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貯蔵能力を持つ赤龍帝

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無限と居候

家に帰りファイズのベルトとオートバジンを作っているとオーフィスが居候していた。

「何のようだ?」

完成したファイズフォンをファイズブラスターにセットし、555とコードを入力する。

「敵対の意思はないにゃ」
「我、赤龍帝、見に来た。ドライグいない」

黒い着物の猫耳と魔女っ子も居候していた。

「親父とお袋が許したんなら、俺は何も言わないが、研究室には入るなよ。死ぬぞ」

殺気をこめて言う。

「わ、わかったにゃ」
「わ、わかりました」
「わかった」

オーフィス、魔女っ子、猫耳は同時に返事をした。

「あ、締め切りっ!」

初代仮面ライダーの覚えている限り紙に書く。

「正義のために・・・・・」

居候がかってに読んでいるが気にしている場合ではない。原稿にストーリー脚本やらを今日中に最終回まで終わらせる。

「本郷さんスゲェ!!」

アザぜルまで来ていた。っち、正規のルートで来たか。

「終わった!!」

後はホッチキスで留めるだけだ。

「おい、お前らそれ返せ」
「あとちょっと、あとちょっとだから」
「1号と2号、今、どこにいる?」
「博士ー!!」

お前ら、いい加減にしろ。

「返せ!」

無理矢理原稿を取り上げる。

「あ、返すにゃ!」
「博士が、ひっぐ」
「1号と2号」

なんだ、この居候のふてぶてしさは

「リイン転送頼む」
「あ、ああ」

魔方陣が浮かび転送される。これで無事に魔王の元に届いただろう。

「リイン、俺、もう寝るよ」
「おやすみ」

ファイズを作るのに徹夜を繰り返し、仮面ライダーの脚本まで作って限界だったので死ぬように眠った。

「私も」

リインフォースは一誠の部屋に入る。

「待つにゃ。なにしている」
「?」

猫耳が寝ようとするのを止めた。

「なんで、なにが?という顔をしているにゃ。同じ部屋に入るなんておかしいにゃ!」

後ろから有里が来た。

「五月蝿い。静かにしろ。めんどくさい」

眠りを邪魔され切れている有里。

「お前、我に協力する」
「どうでもいい」

さっさ、と有里は自分の部屋に戻る。

「あ、あれはなんにゃ?」
「多分、死神です。それも幹部クラスの」
「なんでそんなのがここにいるにゃ!?」
「あれ?見てないんですか?眷属ですよ。一誠様の」

猫耳は驚いた顔をした。

「あいつ、そんなに強いのかにゃ?」
「ヴァーリ様より強い、前にも言いませんでしたっけ?」
「にゃはは、忘れてたにゃ」

リインフォースはこの隙に一誠の部屋に入り、同じ布団で寝る。

「一誠、暖かいな」

リインフォースは一誠の胸に顔をつけて、眠る。 
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