魔法科高校の有能な劣等生
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達也の正体?
前書き
前回の続きです。
気になる事、脱字が有りましたらコメントを下さい。
駅から数分掛けて歩いた所に達也のマイホームは存在していた。
その家はやはり近代的な形、大きさをしていて無月からしたら金持ちなのか?
と言いたくなるような家
「お前、いい家に住んでんな。」
「そうか?
別に俺はそうとは思わんが?」
それは達也がこの家に住んでいるから価値観が狂っているのだろう。
もし自分がこの家に住んでいたら
そんなことは気にもしなかっただろうが。
「俺と美雪、以外でこの家に人を入れるのは久しぶりだな、」
達也は独り言のように言う。
普通、こういう事を聞けばコイツは友達がいないんじゃないか?
と判断するが、そうでは無いと無月は確信している。
見て判断では無く人柄で解る。
「まぁ、入ってくれ。」
達也はマイホームのドアを開けエスコート
そこで少し腑に落ちる事が1つ
「お前の家は電子ロックじゃないのか?」
腑に落ちる事、それは達也の家のドア
何とも古めかしい鍵で開けるタイプだ。
今時の主流は電子ロック、勿論、無月の住んでいるマンションもその1つだ。
こんな良い家なのに電子ロックでは無く鍵で開ける方式の家
無用心ではなかろうか?
「電子ロックは宛に生らないからね。
普通に鍵を掛けて家を出れば何かと安心する。」
「不安にはならないのか?」
「ならないよ。
自分で鍵を占たという事実が頭に残っている限りは、」
そして二人は家の中に入って行った。
達也は自分の家なので先先進んで行くが、初めてこの家に来た無月にとっては中々の冒険である。
「ここがリビングだ。
少し着替えてくるからそこでゆっくりしていてくれ。」
「OK」
そう言って達也は部屋のドアを閉じ消えていく。
それまで待つか、無月はリビングの中央に有るソファーに座り込む。
「そういや、アイツって何者何だ?」
ふと疑問に思った事なので口から出でしまう。
だが、今、考えれば気になる。
ウィードで有りながら実力はブルーム以上
成績優秀、先日行われた中間テストでは見事一位
ブルームならともかくウィードが
しかも2つのCADを扱い、二丁拳銃
通常2つのCADを同時に使う事は出来ない。
使おうとすれば片方のCADに展開した起動式が
もう片方のCADの起動式とが邪魔しあい相殺される。
それを達也はどんな手品かは解らないが、それを可能にしている。
奇妙な少年、司波 達也
彼は一体、何者だ?
「お待たせ。」
そう言ってドアが開かれた。
そこには私服姿の少年の姿が有った。
ズボンは長ズボン、上半身は長袖
服にはあまり興味がなさそうな奴に見えたが実は以外に気を遣うらしい。
見れば解るとしか言いようが無いくらいに。
「おう、別に待ってねぇけどな、」
「待ってなくても言うもんだよ。」
ナイスなツッコミが返ってくる。
それに無月は少し笑う。
「それじゃ、始めるか?」
「ああ、頼む。」
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