| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ロザリオとバンパイア 時空の狭間で

作者:圭人
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第20話 修業開始 チャクラとは?

授業が終わると先生と待ち合わせしているところに直行した

そこは駐輪場

学園から人間界の家が近い生徒や先生の自転車、バイクが止まっている
先生も人間界からバイクで出勤している
たまに交代で学園に泊まることもあるらしいが

「待たせたな 行こうか?」
「はい!」

先生はヘルメットをもって現れた

先生の愛車はHONDA CB1300 Super bold'or
俺はモータースポーツが好きなので大半の車種はしっている
先生によれば車は2台うち1台はレクサス、
バイクは学園に止めてあるのを含め三台所有しているらしく、
内2台は走り屋使用らしい

どんだけカネもってんだッ!!!

俺は先生の後ろに跨り先生の家へ

「ここが先生の家?」
「そうだよ。 最上階だ。最近できたとこなんだ」

そこは実家の隣まちでかなり有名な高級マンション
それも最上階 すごすぎる

「まあ、自分の家だと思ってもかまわないから 」

先生と俺はまず先生の部屋へ向かった
部屋はかなりひろくて教室、一部屋はある
そこに先生が
「制服破れたらだめだから、修行ではこれを着なさい
そしてサンダルと」
「サンダル….ですか?」
「ただのサンダルじゃない 忍サンダルだ
足の甲に鉄板が入ってるから並の蹴りでは怪我はしない」

そのサンダルの他に、ハーフグローブに似た手甲、クナイ、
手裏剣、インナーの鎖帷子があった

俺はそれに着替え、先生も同じ格好した

「修行はこの部屋だ 着いてこい」
言われるがまま入っていった
そこはただの草原地帯で、大きな滝と太い木が一本たっているだけ

だが一つ気になった
先生とまともに戦うレベルに二ヶ月なんてみじかすぎる

「あの、ずっと思ってたんですけど、先生とまともやりあえる為に二ヶ月は無理だと
思うんですけど…」

「それについて説明しよう この部屋と外の空間は全く別次元なんだ
ここに入れば向こうの時間は止まってカウントされないんだ
だからこっちで何日修行してもここに入った時間にもどれる
それと、ここでは年はとれないし、俺たち以外だれもいない
納得したか?」

「はいなんとなく…」

そういうことか
それで二ヶ月と

「よし、いまから初期の修行をはじめる
まずは、チャクラコントロールと忍具だ」
「チャクラ?」
「まずはチャクラだ これは忍術の源になるエネルギーだ
これがないと忍術が発動できない あってもそれだけでは
術は発動しない」

「だから先生は試験したんですね?」
「察しがいいな まずはチャクラコントロールを3時間で覚えてもらう体内のチャクラの流れを取得する
まずは未の印だ この印を結び体内に流れる
チャクラをかんじとれ 感じ方はひとそれぞれだ
やってみろ」

「はい!」

先生がやった同じ印をむすんでみた
まだでもよくわからない

「いいか、感じ方は様々だが、例として、体があつくなる、
鼓動に関係なく血液循環が活発になる、イメージは川を流れる
水流だ」


先生の言われたことをイメージしやってみた

川の流水…


(ほう… 覚えが速いな…)
(なんか血の巡りがよくなったような、マッサージされてないのに、された感じみたいに体もなんか楽に
そしてバンパイアの力じゃなくて、別の力がわいてくるような)

「よし!流れはそこそこできたな
次はチャクラの練り込みだ
流れるチャクラを感じるだけでは術は完成しない
チャクラを練りあげることで術は発動する
やり方はさっきと同じ印だ 体内エネルギーと精神エネルギーつまりさっき経験したことを合わせることで
練り込むという 練りこまれてきたら両手にチャクラが集まるはずだ、やってみろ」

(体内エネルギーはさっき引き出せた力でさっき引き出せた力といま引き出す力を合わせる…)

(さっきより活発に流れ、早くも精神エネルギーを引き出し、練り始めたか…
こいつやっぱり…)

「よし、 では、新聞部のメンバー誰でもいい。体格、声、その人物だけイメージしろ
イメージしたら練りこんだチャクラをそのイメージにあわせろ」

(部活のメンバーの1人、体格、声、イメージ、いまのチャクラをそれに合わす…)


するとつくねに変化が

ボンッ

「目をあけて、木の横に鏡がある みてみろ」

(こいつ…まさかあいつに化けるとは)

「うわぁ〜! 俺の身体がモカさんに?しかも声まで!なんで?」
先生のいわれた通りやってみた 1番最初にイメージしたのはモカさんだった
でも鏡をみたら…
「それは変化の術だ 忍の基本忍術だ」
「変化?」

「敵地に侵入して仲間を偽り、暗殺、情報収集するための忍術、
ただ発動条件はチャクラの他に1度目にし、実際に声を聞いた人物でない
と発動はできない。 しかしまさかモカに変化するとは…
青野… お前… モカに惚れてるな?」

「ちっちがいますよッ!なにいうですかッ!」

「冗談だ すまん だがまあ、これがお前の初忍術だ
おめでとう」

これが忍術… なんか強くなれそうな気がしてきた
これからは俺がみんなを…

「ところで先生…」
「ん?」
「どうやってもどるんですか?」
「教えてほしいか? 」
「はい…お願いします」
「条件がある」
「その格好で明日、登校しろ…」
(できるわけねーよ!モカさんに殺されるー!)

「もったいつけないで教えてください!」
「しゃーねーなー 自分の体をイメージすんだよ 」

そういわれやってみると元にもどった


それから少し休憩を挟み、クナイ、手裏剣の修行、
組手、忍なら体術を修行しこの日は終了した

体術ではボコボコにされたけど、でも先生と出会えてよかった
だって俺の師匠でもあり、たった1人の人間の友達でもあるから 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