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MUVLUVにチート転生者あらわる!?

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第六話

 
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悠斗side


神様が残した置き土産の兵器は、現在の戦力に使用することにした。神改造の内容を調べると、本当にチート機体にされていた。例えばホバートラックはフェイズシフト装甲にされ、時速180キロで走行できるようになり、ソナーは100キロ離れた物体の移動が感知出来るようになっていた。戦車級の噛み付き攻撃等の物理攻撃が効かなくなったよ。
マゼラ・アタックと61式戦車は、フェイズシフト装甲になり戦車砲は一発で、突撃級の装甲を貫通して後ろにいるBETAも巻き込んて爆発するね。しかも、装填速度が僅か2秒で速射可能。
後退速度は百キロでバック可能になっていた。現行の戦車に乗って戦ってる、
戦車兵達が哀れに思えるよ。ビッグ・トレーに至ってはかなり大型化され、MSを30機搭載可能になり、ビーム兵器は無くなった代わりに三連装40センチ砲3門、メガ粒子砲の代わりに80センチ砲が2門付けられ、25㎜CIWSが装備され、航行距離が太平洋往復横断可能に迄伸びていた。神様、あんた何やってんだよ!車両系はありがたいけど、ビッグ・トレーはやり過ぎだろう!
ビーム兵器無くした代わりに、第二次世界対戦中にドイツ軍が実際に使った列車砲のドーラを付けるとか?どんだけの威力だと思ってんの?要塞攻略に使われる兵器だぞ!最早、ため息しか出てこなかった。
気を取り直してから、自分が新たに生産する兵器を考える。パソコンを操作し、現在俺の持っている金の額と資源を確認してみる。すると、画面に表示された数字に呆れてしまった。

「ハハハ、スゲーな!だってあり得ないだろ資金が1000京円って!」

元の平和なの日本の国家予算だって80兆円だぞ!しかも、桁事態その上かよ!普通に一生遊んで暮らせるよ。しかも初回ボーナス特典て書いてあるし!どんだけ太っ腹なんだよ!


「落ち着け、落ち着くんだ悠斗」

すーはーすーはーと深呼吸する。気分が落ち着いてからパソコンを見る。其処には資源の総量が写しだされていた。

「・・・はっ!此れは何かの、冗談か?総資源数1000不可思議トン」

京の上ですか。もう、驚けないよ。無限の一歩手前ですね。このプラントの何処にそんだけの物資が入っているんでしょうね。俺はパソコンを操作して生産リストを開く。今開いたのはMSの生産リストだ。

「ふーん。何でも出来るんだな。自分で設計も出来るし、自分が欲しいものを選択して設定しておけば、パソコンが勝手に設計して表示してくれるのか」


まあ、オリジナルMSは作るか分からんけどな。 取り敢えず、生産するMSを決めよう。リストを下に向かって動かす。宇宙西暦から、CE(コズミックイラー)迄のMSがズラリと表示された。

「う~ん。ビーム兵器を持っている機体は、BETAに対応措置をとられたくないから除外すると、やっぱりザクシリーズが一番無難かな」

ガンダムとかを出せば楽々行けそうだけど、BETAは航空戦力を2週間で無力化したんだから、ビーム兵器だって同じ位の期間で対策を打ってくるはずだ。人類が使うAL弾に対して桜花作戦の時迎撃しなかった位だから、自重しながら戦うしかないな。

「ドムシリーズは、明星作戦の時に使う予定だから、まだ生産を初めるのはいいや。それより、エースパイロット用の機体はどうしようかな?」

普通に行けばS型なんだけど、グフが有る以上S型よりはRー1型を地上用に改造して、重力下での高機動仕様にしたほうが良いかな?

「うーん。やはりRー1型を地上用に改造しよう。あと、ザクⅡF2型を量産しよう。神様が作って置いていったのもF2型に改造しておこう」


パソコンを操作して、F2型を生産させようとさて指が止まる。

「おいおい。オプションパーツを付けられるのかよ!」

そう、生産しようとしたら画面にオプションパーツを付けますか?と、表示された。良いね。こう言うの好きだよ。パーツの一覧表を見てみると、様々なパーツがあった。例えば、Iフィールド発生装置(レーザーだって防げます)とか、DG細胞など、沢山のオプションパーツがあった。しかも、タダで何個も付けられる。これは流石にチートだな。下手したら、ビーム兵器いらないかもよ。だってレーザー級のレーザー防いで、フェイズシフト装甲で打撃無効にしてたら、BETAなんか目じゃないよ。

