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Justice正輝編 前章 善と悪

作者:斬刄
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4話 二人目の転生者 姉

正輝にはもう一つ作戦があった。
神が言っていた転生者が出て来ているが誰しも最初は強くしていない。とすれば…




転生者対策用に周りに空間の亀裂をあちらこちらに生じさせておく、神が言ってたようにチートし過ぎの奴らがいたら世界の一つ二つ滅ぼすから特定の条件で得られるようにしてあるからって言っている。
このことはフェイト達には言ってない。これに掛かれば、いくら強くてもせいぜい2時間は動けない状態に陥る。しかも全ての空間の亀裂は移動ができ、避けるのに困難である。対処する方法は、操っている正輝を倒すか、全ての空間の亀裂を元に戻すか。(なお一般人に影響しないために結界が発動した時に生じさせることで結界内しかつけていないことにさせることが出来る。なおフェイト達が触れても掛からないようにしている。)
誰にも言っていないから邪魔されることはない、その筈だった。
しかし、相手が悪かった。
まさか正輝の姉であること自体予想できなかった。
「この周りにある空間の亀裂は処理しておいたよ。あとここにいるのは転生者は私達二人だけだから」
「っつ…何でわかるんだ?そんなこと。」
「今の私の能力は転生者がいるかいないのかと、チートをしている力を最弱にさせたり能力を変えたり出来るの。」
「なるほどねぇ…そんなにしゃべっていいの?」
「いいも何も、正輝は別に一方的に傷つけるなんてことは考えてないでしょ。平和主義だし」
例として言えば正輝のフレイムウイングはオリジナルの技なので設定がだが、二次元原作の技や能力を勝ってに変化させるのはきつい。放った偽・螺旋剣は最弱化され、なのはは重傷にならなかったということだ。
「思ったんだけどさぁ。何で空間属性の耐性を持ってんの…こっちの世界にいる姉さんは無いのに。」
「そっちこそ正輝。最初の転生者の相手が弟なんて偶然過ぎるよ。」
正輝の姉は双剣を構えた。
「セイバー!頼ん「今こっちの仲間のハセヲが戦ってるよ」不味いな…」
ハセヲというのはマルチウェポンという3つの武器を持っていた。一つしか無けれは、こっちが有利だが、多数もあれば話は別。ギルガメッシュまでとはいかないが、技の方がfateより多数ある。宝具という手段もあるが、街を崩壊してしまう羽目になり、ジュエルシード集めどころではなくなる。
正輝の作戦は姉という以外な敵に苦悩していた。

セイバーside
「トドメだ!」
「チッ!」
セイバーのエクスカリバーとハセヲの双剣がぶつかり合う。
接近戦ではセイバーが有利だが、ハセヲには双剣、大剣、大きい鎌
ハセヲは大剣でセイバーの移動範囲を縮まらせる。
「さっきの猛攻はどうした?」
「くっ…」
二人が今いる所はビルの屋上。
どっちが倒れてもおかしくないいい戦いをしていた。
セイバーの聖剣には風王結界という宝具を持っており、エクスカリバーを守っている。その守り方は超高圧縮の気圧の束になっており、ハセヲは剣が不視界なので、最初は苦戦を強いられた。
ハセヲは不視界のせいで攻撃することができずに守ることしか出来なかったが、段々長引くうちにどういう方向から斬ってくるかを予測して回避してからそれからの攻撃。
ハセヲはヒット&アウェイの戦法で攻めていく。
「旋風滅双刃‼」
「風王鉄槌‼」
風と風が鳴り響く、互いの技がぶつかり合う。
(あの短時間の間に私の風王結界が見破られるとは…それだけではなく風王鉄槌を打ち返す。サーヴァントではないだろうに…)
(驚いたぜ…不視界なんて卑怯だろ…だかあの女の攻撃は動きを見て戦わないと不味いな…見過ごしたら斬られるし、おまけにあの技を一撃で消滅っておかしいだろ…)
お互いの意思はこう思うしかなかい。
([この男[女]出来る…一瞬でも気を抜いたらやられる‼])
両方とも全身全霊を持って戦っている。
宝具である約束された勝利の剣を使ってしまう、結界が張られていたとしても、決壊ごと破って町もろとも破壊しかねない。
宝具を使わずに剣を振るっていたが、途中で戦いをやめる。
(⁉)
セイバーは剣をハセヲに向けた。
「私はアーサー王アルトリア・ペン・ドラゴン。ブリテン国の騎士王だ。貴様の名はなんだ!」
(アーサー王⁉なんでそんな歴史の人物のがなんで生きてんだ!確かブリテンっていう国の崩壊で死んだハズだぞ!)
「出鱈目いうんじゃねぇ、死人が何で現界してやがる。」
「それは言えないようになっている、すまない。」
ハセヲはその答えにとても残念そうだったが、驚くことがある。不視界の剣や色んな技を使ったがそれらを剣圧で消滅させている。
アルトリアという女がブリテンの騎士王であるというは満更嘘ではない。

「そうかよ。あと、名前はハセヲだ。」
セイバーは風王鉄槌を解き、黄金の剣を彼に見せた。
「やっとあんたの動きをいちいち見なくても剣を見ながら戦える。」
「それはどうかな。そう出来たとしても今までの攻撃とは訳が違うぞ。」


