ロザリオとバンパイア 時空の狭間で
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第13話 帰還
俺が修行にでて6年が経った
アルカードの封印はコントロールできて人間界に住まいを持っている
そろそろあの館が懐かしくなり、1度かえることにした
年は19歳
仕事はまあまあやっている
そして今日は久しい場所へかえってきた
「お久しぶりです」
「あなたは…元、殲滅鬼の…」
「ええ。ミナトです。 第二部隊長、いやいまは第一部隊隊長ですね」
腕章をみればわかる
腕章で部隊を整理しついるからだ
「お久しぶりです ミナト隊長、さあ館へ」
「隊長はよしてよ。もう暗部じゃないよ 皆元気してる?」
「はい。今年よりモカ様と美優様が陽海学園に御入学され、亞愛さまは学園で二年生に、刈愛様は
一茶さまの直轄暗部の指揮をとられています」
「皆かわったねー 心愛はまだおてんばさんなのかな?」
「ええ。毎日の様に私らが修行のあいてを アカーシャ様も少し手を焼いておられます」
「ははは♪心愛らしいや」
そうこう話してるうちに館についた
「ではアカーシャ様をお連れしますので、ごゆっくりごくつろぎください」
「そうさせてもらうよ」
しかし懐かしいなあ 六年だもんな
会うのが楽しみだ
「アカーシャ様。 よろしいでしょうか?」
「ええ。どうぞ」
ノックしてはいる暗部の隊長
「今日は懐かしいお客様がお見えです 広間にてお待ちいただいております
どうか面会を」
「懐かしいお客様?すぐいくわ」
暗部の隊長が懐かしいお客様というからだれかしら
御子神さんらかしら?
私はその姿に懐かしさを覚えた
あなは… あなたは…
「お久しぶりです。アカーシャさん」
「ミナトー!」
私はすぐにわかった 髪型はかわってて背が伸びたけど
彼だとすぐにわかった
そして抱きついた
「久しぶりね。 元気にしてた?」
「ええ。修行の方もなんとか無事おわり、2度と悲劇はないでしょう」
「そうよかったわ」
「それで九尾は?」
「クラマね。 クラマはモカと美優と学園に いまはモカのペットのようになってるわ」
「そうですか 元気そうでなりよりです 実はお話しがあり今日は参りました」
「お話し?」
「ええ。」
そのとき、話しを続けようとしたらまた懐かしい声ととも後ろから抱きつかれた
「ミナト兄様ー!」
「心愛!」
「今日かえってきたの?」
「そうだよ 元気そうでよかった」
「これこれ心愛ちゃん」
この声は?
「刈愛?」
「お久しぶりです ミナトくん」
「刈愛も綺麗になって 会えてうれしいよ」
「私も嬉しいです ミナトくんも大分男らしくなって素敵ですよ」
ははっと笑った何よりみなと会えたことが一番うれしい
「おっと大事な話が… モカと美優はいないのですか?
彼女らのまえでも話すことなんですが」
「あら…一足違いで昨日学園に入学準備として2人は亞愛と一緒に学園へ、いまは理事長と一緒です
話とは?」
「はい。 実は学園の教員として働く事になりました
先日、理事長とあるきっかけで知り合いになり、人間ならではの思想を
生徒らに説いてほしいといわれ教員に」
「そうですか でも学園にいけば会えますわ 3人とも喜ぶでしょう」
「ええ 楽しみですね」
「今日はゆっくりしていってくださいね」
「ありがとうございます」
アカーシャの気持ちに甘えたミナトだった
「ミナト兄様!久しぶりに組手をして」
「そうだな久しぶりにやるか。 刈愛もどうだ?」
少し戸惑った表情をみせたがこくっとつぶやき庭へ
「さあ、かかってこい!」
「行くわよ!こーちゃん!」
あの化け化け蝙蝠が飛んできて剣にかわる
鋭い太刀筋がみなとをおそうが隙が大きい攻撃に蹴りを入れる
「きゃあぁー!」
「成長したな心愛、 だがまだ隙だらけだね」
「次は私よ 念のためリミッター外しとくわ」
刈愛はロザリオのピアスを片方外すと手が変化し翼の
刃にかわった
「泣いてないお姉様でも、少しこわい」
ボソッとつぶやく心愛
仕事のときは泣くのでいまより怖いらしい
「じゃあ俺も解放するかな」
指を噛み、血を反対の掌へ塗り印を結ぶ
「口寄せ 妖鬼解放」
とたんミナトのまわりから禍々しい妖気が
髪は少し伸び、爪は鋭利に、牙が生えて、目が他のバンパイアと違う
バンパイア特有の縦の瞳の中に写輪眼がががやく
「これが兄様のバンパイア?」
「すごい…」
「安心しろ 全部は引き出してない 今の刈愛にあわせた。
やろうか」
こくっ頷き刃の翼が襲いかかる
がなんなくかわし蹴りを入れて吹き飛ばす
「ぐっ…! さすがミナトくんだわ」
「耐えたか」
おかしい、手応えがなかった
分析する間もなく翼刃が頭上から襲う
「その翼さえ気をつければ大丈夫だな」
「いつの間に?」
ミナトは一瞬の隙で飛来針を使い刈愛の喉もとにクナイをつきたてた
「さすが刈愛、隙が少ないだが、まだまだだよ」
「負けちゃったわ」
リミッターのピアスを戻すと本来の姿に
ミナトもらまたもどった
「でもまたこうして2人と組手ができてうれしいよ」
ミナトはそういって2人を抱きしめた
2人は顔を紅くしたが、久しぶりの再開の為2人も抱きしめかえした
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