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ロザリオとバンパイア 時空の狭間で

作者:圭人
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第21話 性質変化と形態変化

あれから5日が経った
あの部屋での日数だと三ヶ月はたっている
いままで基本十二種類の印、体術、手裏剣術、
覚えた忍術は影分身の術、変化の術、変わり身の術、
体術では一転集中型必殺拳、爆砕点穴をおぼえた

今日はなんだろう

いつもの様に先生の部屋へ

「今日からチャクラの性質変化と形態変化の修行にはいる」
「はい!」
「いつもはチャクラを術の発動としてつかうが、これからは
チャクラを物体へと変化させる修行とそれに性質変化を同時
に行うまずは性質変化に学ぶ」
「はい!」

今日からの修行は今までとは少し違うようだ

「性質変化とは五大性質の性質にあたる
図式で説明しよう 五大性質は火、風、雷、土、水の五つだ
そしてこれらは優劣の関係にある 優劣の意味は高校生の
お前でもわかるな?」



「はい。 でも火は水に弱いのはわかりますが 他の、例えば
土が雷に弱い、雷が風に弱いというのはイメージできません」

たしかに水は火を消すから火は水に弱いことは簡単に理解できた
でも他がイメージつかない

「わかった 具体例だと土は水を吸収し泥になる、火に向け風を吹くと
一気に燃え上がる、風に対し雷は当たらない、なぜなら力が分散するからだ
最後にこれをみろ 土遁 重岩城壁」

つくねはミナトがつくった、岩壁をみる

「これに雷をぶつける… 雷遁 雷竜奏」

岩壁が、脆くもくずれさった

「すごい…」

「これで全ての優劣がわかったな では青野のチャクラ性質を調べる」
「どうやるんですか?」
「この紙だ この紙はチャクラを吸い易い木からつくられる
これにチャクラを流せば自分がどの性質か一目瞭然だ 火なら燃え、紙ならシワがはいり、
風なら切れる。 土は崩れ、水なら濡れる ながしてみろ」


渡された紙にチャクラをながしこんだ

するとまずシワが入り、紙が縦に半分に切れて、切れた2枚とも濡れた

「これはッ?!!」
「あの…どうしたんですか?」
先生は目を丸くして驚いていた なぜだかわからなかった
「青野は忍世界では珍しい器だ 千人1人と言われる逸材だ」
「千人に一人?」
なにをいってるんだかわからなかった
「通常一回の試験で変化がみれるのは一つだけだ しかしお前はいきなり自身の
チャクラ性質を一気に3つも引き出せるやつはそういない おまえは俺を超えるかもな…」
「先生をですか?」
正直、実感はできなかった 千人に一人の逸材なんて しかも俺が…
だけど結果はいまこうやって現実にある
先生はお世辞で言ってるんじゃないと理解できた

「おまえのチャクラ性質は雷遁、水遁、風遁、しかもお前は血継限界だ
嵐遁のな」
「血継限界?嵐遁?」
「つまり特殊能力だ 普通は火を助ける風のと、パワーアップさせるものを
もっているのがふつうだが、二つのものを合わせ別の性質に変える者はあまりいない
火に風で強化したらただ火遁だが、水と雷だときみの様に嵐という性質がつくれるんだ
これもまた、珍しい 俺の写輪眼ではコピーできない」

また奇跡みたいだ 先生はおどろいてばかりだ

「先生の性質はなんなんですか?」
「俺か?俺は雷遁、火遁、水遁だ」
「じゃあなんでさっき土がつかえたんですか?それと写輪眼って?」

なんで?もっていない土をつかえたんだ?先生は
「じゃあ説明しよう まず、さっき土ができたのは写輪眼があるからだ
写輪眼は見た術をコピーし己のチャクラ性質に関係なく発動
することができる これは俺の一族だけつかえるものだ
ただお前の嵐遁はコピーできない、つまりあれはおまえ自身の
覚醒だからな 写輪眼も忍術の一種だ」

あいまいだけどなっとくした
これからこの水遁、雷遁、風遁、そして嵐遁の術つくりがはじまる

やっとそれらしくなってきた 
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