伝説となった狩人達
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
五人目
18 AND LIFE
四話
一人は止めた。
こいつをこれ以上、闇に向かわせないようにな……
だがそれも虚しく…
一人は恨みと憎しみに溺れていったよ。
なあ…
お前らはどうする?
親友と呼べる奴がいたなら。
そして…
そいつが…
いつか道を外した時には……
ああ。
竜人族には友達という概念がない。
種族は全て身内という考えなんだ。
だから…
俺達には…
人間の…友…という考え方がわからなかったんだ。
俺は…
こいつ等の行く末を正直……
最期まで見たかっただけなのかも知れねえなあ…
ページ上へ戻る