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なんかポケモンの世界に転生しちゃった?!

作者:ルチル
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カントー編
  旅は道ずれ?

私達は一つ目のバッヂを手に入れるため、ニビシティにいた。みんな強くなったけどさ・・・・・・・一世代で覚えない技を覚えてるんだよね・・・・・・・例えば、エレキボールとか、チャームボイスとか・・・・・どういうこと?
ニビシティに来る途中、サトシはキャタピーとピジョンをシゲルはポッポをゲットした。

「たのもー!!」

サトシが声を張り上げるとジムの扉が開いた。ニビシティのジムは岩タイプ。アニメではタケシがジムリーダーをしていたけど、ブリーダーを目指してサトシと旅をするんだよね。途中からドクターに変わったけど。私達は、ジムの中に入る。

「ジム戦かな?」

「俺はサトシ!こっちが相棒のピカチュウ!」

『よろしく!』

すっかり、サトシとピカチュウは良いコンビである。シゲルはピカチュウの変わりように驚いた。しかも私の予言通りになったしね。私はアニメの知識だけど。

「シゲルです。こっちはゼニガメ」

『よろしくな!』

「アヤカです。こっちはパートナーのフッシー」

『よろしくお願いします』

「俺はジムリーダーのタケシ。タイプは岩だ。さて、誰が最初かな?」

そう言われて、私達は頷きあう。既に順番は決めていた。

「私が行きます」

私はフッシーとともに前にでる。タケシはそれを見て、反対側に移動する。

「これより、チャレンジャーアヤカ対ジムリーダータケシのバトルを始めます。使用ポケモンは二体。始め!」

「フッシー!レディGO!」

「イシツブテ!」

私はフッシーを出し、タケシはイシツブテをだす。ここまではアニメ通りかな?

