって』

これ、ブース、途中から絶対聞いて無かったでしょ!

『簡単な話、レベルアップが早いのは特典のお陰?なんでも、すぐに本来の力を取り戻せる為だってさ』

ポポ、簡単な説明ありがとうございます。ん?てことはさ・・・・・・・

「まさか、ポケモンの声が聞こえたり、伝説ポケに出会っちゃったりするのは、特典ってこと?」

『正解。流石、アヤカだな。ちなみに、伝説、幻ポケモンをゲットしたりも出来るぞ?アヤカがゲットしたのはな』

「マジですか?」

『マジ』

「例えば、エンジュとか、アヤメとか、ヒスイとか、ランとか?」

『うん。ぶっちゃけそうだよ』

マジだった・・・・・・いやね、ゲット出来るのはいいんだけどさ、なんか複雑?

『後、アヤカがゲットするポケモン、全部、アヤカが今までのソフトでゲットしたポケモンだから』

ちょっと!?さりげなくぶっちゃけ無いでよ!サナ!ということは、ディーとか、ロコとか、ユキとかそうだってことだよね!?

『そうだよ?』

シルクに肯定された!?マジか・・・・・うん。別にいいんだけどね。

『ちなみに、特典の一つは、サトシ並みのポケモンホイホイ。トラブルホイホイは無いけど、サトシと旅するならあるかもねえ』

・・・・・・何処からつっこめばいいですか?

『てことで、よろしくね?』

「うん。よろしく」

決めた。もうつっこまない。つっこめばそこで終了だ。諦めよう。だけどこれだけは言わせてくれ。どうなってんの!?この世界!?はあ、疲れた。
その後、みんなをボールに戻し、ポケモンセンターへ。なんか、だるい。とっとと寝よう。
 
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