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伝説となった狩人達

作者:さいぞう
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十四人目
RAIN DANCE
  六話

確か噂にはなっとった。



学生みたいな奴が、勉強させて下さいと…

狩人達に言い回ってる言うてな。


でも、連れていっても役に立たん。


駆け出しが持つナイフ一本で狩るんやもんなあ。

いざ行っても、メモばかり書いてる始末や…

まあ、お前も似たような事してるけど。



ある日、その男があの子に言うたんや。









僕を連れて行って下さい!








あああ…
しばかれるか…

もしくは嫌味の一つも言うかと思ってたんやけどな…








いいわよ。


その代わり、ウザい事したら…
殺すわよ?








契約成立や。

これは意外やったわ。



酒場にいる奴ら、全員思ったはずや…


それから何年か、共に狩りしてたな。









邪魔するなって…
いつも言ってるでしょ!








はい…

すみません!








次は…
ほんと殺すよ?









酒場に来ると大概…
そんな感じやった…
 
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