「イシツブテ、体当たり!」

イシツブテは体当たりを繰り出す。

「フッシー、かわして蔓の鞭!」

『了解!』

フッシーは華麗にかわして、蔓の鞭を決めた。イシツブテはフラフラになって倒れた。

「イシツブテ、戦闘不能!」

「よくやった、お疲れ様。強いな」

タケシはイシツブテを戻した。

「どういたしまして。ありがとね、フッシー」

『どういたしまして。次は?』

「変えるよ?いい?フッシー?」

『大丈夫。全然オッケーだよ』

フッシーは返事とともに頷いた。
私はフッシーを後ろに下がらせた。

「変えるのかい?」

「ええ。次はこの子です。ライ!レディGO!」

私はライを出す。

『え?岩タイプ?アイアンテールで即死させればいいの?』

「そこまでしなくていいかな・・・」

「イワーク!」

私の呟きに被さるようにイワークを繰り出す。

『ああ・・・・・アイアンテールよりは草結びの方がいいか』

「ライ・・・・・キャラ違う」

『僕はバトル狂なんだよ。誰かさんに似てね』

「それはピカの事ですか・・・・・」

『それ以外に誰かいる?』

「いや。いないね」

嘘です。私の子は全員何故かバトル狂なんです。どうして?大人しい、シルクだってバトルになれば性格変わるしね・・・・・・本当変だよね

「ポケモンと話してるのか?」

「ええ。まあ・・・・・・」

「アヤカとは付き合いが長いんで、大体の言ってることが分かるんですよ」

タケシの質問に答えが詰まった私をフォローしてくれるシゲル。流石は幼馴染。助かるわあ。

「そうか・・・・・イワーク、締め付ける!」

「ライ!草結び!」

『よし!待ってました!』

ライの言葉通りに草結びを指示。イワークは草結びのせいで動けなくなった。しかも草結びは体重が重いほど、威力が増す。イワークみたいな重量級には効果は抜群だ。

「流石はライ。草結びの威力が半端無いな」

「僕、思うんだけどさ・・・・・アヤカのポケモンって何処か普通とは違うよね。バトルしたく無いな」

「同感」

え?サトシ?シゲル?何言ってんの?酷く無い?確かに、私の子は普通とは違うけどさ・・・・・・そこまで言わなくても・・・・・・

「イワーク!抜け出せ!」

タケシの指示がとぶ。そういえばジム戦の途中でしたね。はい。

「ライ、その前にアイアンテール!」

『勝ちは貰ったよ?』

ライはフッと笑ってアイアンテールを決める。イワークは耐え切れず戦闘不能となった。

「イワーク、戦闘不能!よって勝者、チャレンジャーアヤカ!」

「お疲れ様!ライ」

『うん。お疲れ。なんかあっけなかった気がする』

「・・・・・・地面タイプにあっさり勝ったライに言われたく無いと思うよ?」

『僕、これでも姉さん達に揉まれて生きて来たからね。そう簡単には負けないよ』

「あ、そう」

『ライ凄い!僕もサトシのために勝つよ!』

『相性を物ともしなさすぎだろ』

ピカチュウは感心、ゼニガメは唖然。見事に反応が分かれたね。まあ、気持ちは分からなくは無いけど。

その後、シゲル、サトシの順番にバトル。二人とも見事に勝った。シゲルのポッポはピジョンに進化、サトシのキャタピーはバタフリーに進化した。リリはどうなったかな?進化したかな?
私達は、ポケモンセンターに移動した。するとロケット団がポケモンセンターを占領していた。

「ウザい・・・・・・」

「え?アヤカ!?」

「これは・・・・・・切れたね」

私はサトシとシゲルの言葉を聞きながら進む。

「ポケモンを渡せよ」

「えー?やだ。誰が渡さなきゃいけないの?お・じ・さ・ん?」

「誰がおじさんだ!この餓鬼!いけ!コラッタ!」

「フィア!叩き潰すよ!」

『はーい!このウザいの消し飛ばせばいいんだね?』

「なんだ?そのポケモン?珍しいな」

「ニンフィアっていうポケモンですよ?フィア、マジカルシャイン!」

『はいはーい!えーい!!』

フィアの放った強力な光がコラッタに当たる。フィアは手加減してないので勿論一撃瀕死だ。

「は?」

「うちの子舐めないでくださいね?」

私はかなりいい笑顔だろう。現にサトシとシゲルは後ろに下がってるし。

『アヤカ怖い』

『まさか、アヤカ、怒らせたらいけないパターン?』

ピカチュウとゼニガメが引いてる。フィアもいい笑顔だしね。

『アヤカが怒ったら、私も怒るよ!』

フィアちゃん、いい子だ。
とその時、ボールからライが出てくる。

『アヤカ・・・・・そこまでにしなよ?』

「ちぇ・・・・・今回は見逃すけど、次は容赦しないからね?」

その言葉にロケット団のおじさんは走って逃げて行った。

「ライ、ナイス」

シゲルがライを褒めている。

『ライ〜なんで止めるのさあ・・・・・まだやり足りないよ!』

『フィア・・・・・君は少し加減を覚えることを進めるよ』

『ちぇ・・・・・・・・』

『・・・・・グレ呼ぶ?』

『やだ』

ライの一言に即答。ライも止めるの上手いんだよな。

「この状況何?」

「ライがフィアを諭してるところ」

「成る程ね」

サトシの質問に答えるとシゲルが納得する。暴走を止めてくれるからライはいい子なんだけどね・・・・・・ライ自身が切れてると意味無いんだよな。そこが問題?

「早く、入ろう?」

サトシの一言に私達はポケモンセンターに入る。私は、ライとフィアをピカとリリにチェンジする。案の定リリはバタフリーに進化していた。

「あれ?変えたの?」

「うん。まあね」

「次はハナダだろ?」

「そうだよ。確かタイプは水だね」

「草タイプ、欲しいな」

「今のままじゃ相性悪いしね」

シゲルの言葉に私は返す。
次はハナダシティ。

「頑張ろうね!みんな!」

『勿論!私がいる限り負けはしないよ!』

『僕も忘れないでね!』

『僕は相性悪いけど頑張る!』

『アヤカに呼ばれたので頑張ります』

『僕も頑張る・・・・・・』

『兄さん、私達は出番無いかもしれないですよ?でも、あるなら頑張ります』

上から順に、ピカ、フッシー、ララ、リリ、ブラック、フィリーだ。ちなみに今は夜。だからブラックはブラッキーに進化した。また進化組が増えたよ。なんか、アニメから大幅に変わったよね。私が転生しちゃったからかな?それ以外もある気がする・・・・のは気のせい?
まあ、考えても仕方ないしもう寝よう。おやすみなさい。みんな。明日も頑張ろうね。 
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