魔法科高校の有能な劣等生
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ちょっとのんびり
前書き
前回の続きです。
「お待たせ零」
そう言って少し遅れて来た少年、司波 達也は椅子に座り
そして近くに居た店員を呼び飲み物を注文する。
「オレンジジュースを下さい。」
「かしこまりました!!」
大きな元気な声、明るい女の子だな
俺の注文を聞いてくれた女の子だったよな?
さっきも大きな声で俺に言ってきた。
「お前がオレンジジュースか、なんか意外だな。」
「そうか?」
いや、凄い意外だ。
こんな硬そうな少年は俺から見たらコーヒーがお似合いだが、意外に甘党なのかオレンジジュース
ま、頭のいい奴程の甘い物が好きって言うし達也もそういう類の人間なんだろう。
「零もオレンジジュースとコーヒー?」
最後のコーヒーの所だけ言い方がおかしかった。
どうせオレンジジュースとコーヒーは真逆の存在、そんな物を注文していたら俺以外の人は疑問そうに思うと
思う?別に俺はそんな違和感感じないけどな、
「ああ、初めて来たがここの喫茶店のオレンジジュースとコーヒーは気に入った。
また来た知らず知らずに注文してるだろうな」
「そんなに気に入ったのか?
ま、俺もここの喫茶店に2回目だがまだオレンジジュースとコーヒーは飲んでいなかったな」
「以前、来たことが有るのか?」
達也1人で来るとは俺的に考えられない。
という事は友達とか妹とか(俺はあの娘を達也の妹とは見ていない。だって似てないもん)
友好関係を結んでいる人間と来たと考える方が納得が出来る。
「ちょっとな、先輩と一緒に、」
「せ、先輩と!?」
コイツが先輩と一緒に喫茶店でランデブー?
想像出来ね!!
てか、この感じだと相手は女の子か?
「そ、その先輩って女の子?」
「そうだが、よく解ったな。」
驚いた顔、俺の質問より俺の聞き方がおかしかったかもしれない。
でも、気になる。
コイツが女の子と茶を飲んでいたのか?
「なんの目的で?」
「部活の勧誘だ。」
即答、そこで俺は一安心した。
勧誘、それなら理解できる。
勧誘は女の子を使って誘えば来る確率は高いと俺は考えられる。
「それって断ったのか?」
「面白そうだったが、風紀委員も有るし
2つを効率よく平等に出来るとは思えないからな断ったんだ。」
「へぇーー。」
確かに風紀委員の仕事は大変そうだし
その勧誘されていた部活は知らないが両立するのは大変だろうな、
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