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『自分:第1章』

作者:零那
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『学校生活』

零那は悪いことばっかりしてても根は真面目。
これ、前にも書いたかな...
とにかく授業中にうるさい奴は注意する。
弱いものイジメしてる奴にも突っかかる。


でも校則は守らんくて注意される。
注意されたら、何故守るべき事なのかって納得のいく理由を聞いた。
答えれん教師の言うことは聞かんかった。
『あかんもんはあかん!!規則やから!!』
あかん理由も知らん大人には従いたくない。


校則なんか守っても破っても変わらんし。
面倒な問題児。
家からの反動で学校は好き放題。
それでも校則以外で迷惑かけたつもりは無い筈なんやけど...。


零那は学校来るんも必死。
家から逃げて来てる。
バス通学の所、オッサンが起きる前に朝方早くにコッソリ出て素足で全力疾走!!
息が保たんなる迄。

警察の前通るからチェックされる。
夜中4時とかおかしいもんな。
シャッターも開いてないし。
中庭の石畳を掃き掃除、裏庭の除草...時間は余る。
校庭走りまくった。


で、家では勉強禁止やからシャッター前で宿題。
それは小学校の頃から変わらんかった。
朝一で先生がシャッター開けに来るん待ってた。
シャッターが開いたら教室の鍵を取りに行って、宿題の続きや掃除で時間を潰した。

 
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