後悔先に立たず、後に立つべし
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9話
あれから、一ヶ月経過しました。
目覚めた次の日には、ジェイルが人工知能AIが完成したからゲシュペンストタイプRを解析したいと部屋に入ってくるなり、言ってきたのでテストした映像をモニターで確認したところ、まだまだ機敏に動くことはできないようでしたが、初期であり、これからのデータ収集によって向上可能であることを説明受けたので、その為、倉庫にてゲシュペンストタイプR出したところ、さそっく解析に向かっていく姿は新しいおもちゃを買ってもらった子供のようでした。
約1週間で立ち上がることができるようになり、2週間後には、普通に動くできるようにサイコドライバーの力を試そうとしたのですが、力を行使しようとしたところ、激しい頭痛を感じ行使できませんでしたので、ジェイルに相談したところ無理な力の行使により限界にまで酷使された脳が完全に回復していないためだろう言われ、脳が回復するのか聞くと「君なら問題ないと」言われ何とも言えない気分になりましたが。
その後の2週間はアーニャと共にシミュレーターにて訓練をしていましたが、私より上手いことにショックを受けました。
スーパーロボット大戦をやっていれば、確かに小学生か、中学生位のパイロットがおり、上位陣に入る人たちがいることは知っていましたが、かなりショックを受けましたがさすが、ナイトオブラウンズのシックスになるはずだった少女。
納得の実力なのでしょう。
その間にジェイルの方は、ゲシュペンストタイプRを解析することにより、元々ついていたプラズマカッター、ニュートロンビームからは、メガ・ビームライフルが生産可能になり、その他にも、対ビームコーティング技術などが入手されていた。
逆に、M950マシンガンなどの実弾兵器については、開発が遅れている。
というか、全く手をつけていないようなので、どうすればジェイルがやる気になってくれるのかを現在考えている。
そして、現在、サイコドライバーの力を試すためであり、私専用の武器を制作してもらうためにジェイルの実験室に来ている。
「それでは、実験をはじめようじゃないか。」
「発動させることができるかどうかわかりませんが、それでもいいんですか。」
「その可能性もあるが時間は十分にあれから過ぎているので、もう回復していると観ていいだろう。」
「無理せず、頑張って。」
「アーニャも来ていたんですか。」
「心配だったから。」
「ありがとう、アーニャ。では行きますよ。」
「まずは、念動力であのガジェットを浮かせて見せてくれたまえ。」
ジェイルの指示どうり念動力でガジェットを浮かせるが、以前に比べって安定した使用が可能になっていことに気が付く。
「どうしたのかね。」
「以前よりも安定して念動力が使用可能になっているようですね。」
「ほう、暴走して体で感覚を掴んだのかもしれないね。」
「そうですね。その可能性が高いですね。」
「念動力者は危機により覚醒、もしくは、潜在能力を発揮する事ができるようになるようだからね。生命の危機により成長したのだろうね。」
「以前は1つ能力を限定ししか使えませんでしたが複数のことができるように成っています。それに、いまなら出来るかもしれませんね。」
「何がかね。」
「試したいことがあるので、ガジェットを起動して殴りっかかてきてください。」
「良いのかね。」
「はい。」
その言葉と共にガジェットが起動して、私に殴りかかって来る。
スーパーロボット大戦αで念動フィールドも拒絶の壁だとカヲルは言っていました。
拒絶の意思を持って、目の前に壁をイメージすると目の前に緑のエネルギーの壁が現れ、ガジェットの腕を受け止めます。
その壁はガジェットの攻撃をものともせずに其処に有り続けます。
「すごい、記録。」
「素晴らしい。どうやって、その壁を作り上げているのは、解らないが計測することのできないエネルギーが確かに存在する。このエネルギーは何なのか、生命力、精神力、それとも、全く未知のエネルギーなのか。実に興味深い。」
「相手を拒絶する意思を込めて壁があることをイメージしました。」
「なるほど、イマジネーションする事により形のないエネルギーを安定させている様だね。」
「結構辛いですね。今の私では長時間安定させることは無理みたいですね。このガジェット壊してもいいですか。」
「データーを収集するためだ、やってくれたまえ。」
「それでは、行きます。」
そう言って、腕にフィールドを纏っているイメージして、そのままガジェットに殴りかかる。
私の攻撃を受けた瞬間ガジェットが粉々に砕け散ります。
「ふ~、なんとか出来ましたね。」
「ふむ、君の身体能力なら問題なくできることなのだが、一瞬腕に緑のエネルギーを纏ったように見えたね。やはりイメージする事が重要なようだね。」
「ですが、安定性が壁をイメージした時よりものすごく悪いので実戦では使用できませんね。それに、今も一瞬でしたしね。」
「それも訓練でどうにかなりそうかね。」
「フィールドはイメージしやすかったんですが、腕に纏うにはエネルギーそのものを腕に集中する必要があるのでかなり難しいですね。」
「なるほど、なら君の武器はそのエネルギーを使用することを前提に考えた方が良いかもしれないね。一度、こちらに戻ってきてくれたまえ。」
「なら、試したいことがあるので驚かないようにしてください。」
そう言って、今まで出来なかったテレポートを試します。
アーニャの横をイメージして、実行します。
