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ロザリオとバンパイア 時空の狭間で

作者:圭人
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第10話 九尾の妖狐とアルカード 決着

首をきられた
痛みは愚か、その無様な姿がみえる

(ざまあねえな…わしを封印し、瞳術を使わずわしを封印したおまえがあんな小娘に)

(クラマ…)

(だが、お前はまだ死なん)
(?)
(ワシのチャクラを使い輪廻転生をしろ)
(ばかなっ そんなことしたらクラマが!)
(案ずるな それしきでワシは死なん! お前のチャクラを預かっていたのを
新しい肉体へ変換するだけでその力にワシのチャクラをつかうのだ)

(しかし…)
(モタモタするなっ モカという娘があぶない!)
(わかった! 輪廻転生!)

モカが危ない!
すぐいく!待ってろ!

術が、完成しみた光景
それは見たことのない化け物 まるで尾のない尾獣じゃないか!

(まるでワシと同じだな)
(ああ、な?)
触手がモカに噛みつき力を吸収している?

くっ!やらせるか!
俺は無我夢中でモカのところへ飛び雷遁で触手のみ爆散する

「モカ!」
モカを抱え母親の元へ

「あなたは?!」
「ミナト?」
「だって私が…」
みな驚いた顔だった

「そんなことは後だ モカを安全な場所へ じきに気がつく
みんなもはなれてろ」

「だけど…」

亞愛は躊躇った なぜ?どうして?
「ここはミナトに!あなたもはやく!」

ミナトだけを残し皆避難した

「いったか… 行くぞ!出てこい九尾!!」

腹の封印式をとく

「まってたぜー!ミナトー!」

アルカードよりは一回り小さいがミナトの体内からあらわれた!

「あれは…?」
「狐?」

ミナトは九尾の頭部に立ち戦場をかける

「触手に気おつけろ! チャクラをすいとられる! 攻撃は爆散しかない!」

「ああ、ならアレだ 行くぜ?ミナト! チャクラを同調させろ!」

「ああ!クラマ!」

突然、見たことのない九本の尾を持つ狐は宙に舞い、口に何かためている


青と赤のエネルギーが集まり、黒色に変化し球体へ変化した とたん

「「尾獣玉!!」」

凄まじい爆発がアルカードをおそった!

「やったか?」
「まだだ!」

確かに命中したが、まだかすかにうごめいている

「なら俺の中に封印する! 八卦封印で!」
「馬鹿はよせ!ワシは?どうなる?」

その言葉に驚いた九尾
確かにワシとミナトはコンビだ しかし

「身体をちっちゃくすれば、人間体へ変化できるだろ?すまないがしばらくそれで我慢しつくれ!」

「辞めろっていってもおまえはやるからな、とめねーよ だが半分ワシのチャクラを渡す
それで奴を封じ込め!」

「サンキューな! じゃあ行くぜ! 八卦封印!」

印を結び術が発動

ミナトのはらから光輝く腕がのびアルカードの身体を掴み
ミナトの中に引きずりこむ

「あれは?」
「まさか、自分の身体に引き込んで封印を?無茶よ!ミナト」

そこへ九尾があらわれた

「大丈夫だ ヤツはワシを封印していた肉体をもつ 必ず成功する」
「だけど…」

しかしみるみるミナトの体内にひきこまれるアルカード

「ぐっ!往生しやがれバケモノ!」

その一言で全て引きずりこんだ

「アルカードが…」
「すごい…」

2人はおどろいた
まさか人間が封じ込めるとは

「ぐっ!ここまで重たいとは…九尾以上だな…」

腹を抑え、膝をつくミナト
それにかけよるアカーシャと亞愛

「ミナト!」

だがミナトの身体に変化が
「髪が銀色に…」
「力が同調してる?」

茶色い髪から、モカと同じ銀髪へ変色した
その変化と同時にミナトは落ち着きはじめる

「ようやくおさまったな…」

立ちあがりそう口にした
だが
「あなた目が…」
「私たちと同じ目に…」

瞳み変化しバンパイアと同じ目に

「そうだろうな… あれはモカの先祖…そうなってもおかしくない」

「身体は大丈夫なの?」
アカーシャが心配そうに話す

「ああ。なんともない。 九尾ありがとうな チャクラがなきゃやばかった」
「ふん!礼には及ばんさ」
とっいって人間に化けた ミナトと変わらない年の男に


「とりあえず全ておわった かえって話しだ」
皆は頷きまだ生きている館へもどっていった
 
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