戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第一話 大久保少佐!!剣が白銀に輝く漢その八
その薬を受け取った、すると。
黒スーツの男達は扉をそれぞれ閉めてそのうえでこう言って来た。
「ではすぐにだ」
「出してもらう」
「出す場面は見たくない」
「すぐに済ませろ」
「当たり前でしょ、人が出す場面とか誰が見たいんだ」
「そんなの変態でしょ」
二人も個室の中から言う。
「それこそ」
「スカトロじゃないですか」
「しかもホモのスカトロ」
「ハード過ぎますよ」
「うむ、田亀先生の世界だな」
リーダーの男が言って来た。
「あれは・・・・・・いいものだ!」
「よかないですから」
「というかあんたホモですか?」
「私はバイセクシャルだ」
どっちもいけるというのだ。
「この櫻井道綱はな」
「何かここで名前もわかるなんて」
「凄い展開ですね」
「そうか、そしてだが」
「ええ、出すものですね」
「それですね」
「どうした感じだ」
薬を飲んだ後のそちらはというのだ。
「そろそろだと思うわ」
「ええ、何かきましたね」
「そういえば」
二人も扉の向こうの櫻井に答える。
「いや、今急に」
「凄くなってきました」
「これはかなり」
「うっ、相当に」
そしてだった、そこから。
「ぐわあああああああああああーーーーーーーっ!!」
「で、出るうううううううううううーーーーーーーーっ!!」
絶叫だった、最早。
「と、止まらねえ!」
「何だよこれ!」
「速効性の強烈な下剤だ」
それだと言う櫻井だった。
「象ですら一瞬で出すレベルのな」
「俺達人間ですから!」
「象って何なんですか!」
「実験の為に飲んでもらったが」
「実験って象用のですか!」
「その下剤だったんですか!」
「そうだ、人間でも実験してみたが」
それがだったというのだ。
「効果があって何よりだ」
「何よりじゃないですよ!」
「これえげつないですよ!」
「だが出たな」
出さねばならないものはというのだ。
「それは何よりだ」
「何よりじゃないですから!」
「と、止まらないですよ!」
出れば出たらで地獄を味わう二人だった、だが検便用のそれは何とか確保出来そのうえで用を済ませてからだった。
二人はまた悪田部のところに連行された、悪田部はその二人の顔を見てまずはこう言った。
「やつれてるな」
「出すもの全部出しましたからね」
「そりゃそうなりますよ」
尚智と尚武はげそっとした顔で悪田部に返した。
「いやあ、本当に出ました」
「一週間分一気に」
「たまってたのが綺麗さっぱり」
「まだ出す必要のないものまで出ましたよ」
「そうか、それでだが」
その二人の体調には一切構わず言う悪田部だった。
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