異世界に転送されました。〜精霊と会話する者〜
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異世界転送
前書き
につばめの異世界の生活が始まります
扉の光がおさまると僕は意識を失った
最後に覚えていた光景は見慣れた住宅地ではなく、蒼い空だった
sideout
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葵side
私が友達と遊んで家に帰って来る途中に少女が倒れていた
「だ、大丈夫?どうしたの?」
心配になって話しかけたけど返事がないしどうしよう
とりあえず、家に運んで親に見てもらおう
「んしょ、結構重いなこの子。」
愚痴を言いながら私は、この子を家まで運んだ
「お母さんいる?ちょっときて〜。」
「はいはい、どうしたの?ってなにこの子どうしたの?」
「道に倒れていたから連れてきた」
「まず、この子を横にしないと。葵、布団のある部屋に行って
寝かせてきて、私は氷水持ってくるから。」
そう言って、私はこの少女を寝室まで運び、寝かせた。
私は、少女を寝かせた後、少女の隣にいた
とっ、とっ、とっ、足音とともにお母さんが来た
「その子、目を覚ました?」
首を振って起きていないことを言う
「そっか、でもなんで倒れてたんだろ?」
うーん、それは私もわからないな?起きたら聞いて見よ。
「ま、起きたら言ってね。倒れたなんて冗談じゃすまないから。」
そう言うとお母さんは自室に戻って行った
でも、本当にどうしたんだろ?それにしても可愛いな〜。
つい、ぷにぷにと、頬をつまんだり、突っついたりしていたら。
「うにぃ、」パシッ、手で払われた
うーん、子供っぽいな〜。
ぷにぷに、ぷにぷに、とつついていると、
突然、何してるの?と言われたので、
私は、謝った。すぐに許してもらえたのでよかった
その後、少女に色々聞かれたので答えた後
あ、そうだ起きたってお母さんに言わないと。
「お母さん呼んでくるから待ってて、」
私はそう言ってお母さんを呼びに行った
つばめside
ぷにぷに、変な感触を頬に覚えながら僕は目を覚ました
ん?あれここは……?ってか、なんで僕は頬をつつかれているんだ?
「えっと何してるの?」と、僕が聴くと、
わっ、と言って、ごめんなさいと謝ってきた
「質問があるんだけどいいかな?」
とりあえず、首肯してくれたので、
「まず、ここはどこ?きみはだれ?」
「へ?ああ、私は葵っていうの。ここは、私の家だよ。」
君が助けてくれたのか。ありがとう
「あなたは?なんていう名前?なんで家の前に倒れてたの?」
「僕は、つばめ。……ん?あれ?なんでっ!?何も覚えてない」
なんで!なんで!!なんで思い出せない?
「え?」
あの子も驚いているけどこっちも驚いているよ〜〜〜!!!
なんでこ「つ…………ん」んなことに!?「つば…ちゃ…」
僕が何をしたんだ!!!「聞いてるの!!?」
「うわっ。な、なに?どうしたの?いきなり。」
「つばめちゃんが記憶がないのはわかったよ。」
「え?いいの?こんな知らない人なのに?」
「いいの!なんかわからないけど、いいの。
いいなら、ちょっと待ってて、お母さん呼んでくるから。」
そう言って、葵ちゃんは、走って行った。
sideout
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葵side
「あー、びっくりしたな。突然目を開けてるんだもん。」
そう不満を口に出しながら、お母さんのところに向かっている
「お母さん、あの子目を覚ましたよ。」
「本当?じゃあ今行くね。」
そう言って私とお母さんは寝室へ向かった
葵sideout
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つばめside
落ち着こう、なぜこうなった?
僕の前には、女性がいてなんでか尋問?
のようなことをされているし、
葵ちゃんは、逃げないように袖をつかんでいる。
なんでこうなった?「聞いてるの?」「は、はい。」
ところでお母さんと呼ばれていたから葵ちゃんのお母さんなんだろうが
その葵ちゃんのお母さんの話を聞いて思った
ここは、日本じゃないと。
だって魔法やらなんか言われてるんだもん。
ってことで尋問?が終わった
「つまり、ここに倒れていたのは記憶がなくなったせいで
彷徨っていたからなのね?」
説明が面倒だったのでこういうことにした。
「よし、分かったわ。行く当てがないなら、私の養子になりなさい。」
はい?養子?僕が?
「僕がいていいんでしょうか?」
「もちろんよ。いいに決まってるし、夫が不満いうようなら、
おはなしするだけだから。」
おはなしの部分だけで二度ほど気温が下がったような気がした
断るのも怖いし、まあ、行く当てもないので、
「すいません。ならせてもらいます。」
「あら、あっさりひいたね。まあいいや。
これからよろしくね。つばめちゃん。」
まあ、ちゃんはいやだが、「よろしくお願いします。」
そう僕が言うと、「あーーー。お母さんずるい
私もよろしくね。つばめちゃん。」
「うん。」
そうして十六夜つばめは、養子となった。
後書き
展開を少し早めました。
感想お待ちしてます。
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