正輝side
(くそっ…影をフェイト達のところに放っておいたが、操作しながらの戦いはやっぱきついな‼)
正輝は影を現界を繋がせながら姉の双剣をblow(盾)で守っていた。
「正輝…守ってばっかだよ…」
「キツイんだよ‼」
正輝が放った影は5体。受肉されても正輝の固有スキル(マスターオブザリンク)によるセイバーの魔力供給をしながら戦っており、本気を出すことがあまりできない。
「姉さん。出来れば見逃して下さい。」
「イヤだ。こっちだってなのはに頼まれてるの。」
その気になれば姉に反撃ができるが、姉にも技を使って重ねて反撃することが出来る。
さらに2thにお互いなれるとしたら、短決着で決めれる姉、バランス重視の正輝。正輝が一つでもバランスを崩したらセイバーとハセヲの戦いよりも早く勝負が決まるかもしれない。しかし、それだけは避けて欲しいという思いだった。今怪我したら
「⁉コレって…」
フェイトの無茶を防ぐことは出来ない。
「姉さん‼今日のところは見逃してくれ‼」
そう言うと正輝はフェイト達の所へ行った。
「ちょっ…正(待て!嶺!)ハセヲどうしたの!」
ハセヲとセイバーの戦いを一時中断して、ビルの屋上から嶺に叫んでいた。ハセヲの元々持っていたバイクは神様が改造してくれておりハセヲはそのバイクに乗り、建物を越えて姉の元にたどり着いた。
「あいつ。あれを止める気だ。」
ハセヲが指差したのは暴走してあるジュエルシードであった。

フェイトside
フェイトはなのはの撃ち合いであった。フェイトがなのはの背中に回り込む。
(Flash move)
それに対してなのはは逆に回り込り、なのはの砲撃が来る。それを防ぎ、反撃をしてもなかなか倒れない。
「ぶつかり合ったり競い合うことになるのはそれは仕方のないのかもしれないけれど、だけど何もわからないままぶつかり合うのは、私嫌だ‼」
なのははユーノのためにバラバラになっているジュエルシードを集める手伝いをしていたが、今では自分の暮らしている町や周りの人に危険が降りかかったら嫌だから戦っていると言った。
「これが私の理由!」
「私は…「フェイト。答えなくてもいい。」」
そこにいたのは、正輝がなのはに向けてこう言った。
「力を得て有頂天になったつもりか?言わせてもらうがこっちだってその危険なジュエルシードを集めている。そもそも巻き込ませたのはそこのフェレットだろ「違う!僕は周りの人を頼るつも…」違わないな。女の子を巻き込ませた時点で決定事項だろ。」
「くっ…」
ユーノはジュエルシードによって出てきた怪物を封印するために戦ったがやられてしまいそうになり、なのはという女の子を戦わせてしまったことはユーノにとってしょうがなかった。
「町や自分の周りの人達を守る?そんな理由で俺たちと対峙したのか?下らない。そもそも俺たちにとってはただの邪魔な存在。たったそれだけだろ?そんなに心配なら安心しろ。俺たちは町に被害は出さない。俺達の目的を終えて。ジュエルシード集めは終了。それでいいだろ。」
「下らなくなんかない!自分の町を守ってなにが悪いの!フェイトちゃんだって救いたい!それにジュエルシードも見過ごせない!」
「自分勝手が過ぎるな。それ以前に強欲しか俺には全然見えない。フェイト以外でも悲しい奴らは沢山見た。お前に何がわかるというそんな台詞を耳をすっぱく聞かされた。」
{IMG2161}
ジュエルシードの音が響く。
「つっ!」
フェイトがジュエルシードを封印しに行く。なのははそれに気づき追いかける
「そんな綺麗事で俺たちの邪魔をするなら…」
フェイトは封印するためにバルディッシュを使った。
なのはもレイジングハートを使おうとした時。










「俺はその綺麗事になり過ぎた思考ごとお前を破壊し尽くすだけだ。」








5体の影がなのはに襲いかかって来る。一方は下の二人は影化した武器で秘剣燕返し、刺し穿つ死棘を使い。三人は影化したロケランを使った。
「元々手に入れている技によって武器を設定するのは無理だよな。」
「不味い!」
正樹は投影と影化した二重構築をした。
文佳は設定を変更しようとしたが、影がそれを邪魔する。
「おおっ‼」
ハセヲはそれを大鎌でロケランを全て落とした。
「ひゃぁぁ!」
それ以外の攻撃は全て命中した。なのはは煙にまみれながら落ちていく。
「テメェ‼」
ハセヲは正輝を睨みつける。
それを無視して正輝はフェイト達の方に向かった。
その頃フェイトは封印しようとしたが、
「封印出来ない⁉」
「俺に任せろ。」
正輝はジュエルシードを素手で止めようとした。
「正輝!!駄目だ‼」
ジュエルシードが爆発する。



「まさかBLOWがフリーズモードとはな…」
正輝の掌にあったのは青い球であったが白くなっており、その玉は触れても反応せず動けなくなっていた。
「帰るぞここに用はない。」
「正輝…怪我大丈夫?」
フェイトは正輝の手を見つめていた。
「まぁなんとかなるだろ。」
正輝でも手が赤くなっており軽く切り傷があった。
「全く…貴方が邪魔されて怒るのは仕方ありませんが二つ言いたいことがあります。」
「だいたいわかってるから…」
「おい!嶺の弟‼」
ハセヲはジュエルシードが封印されてもまだ睨んでいた。
なのはは重傷にしてなかったが、ユーノもなのはが傷つけられたことに対して怒っていた。
「なのはになにをした!」
「どうしてあんなオーバーキルの真似をした。殺してたらどうする気だ。返答次第じゃ「落ち着けよ。死の恐怖」⁉テメェどこまで知ってる‼アーサー王といい、俺の呼び名といいお前は何なんだ‼」
「姉さんに聞いて見たら。あとなのはは気絶にしておいたけど、多分意識は戻るよ。じゃ。」
正輝達はこの場から去った。 
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