変態王子と笑わない小猫
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変態さん最初から全開です
さてと、いきなり唐突だが皆さんは女子が着ていて嬉しい服というのはあるだろうか?
僕にはある。
それはこの国の至宝。スクール水着だ。
メイド服やチャイナ服などの無数にあるコスチュームの中から僕がこれを選んだのには様々な訳がある。
なんだよ、たかがスクール水着で何を言っているのだと思っているそこのあなた!
スクール水着の素晴らしさを知らないなんて人生を九割近く無駄にしているとしか言えない。
それほどまでにスクール水着には魅力があるのだ。
僕の師匠や僕の悪友達と日夜語り合っているのだが、しかし、それだけ語り合ってもスクール水着の魅力は尽きることは無い。
スクール水着には魅力の魔法が詰まっているのだ。
しかし、その魔法を研究するのは容易ではない。さすがに女子水泳部の活動を堂々と見ることは出来ない。
けれども、僕は入学してからありとあらゆる知恵と努力によって一筋の希望を見つけたのだ。
もしもの話を今からしよう。
もしもだよ。陸上部の部員がプールとグラウンドの間にある壁の前でスクワットをたまたましていて、そしたらの前の壁にたまたま穴が空いていて、更にたまたま見てしまった場合は仕方がないよね。
僕はそう考えて、すぐに陸上部に入った。
しかし、それは甘い幻想だったのだ。
陸上部には絶対君主の王『鋼鉄の王』が存在する。
その人の恐ろしさを簡単に説明すると魔王が土下座をして命乞いをするくらいの勇者をチビらせるくらいの恐ろしさなのだ。
もはや、人間で勝てる物がいるとは思えないくらいなのだ。
そんな絶対君主の王は自分のものさしで練習メニューを決めるのだ。
そのため、一年生の最初の方は放課後はボロ雑巾になり、家にフラフラになって帰ってはポロリしかない水泳大会と主人公がラッキースケベをしまくるアニメを録画しては死んだように寝る日々が続いた。
しかし、僕は諦めなかった。
ひたすら、耐えに耐えて、そして二学期が始まる頃には念願のスクワットが出来るくらいの自由時間を勝ち取る事が出来た。
そして、今に至るわけなのだ。
今、僕がこうしてスクール水着を楽しむ事が出来るのは鋼鉄の王の試練に打ち勝った証でもあるのだ。
本当に努力は人を裏切らないな。
僕はそんな事を沁々と考えながらスクール水着を堪能していた。
「そこで何をしている。横寺」
僕の背後には覇王がいつのまにか立っていた。
どうやら、僕の人生はここまでのようだ。
後書き
「変態王子と!」
「笑わない小猫の!」
「「無駄話!!」」
「これは後書きを利用して私、搭城小猫と」
「僕、横寺陽人がここで色々と話すコーナーです。ちなみにコーナー名は募集中なので気軽に作者に提案してください。さてと、小猫ちゃん。ついに、始まりまったね」
「そうですね、半年くらい待たされた気がしますね」
「まぁ、作者にも色々とあったんだから多目に見てあげてよ」
「そうですね。作者にはうどん100杯くらいで許してあげることにします」
「うん、そうしてもらえると嬉しいよ」
「さてと、先輩。今回はどんなお話をするつもりですか?」
「それはもちろん、小猫と僕のエロエロな話が読者は一番期待しているからエロ方面でいくつもりだけど」
「とりあえず私に土下座をしたあとに死んでください」
「いきなり、ひどいな小猫は。じゃあ、小猫のことについては話すかい?」
「そうですね第一回ですから。それが良いと思います」
「じゃあ、僕が説明するね。この作品の小猫はハイスクールD×Dの塔城小猫ちゃんです。まぁ、作者が二人は似ていると思って始めた作品です。皆さん今後もこの作品と小猫をよろしくお願いします」
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