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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼

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マジックグローブ

 
前書き
前回の続きです。
 

 
「眷獣?」
聞いた事の無い言葉、この世界特有の何かなのか?
俺が見た感じ奴の後ろにいる何かは実体がある様で無い。まるで大蛇の形をしたエネルギーの塊
「その様子だと何も知らないようだね。」
「ああ、初めて見た。」
あれは見た感じ超能力?
ではない、どちらかと言えば魔術、なら変えた方がいいか。
俺はバックから新たに手袋を取り出し、右腕に装着
装着したのはマジックグローブ、魔術に特化した。グローブ、これで様子を見る。
「そうか、なら行こうか!」
バトラーの眷獣が動き出す。蛇の様な動きではない、宙に浮かびますっぐ一直線に飛ぶ。
まるで突進の様な動き、それにして早い
「く、」
俺は右腕を前に出し攻撃に備える。
吸収したばかりの奴だけど試してみるか、
右腕のイマジンシャドウは氷の様な輝きを放ち、唱える。吸収したと言っても何か唱えれなければ発動はしない
「水よ氷となりて、我が身を守る盾となれ!」
大気にある水分を凍らせ触れた物を凍られる。以前戦った魔術師から吸収した魔術、まさかこんな早くに使うとは
突進して来た眷獣は右腕に触れる。そして、発動した。
「イマジンシャドウ!」
眷獣の頭は凍った、そして氷は徐々に侵食し凍る。全体は氷に覆われ氷のオブジェクトに成り代わる。
「面白い能力だね。」
バトラーは何の迷いもなく言う。自分の力を封じられたのに全く動揺していない、極自然体
まだ何か秘策があるのかもしれない。だか、このイマジンシャドウはこの世界でも通用する、それだけで充分だ。
 
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