ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
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遂に見つけた犯人
前書き
前回の続きです。
「あーーーーーーーーーーーーー!!」
御坂は指を目の前に居る二人組に向け大声で叫ぶ。
その声を聞いたその二人組は何事だ?
そんな感じに後ろを振り向き現状確認、そして御坂は言う。
「あんたね、私の漫画を買い占めたのは!!」
「?」
二人組は?
状態、確かに行き成りそんな事を言われてもどういう反応をすればいいのかは分からないのだろう。
だが、今の御坂にはそんな事は関係ない。
「それよそれ!」
御坂は電撃を迸りながら二人組の片方に歩き始める。
そして再び指を指し更に大きな声を出す。
「その漫画よ!」
「こ、これ?」
二人組の片方は紙袋から1冊の漫画を取り出し見せつけながら言う。
「アンタは他の人の事を考えた事ある?!」
「え、これ、どういう状況?」
御坂は許せなかった、皆が気になっている最終回の漫画を買い占め独占
続きが気になっている人にどれだけの苦しみと絶望を味わうのか
「とにかくそれを渡せ!」
御坂は腕を前に出し男が持っている漫画を取り上げようとするが、
「バ!」
男は腕を天高く上げ届かない。そして言う。
「あのなー、これは全部、俺が買ったんだ。それを取り上げようとするなんて根性有るじゃねぇの?」
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