「まあ、フェイズシフト装甲と、Iフィールド発生装置付けるか。これで充分だろ。量産機に付け過ぎると後々めんどくさい事になるだろうし」

特に、アメリカとかアメリカとかアメリカとかですよ。重要なので、三回言いました。

「ザクⅡF2型、生産。日産250機。予定数量10000機。これで良いな」


取り敢えず、主力MSの準備は完了した。あとは、ザクⅡRー1型の地上用改造だけだ。やはり、エース用に改造するか。


「やっぱり、Iフィールド発生装置、フェイズシフト装甲、ナノスキン装甲だろ!あとは武器弾薬無限瞬間回復装置だな。あと、なにつけようか?」


なんか、パッとするものがないな。弾薬無限回復ってゲームじゃ当たり前だけど、現実にされたら他の軍の人達は涙目だろうね。


「ザクⅡRー1型。エースパイロット仕様、日産50機。予定数量、1000機」


「あとは、潜水艦艦隊と洋上艦隊を作らないとな。人間も足りないから、呼び出さないとな」

現在潜水艦は、1隻だけだし洋上艦は1隻もない。使う所が余りないが有ることに越した事はない。

「まずは、潜水艦から改造するかユーコンの搭載数を上げるために船を大型化して、MS36機(1個大隊)は搭載出来る用にしよう。また、魚雷発射口を20門にして対地対空ミサイル発射口10門にして、MS発進は中央部開閉型にして一斉に出撃出来る要にしよう。艦腹部下からと、艦後部から出撃出来る様にして置けば、水陸両用MSも出撃できるな。マッドアングラーも大型化して、MS108機(1個連隊)は搭載可能にしておこう。 MAも同時に3機まで搭載可能にして置けば、制海権は確実に握れる。
武装も、魚雷発射口40門対地対空ミサイル発射口20門にして、腹部下から出撃可能。潜水艦後部からも出撃可能にしておこう。ドライゼ中佐の乗るユーコンは訓練艦に格下げして、新しく生産するユーコンを主力にしよう」


これで、BETAの日本進行に安心して介入できる。帝国が介入拒否しても、国連事務総長権限で介入しよう。あの国は頭が固いし考えが古い上に、プライドは人1倍高い。確かに民草の心の支えは必要だ。
しかし、それを一人の少女に押し付けるか?自身を、傀儡と分かりながら恍惚さを保つ為に、また国を守り導いて行く為に、自身の心を殺してまで人を殺す覚悟を決めさせる。正直、血で汚れるのは、職業軍人達が任務と割りきってする事であってだ、17歳の少女にさせる事じゃねえな。いくら将軍と言えど、前世の俺の世界の日本なら笑顔で姉妹仲良く暮らしていただろうにな。まあ、彼女に姉妹の絆を取り戻させるのは、俺がやるしかないんだよな。クーデターフラグへし折ったの、間違えだったかな?まあ、いいや。次の事考えるなきゃな。

「洋上艦隊は、どうしようかな?この世界だと戦艦がまだまだ海の主力戦力だからな。やはり、紀伊級戦艦の三番艦駿河と四番艦の近江を生産するか。あとは、オリジナル戦艦で、600メートル当たりの長さで、排水量30万トンクラスで、76.1Cm砲三連装6基(合計18門)搭載して、VTL(誘導弾発射システム)搭載、対空・対地・対艦・対潜ミサイル搭載、ヘリコプターデッキ搭載、ラミネート装甲(レーザー何て効きません)装備、フェイズシフト装甲装備、ステルス機能搭載の原子力戦艦にしよう。 最大船速は、100ノットだな。艦名は、播磨にしよう。同型艦は、30隻あれば、充分だろう。重巡は、50隻。排水量八万トンクラスの原子力重巡洋艦で、装備や装甲は、播磨と同じでいいや。主砲は、18インチ46Cm三連装砲6門にサイズダウンしたがまあいいか。あとは、播磨と同じだし。巡洋艦は、装甲や装備は同じだけど、砲はサイズダウンした原子力巡洋艦にした。よし、紀伊級戦艦は、日産4隻。予定数量は、20隻。播磨級戦艦は、日産2隻。予定数量は、30隻。巡洋艦、日産10隻。予定数量は、300隻。 あと、MS搭載空母は、タケミカズチでいいや。トナカ一佐が乗ってたやつだし。もともとMS搭載してるから装甲だけ、フェイズシフト装甲とラミネート装甲にして、原子力空母化するだけだし。MS搭載数は、1個連隊(108機)位大丈夫に改造したから問題ないな。タケミカズチ級空母、日産8隻。予定数量350隻。」