そうすると、今までいたところからガラスの向こう側にいたアーニャの横に出現します。
そのことに、アーニャが驚き、ジェイルが興味深そうにわたしを見てくる。
「ほう、そんなことも可能なのかね。」
「まあ、汎超能力者とサイコドライバーは言われていますからね。知覚範囲内なら可能ですよ。特別な処置をされていない限り。」
「そうかね。研究意欲が沸くというものだよ。一度解剖させてくれないかね。」
「死んでしまいいますよ。」
そう言ってジェイルの方を見るとアーニャがジェイルの後ろでナイフを構えています。
「ジェイル、戒の事殺そうとしてるの。」
そう言って、ナイフを構えたままジェイルに近づいているので、急いで念動力でナイフを取り上げます。
そうして、アーニャに話しかけます。
「ジェイルの冗談ですよ。だからそんなことしませんから。」
「はははははぁー。もちろんだよ。」
そう言っていますが、冷や汗がかなり出ているのが確認できます。
「でも、ノエルが言ってた。ジェイル、マッドだからご主人様を人体実験しない様に見見張らないといけないって。」
「大丈夫だ、今のは本当に冗談ですから。」
「本当にジェイル。」
「もちろんだよ。」
「そうならいい。ナイフ返して、守れなくなるから。」
「ジェイルを刺そうとしないですか。」
「しない。」
「返しますよ。」
「ありがとう。」
「では、君の武器のことで話があるんだがいいかね。」
「なんでしょうか。」
「Z・Oアーマーを研究させてくれないかね。」
「なぜでしょうか。」
「ゾル・オリハルコニウムは念動力に反応するから触媒にちょうどいいからね。」
「そうですか、ちなみに高性能電子頭脳はどうなりましたか。」
「あれは、調べ尽くしたことで使用不能になったよ。」
「そうですか。・・・・・分かりました。提供しましょう。それが終えたら次は実弾兵器にも手をつけてくださいね。」
「は~仕方ないね。あまりやりたいと思わないのだがねぇ。」
「では、お願いしますね。」
「まあ、武器からなんとかしよう。」
その言葉を聞いて、研究室から出て行った。
その時、アーニャも一緒についてきた。
「戒、すごく強い。」
「そうですね、一対一なら負けないでしょうね。(この世界に限りますが。)」
「守れない。」
「そんなことないでしょう。」
「どうして。」
「1人でいることは辛いことですから、共に歩んでくれる人が居ることは嬉しいことなので、だから、私の心をアーニャは守っていますよ。」
「そう言ってくれると嬉しい。」
そう言って、アーニャは頬を赤く染めます。
(さっきの事がありますし、アーニャの依存性が上がっていていますね。どうしたらいいんでしょうか。私は、彼女に答えるわけにはいけませんしね。どうしましょうか。)
「戒の役にもっと立ちたい。」
「焦る必要はないんですよ。アーニャ。」
「でも、いつどんなことが起こるか解らない。」
「それは、そうでしょうが。」
「だから、勉強も頑張って、PTも上手くなる。」
「ありがとう。」
「戒助けてくれたから。」
「お昼ですし何か一緒に食べますか。」
「うん食べる。」
「それじゃ、食堂に行きましょうか。」
2人で基地にある食堂に向かいました。
私がスパゲッティを作り、食べているとノエルが食堂に入ってきました。
「ご主人様、会社を営業しているユニットからの連絡です。」
「なんでしょうか。」
「現在会社では、鉱物を取引しています。」
「ええ、知っています。」
「ですが、不正をしている役人や貴族を利用して販売しているのですが、それほどのシェアを作ることができず、世界に影響力を高めることは出来ません。」
「私はそれ程求めてはいませんが。」
「ですが、万が一の場合必要なものです。」
「そのとうりですが。」
「その為に、これからは、鉱物ではなく加工したものを販売しようと思います。」
「確かにその方が安心して、販売できますね。」
「そのとうりです。」
「それで何を売るつもりですか。」
「ガジェットの中の土木専用の物を商品として販売したいと思います。」
「ガ・ガジェットですか。ジェイルは何といって言っていますか。」
「今、解析に忙しいから、戒に任せるそうです。」
「そうですか、生産ラインはどうなりますか。」
「既に、ブリタニアに工場用の土地を買い生産ラインをを作る準備は出来てにいます。」
「ほとんど準備は出来ているんですね。動力はどうなりますか。」
「バッテリー式になります。」
「では、やってください。」
「解りました。では、開始します。」
「これから、騒がしくなりそうです。」
そう言いながら、これからのことを思いどう動けばいいのかを思考しました。
(これかも、今みたいに平和に過ごしたいのですがダメでしょうね。世界の情勢は安定しませんし、スキルにトラブルメーカーがありますから。)
後書き
名前:天王寺 戒
LV:11
PP:35
格闘:170
射撃:152
技量:147
防御:170
回避:183
命中:188
SP:116
性格:冷静(超強気)
エースボーナス:???
成長タイプ:格闘・特殊
空:A
陸:A
海:B
宇:A
精神:偵察1~
集中
??
??
??
??
スキル:※エヴォリュダー(勇者LV9&底力LV9&戦意高揚)
※サイコドライバーLV2(念動力LV10&SP回復)
※完全記憶能力
※トラブルメーカー
精神耐性
???
GP:105000
TGP:11000
秘密基地(118/129)
迎撃数:1
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