リリカルなのは~兄と妹と~
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第四話 逃げ出してもいいですよね?
前書き
やっと、やっと四話が書けました。
お父さん、お願いです。弟と甥っ子の世話を押し付けるのはやめてください。
皆さんこんにちは。
私は今、なのはちゃんのお兄さんとお姉さんといます。
・・・・帰ってもいいですかね?
いえ、何故かなのはちゃんのお兄さんとお姉さんの視線が怖いんです。
・・・・本当に帰ってもいいですかね!?
私、何もしていないですよ?
本当に何もしていないですからね!?
いや、私が普段兄にしていることがなのはちゃんの教育に悪いと言われればそこまでなんですがね。
とりあえずなのはちゃんに助けてもらわなければいけませんよね?
「あの、なのはさん?この状況は一体どう言ったものなんでしょうか?」
「ふえ?どうしたの?カエデちゃん・・って!本当にどうしたの!?顔色悪いよ!?」
「イエダイジョウブデスヨ?カエデチャンハゲンキデスヨ?」
あれ?何かお兄さんとお姉さんの私を見る目が可哀想な物を見るような感じになってません?
「大丈夫かい?さっきから体調が優れないようだけど」
「ダイジョウブデス。キニシナイデクダサイ」
大丈夫じゃないですよ!私の心配をする前に家族の視線を何とかして欲しいですよ!
・・・・本当になんでこんなことになってるんでしょうね?
~時は少し戻ります~
今日は珍しく兄さんがなのはちゃんの所にいないので、私はなのはちゃんと二人で遊んでいました。
「ねぇカエデちゃん」
「なんです?」
「カエデちゃんはカズマくんをよく蹴ったり踏んだりしてるけど、仲悪いの?」
言われてみればそうですね?
確かに私達兄妹はいろいろ普通じゃないですからね。
以前兄が転生者じゃないかと思ってからいろいろ調べようとしたら、逆に兄から『カエデ、なんでいつも俺となのはの恋路の邪魔をするんだ?ま、まさかお前実は転生者なのか!?』なんて自爆しやがりましたので、簡単に知ることが出来ました。
・・はい。家の兄は大馬鹿です 。
思い付く限りの罵倒をしてやりましたよ。
え? 私ですか?もちろん私も転生者なんてことは教えてませんよ。
第一私は原作介入して戦闘する気は全くありませんからね。
ええ。あんなものに巻き込まれたら確実に命を落としますよ。それだけは断言できますね。
おっと、話がそれましたかね。
まぁ、私は確かに兄の頭を踏むことを日課にしていますが、兄が嫌いなわけではないですよ。
あんな兄でも家族ですからね。
そこら辺の事をなのはちゃんに説明すると、なのはちゃんは納得してくれたみたいです。
「そういえばなのはちゃんは兄弟はいないんですか?」
「私はお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるよ」
本当は知ってるんですけどね。
こうやって聞いておけば後々ボロを出すことはないでしょう。
「どんな人か気になりますね。よかったら今度なのはちゃんの家に遊びに行ってもいいですか?」
「うん!あ、それなら今から私の家に行こうよ!皆カエデちゃんに会いたいって言ってたから」
・・え?大丈夫ですよね?何か嫌な予感がするんですが・・・・。
いや、大丈夫のはずです。前に兄さんが高町家は戦闘民族なんて言っていましたが、一般人?の私には何の問題もないはずですから。
「わかりました。それなら早速行きましょうか」
「うんっ!」
この間から思いますが、本当にこの可愛い生き物、お持ち帰りしたいですね。
~そして高町家に到着~
「ここが私の家だよ」
あぁ・・。嬉しそうに案内するなのはちゃんが可愛いです。何度抱き付こうかと思ったことか・・。
いえ、やりませんよ?私は兄と違って自重できますから。
「あれ?その子誰?なのはのお友達?」
「珍しいな。なのはが友達を連れてくるのは」
あれ?後ろから声がしますよ?おかしいですね。近くには誰もいなかったはずなんですが・・。
「あ!お兄ちゃん!お姉ちゃん!」
・・なのはちゃんは驚いていませんね。ということはこれはあたりまえのことなんですか?
普通いきなり後ろから声をかけられたら驚くものなんじゃないんですかね?
そんな私を無視?して会話がはずんでいますね。
・・私は何か嫌な予感がするので少しよけていますが、視線が、視線が何か怖いですよ!?
獲物を見つけた動物のような・・・・って!もしかして獲物は私ですか!?
~冒頭に戻ります~
・・本当に理由が思い付きません。
私はただ、嫌な予感がしたからお二人の間合い?から外れただけですよ?
とりあえず、誰か私のために私の身代わりになってくれませんかね?
後書き
前に特典を1つ出すと言いましたが、あれば嘘です。
はい。ごめんなさい。話が上手くまとめられなくて出せませんでした。
毎回駄文を書いています脂身ですが、未だアニメ本編に到達していないこの作品をお気に入り登録してくださる人がいて光栄の限りです。
何とか暇を見つけて少しずつ書いてはいますが、更新速度が遅くなってしまい、本当にすみませんでした。
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