まあ、これだけ揃えれば取り敢えず、戦力不足はないでしょう。人員不足になりそうだから呼び出しますか。まずは、デラーズフリート兵(船員、パイロット、警備員兵、情報部員など)九万人。司令官、ロイ・ジューコフ大佐。キリング・J・ダニガン中将。エーリッヒ・ハルトマン少佐。ユーリー・ハスラー少将。パイロット、ノルディット・バウアー中佐。アルフディーノ・ラム少尉。
エリック・マンスフィールド中佐。キリー・ギャレット少佐。サイラス・ロック中尉。ゲイリー少尉。ボブ中尉。アダムスキー少尉。デトローフ・コッセル大尉。以上の人員を、増員した。まあ、何回かに分けて召喚しましたよ。この部屋は、そんなに広くないから、一般兵は潜水艦ドッグに召喚して、そこに居るドライゼ中佐に指示を出してもらう。キリング・J・ダニガン中将達は、ここに召喚して中央司令部に行ってもらいました。椅子から立ち上がり、背伸びをする。ゴキゴキと関節や背骨がなる。グゥ~と腹がなった。時計を確認して見ると、7時を少し過ぎていた。

「あん?時間が経つのは早いな。晩飯を食べに行きますか」

パソコンの電源を、落とすと机の上にアイ○ォーンが置かれていた。

「なんで、アイ○ォーンが置いてあるんだ?」

ア○フォーンの電源を入れてみると、パソコンと同じ用にネオ・ジオンのマークが表示された。あとパソコンと同じ生産ラインの情報が表札された。

「これは、此処に来なくても生産ラインのを使用できるってことか!」

持ち運びできる分だけ楽ができるな。アイフォー○を、ポケットに入れて部屋を後にした。



悠斗sideout



イルマside



今私は、シュミレータールームにいます。この基地に来てから、初めての訓練なのですが、皆さん誰も強化装備に着替えていません。軍服のまま、シュミレーターに乗って訓練しています。ベッドレスこそ着けていますが、果たして軍服でシュミレーターに乗っていて、大丈夫なのでしょうか? ちょうど、シュミレーターたから降りてきた、髪の毛を束ねている少佐に尋ねてみました。上官に失礼だけど。聞いてみなくちゃ分からないし。

「あの~少佐。少しお話があるのですが、よろしいでしょうか?」

「うん?君は誰だい?」

「はっ!失礼しました。本日付で異動してきました、イルマ・テスレフ中尉です」

即座に背筋を伸ばし敬礼をする。

「そうか。私はアナベル・ガトー少佐だ。楽にして良い。何か質問があるようだが?」

「はい。失礼ですがなぜ衛士強化装備に誰も着替えていないのですか?」
「うん?テスレフ中尉は、MSに乗った事は無いのかね?」
「はい。MSに乗った事はありません。ですが、戦術機と同じ兵器だと聞いています」

「確かに、二足歩行と言う点では同じだか、MSには強化装備を着なくても使える。次に、パイロットにはよほど強いG(重力)がかからないと体に負担はこない。だから、誰もシュミレーターでも実戦でも強化装備は着ない。まあ、たまに着ている奴もいるが、そこは個人の自由だ。私的には、余り着ないがな」

「そんなに、性能が違うのですか!それは知りませんでした。ありがとうごさいます」

頭を下げる。そんなに、 コックピットの中が違うなら操作も違う可能性が高い。早めにきて正解だったわ。

「ガトー少佐。もし、よろしければ私に訓練をつけてもらえませんか?」

「分かりました。私で良ければ、お相手致しましょう。カリウス!CP(コマンドポスト)をしてくれ」

「はい!ガトー少佐」

カリウスと呼ばれた青年が、返事をしながら制御室に入って行った。

「では、シミュレーターに入ってください」

「分かりました。よろしくお願いします」

シミュレーターに入ってヘッドレスを装着する。服は軍服のままにした。ガトー少佐程の方がそう仰るなら、試して見る価値はあると思ったからだ。

「管制ユニットは、戦術機とさほど変わらないわね。モニター画面が有るから網膜投影システムでは無いのね」

正直、そこまで戦術機と代わる物だとは思えない。どちらかと言えば、戦術機の方が優れているんじゃないかと思うほどだ。

「テスレフ中尉、準備はよろしいですか?」

「はい。カリウス少尉大丈夫です」

「分かりました。テスレフ中尉が乗って居るのは、ガトー少佐と同じザクⅡJC型です。初期生産型になります。テスレフ中尉はMSに乗るのが初めてなので、最初に基本動作をして頂きます。まずは歩いてマーカまで移動してください」

