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東方夢想録

作者:茅島裕
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博麗神社 編
博麗霊夢ルート
  第21話 祭り前の息抜き

明日と明後日、2日にかけての祭りがある。オレはその為に今日まで力仕事をがんばったと言える
そんな訳で今からちょっとした祭り前の息抜きをするそうだ
霊夢が言うには美味しい物食べて明日ガンバろうと言う息抜きになったのだが、オレにとってそれは息抜きではない…
だって、その美味しい物は誰が作るんだ?オレだろう

「はぁ…」

さて、戦場(だいどころ)へ行くとしよう


そのころ(リビング)


霊夢「お腹すいたねぇ~、星花ちゃん」

星花「うん、すいた」

霊夢「幾斗が美味しい物作ってくれるってよ~、やったね!!」

星花「おぉ~♪(やった~♪でも、お兄しゃまかわいそう…)」


そのころ(家の外)


???「ホントがんばりますねぇ~。今も昔も変わりませんねぇ~。カッコいいです!!」


そして(台所)


「えぇ~と…こんなもんかな」

盛り付け中・・・

「うしっ、できた」

今回オレが作ったものはこの通りだ

オムライス
コーンサラダ(自家製ドレッシング)
コンソメスープ

今回は少なめなので(主食が重いから)時間はあまりかからなかった

ってことでリビングへ持って行く

「できt」
と皿を持ちリビングへ行きながら

霊、星「ィィやったーーーーー!!!♪♪」
とバンザイしながら(食いぎみに)

オレの言葉を食いやがって…


そのころ(外)

ぐぅぅぅ…

???「お腹すきました…。僕も食べたいところです。来月からだったらアームロックしてやりたいくらいですよ、ホント」

※ちなみに↑のやつは外の木の幹に乗っている


そして戻って


「さぁ、お食べ」

オレがそう言うと霊夢が何も言わず食いつく

星花「いただきまぁ~す♪」
と手を合わせ

「星花は偉いな、霊夢と違って…うっコワッ」

霊夢はオムライスに食らいつきながら目を尖らしてオレを睨んだ

「霊夢、もっとゆっくり食べなよ」

霊夢「モゴモゴモゴモ…!!ゲホッゲホッ」

「言わんこっちゃない…」

さて、オレも食べるとしよう
我ながら美味しそうだな

パクッ…

うまい、けど何故だろうもっと美味しいオムライスを作って食べた気がする
前の記憶か


前のような料理の腕を欲しいものだ 
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