「分かりました。マーカまで移動します」

これは、戦術機でも基本中の基本だ。いつもの用にレバーを動かす。するとズドーンと転倒してまった。顔が赤くなり、熱くなっているのが自分でも分かった。要は恥ずかしいのだ。

「テスレフ中尉、大丈夫ですか?」

「だ、大丈夫です。いつも道理にしたのに転倒するなんて思いませんでした」

なんとなく、ガトー少佐の笑い声が聞こえた気がする。

「そりゃ、そうですよ。MSに搭載されているOSは、戦術機のOSの3倍早く動かせるんですから」

それを、先に言って欲しかったわ。

「ゆっくりと、立ち上がってください。大丈夫です。扱いに繊細になってますが、慣れればすぐに使いこなすように慣れますよ」

言われた通りにゆっくりと立ち上がりる。確かに、繊細に使わなければならないが、5分も動かしたら慣れてきた。

「早いですね。もう慣れてきたみたいじゃないですか。MSのOSは、動作の切れ目を待つこと無く次の行動に動けますから、入力を待つ必要がなく任意のタイミングで動作をキャンセルできます。また、特定の動作パターンを入力しておく事で、その動作に素早く移れます。また、最初に動作入力しておくと、その動作をしてくれますので、有効に使ってください。よろしいですか?」

「はい。大丈夫です。勉強になりました」

「それは、良かったです。それでは、これよりガトー少佐との模擬戦に移ります」

映像が変わると市街地になっていた。

「模擬戦を、開始します。勝利条件は敵機の撃墜または、戦闘不能にすることです」

「了解です」

「分かった」

「カウント開始。カウント10秒前、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0。戦闘開始」

カリウス少尉の顔が消え、模擬戦が開始された。私は遮蔽物に隠れながら、ガトー少佐の乗るザクを探すレーダーにはまだ何も反応がない。

「さて、何処にいるかしら?」

ゆっくりと周囲を警戒しながら進む。すると、レーダーに反応があった。一気に近ずいてくる。

「沈めーー!」

ガトー少佐のザクから、バズーカの弾が発射される。

「く!回避!」

ブーストジャンプで、飛んで回避する。先ほど居た場所は爆発して吹き飛んだ。

「そこ!」

ジャンプ中にロックオンした、ガトー少佐にマシンガンをお見舞いする。すると、ガトー少佐のはマシンガンの弾幕をものともせずに、回避しながら肉薄してくる。

「もらった!」

「しまった!」

ガトー少佐に懐に入られてしまい、ヒートホークで一刀両断にされてしまった。

「テスレフ機、コックピットに致命的損傷大破。ガトー少佐の勝利です」

「流石ガトー少佐です。手も足もでませんでした」

モニターにガトー少佐が写しだされる。

「いえ、テスレフ中尉は反応速度や判断力はかなり良いパイロットだが、反面格闘戦が苦手なようですな」

「はい。アメリカ軍では、射撃に重点が置かれていましたので。格闘は余りしたことはありません」

「そうですか。なら、格闘戦を重点的に行いましょう。できる事に越したことはないですから」

「はい。よろしくお願いいたします。しかし、このOSは使いやすいですね。このOSを世界に発進すれば、世界中で多くの衛士が助かるのでは?」

此れだけ使い心地の良いOSならば、戦術機のOSなんて玩具以下だ。このOSだけでも衛士の死の8分は、容易に越えられるようになるだろう。まさにOSの革命だ。

「それは、不動大佐次第ですよ。我々は、パイロットとして成すべき事を成すのです。お話は此くらいにして、訓練に移りましょう」

「はい。今度こそ当てさせてもらいます」

このあと、3時間は絞られたわ。結局1回も被弾させる事は出来なかったわ。流石に自信が無くなりそうだわ。訓練終了後にガトー少佐達と別れて、シャワールームに向かった。シャ~~とシャワーから、暖かいお湯が出る。ちょうど一人だったからのんびり使えるわ。
この基地のシャワールームは、男女別に作られている。

まあ、前線基地なら男女に関係なく、一つのシャワールームを使うんでしょうけど。

「うーん、まだ肌は綺麗だし、胸も大きいし、ウエストは細いし、ヒップだってそんなに大きくない。テスレフ!まだ私は若い!諦めたら駄目!」

不動大佐は、多分女性経験が少ないはずだから私にもチャンスがある。今時、良い男は少なくなっているから、せっかく見つけた優良物件なら手にいれなくちゃ。シャワーを浴び終えた私は、夕食を食べるためにPXに向かった。



イルマsideout 
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