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転生者が赤龍帝!?

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原作前
  ライバルと最強の神滅具

今、俺たちがいるのはそう!草原だ!
何をしているかというと・・・

「えいっ」

こぶしを突きだしてくるオーフィス。
それをよける俺。
そう。俺は今、オーフィスと修行をしている。
流石は『無限の龍神』 普通の鎧だけだと勝負にならない。

「イッセーなぜ呪文を唱えない?」

「普通の鎧でもオーフィスと戦えるようになりたいんだ。
それに環境にも影響を与えてしまうしな。」

「イッセーは強くなる。もっと、もっと。」

と微笑んでくれたようだ。オーフィスの微笑むところをみるのは初めてだな。
俺はオーフィスを狙うやつがいたら絶対に守り抜かないといけない。

「そうか。ありがと。期待しててくれ。」

「我、待ってる
んっ?」

「どうした?オーフィス。」

「アルビオンがこっちに向かってきている。」

アルビオン?『白い龍』バニシングドラゴンか・・・
ここで赤白合戦するのか・・・。

『相棒・・・』

ドライグどうした?心配か?

『・・・いや。そういうわけじゃないんだが。』

俺は負けねぇーよ。

「きた。」

オーフィスがそう叫ぶと上空に白い鎧を着ている奴がいた。

体の各所に宝玉らしきものが埋め込まれていて、顔まで鎧で包まれている。
背中の翼は闇夜を切りさき神々しい輝きを発している。
・・・色形は違うが、なんとなく俺の『赤龍帝の鎧』にそっくりだ・・・

「あれが白龍皇か・・・」

すると、白龍皇が俺の正面へ下降してきた。

「はじめまして、俺はヴァ-リ・ルシファー。白龍皇―『白い龍』だ。

「はじめまして、俺は兵藤一誠だ。赤龍帝―『赤い龍』だ。

そこまで言うと、

『なぜオーフィスがそちらにいる?』

とヴァ-リの宝玉から声がする。こいつがアルビオンか・・・

「この前、出会って一緒に旅をしてるんだ。」

『それで白いの何の用だ?』

『それはヴァ-リに聞け。赤いの。』

聞いてやるか。
目的はバトルだろうけどな。

「それで白龍皇さん目的はなんだ?」

「俺と戦え!」

やはりな・・・

「いいだろう。その代り条件がある。」

「なんだ?」

「俺が勝ったら俺と一緒に来い。」

『相棒なぜだ?』

強いやつは仲間にしたいからさ。

「いいだろう。しかし、俺に勝てればの話だ。」

どうやら彼は自信があるようだ。
そして俺たち二人は対峙した。





「では、さっそく。」

『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!!』

赤いオーラを纏いながら赤龍帝の力を具現化させた。

『JET』

先に飛び出したのは・・・そう俺だ。
それを見たヴァ-リも飛び出してくる。

殴りかかるが避けられてしまった。
空中で体制を立て直し、ヴァ-リに飛び出して行き、向こうも向ってきて拳がぶつかり合う。
その瞬間、爆風が起こりヴァ-リを殴りとばした。

『雷竜の咆哮』

ブレスを放つが・・・

『Half Dimension』

この音声でブレスが半減されてしまった。

「ぐぁぁぁあああ」

だが予想以上にダメージを受けたようだ
何だってこれはドラゴンを倒すための魔法だからな。

「なんだこの魔法は?なぜこんなにダメージをくらう?」

不思議に思ったのか俺に訪ねてくる。

「この魔法は竜迎撃用の太古の魔法。滅竜魔法だ。」

「竜迎撃用の魔法だと!?
おもしろい、おもしろすぎる。」

こいつ・・・戦闘狂かよ・・・・
声音が楽しそうだ。

と数分後

立っていたのは俺で倒れているのはヴァ-リだった。

だがまだ立ち上がるヴァ-リ。

「まだまだ俺はやれる。」

といい、ヴァ-リは呪文を唱え始める。

「我、目覚めるは
覇の理に全てを奪われし二天龍なり
無限を妬み、夢幻を想う
我、白き龍の覇道を極め
汝を無垢の極限へと誘おう」

『Juggernaut Drive』

ジャガーノートドライブか・・・
まだまだだな・・・

「いいぞ。ヴァ-リ。
俺たちも見せてやろう。俺たちだけの力を!!!

「我、目覚めるは
覇王の心理を天に掲げし赤龍帝なり
無限の希望と不滅の願いを抱いて覇道を行く
我、紅き龍の覇王と成りて
汝を真紅に光り輝く覇道へ導こう」

『Juggernaut Over Drive!!!!!』

「なんだそれは?」

驚いているようだ。それはそうだよな。覇龍を昇華させたのだからな。

「これは真紅の極覇龍
覇龍の危険性を省き、覇龍より何倍も強い
俺たちだけの形態だ。」

「ヴァ-リ、もう終わらせようぜ。」

「俺もそう思っていたところだ。」

ヴァ-リは魔力を溜め巨大なものにした。
そして放ってきた。

「滅竜奥義 改 聖影竜閃牙」

俺の技がヴァ-リの魔力弾を跳ね返した。

「ぐぁぁぁぁぁぁああああああ」

『相棒、勝ったな。』

ああ、そうだな。
俺はヴァ-リに近づき

「ヴァ-リ、俺と一緒に来ないか?」

「俺も強くなれるか?」

「なれるさ。」

「なら、俺は兵藤一誠、君と共に行こうじゃないか。」

「ああ、よろしくな。
あと、俺のことはイッセーて呼んでくれ。」

「了解だ。」

そうしてヴァ-リがパーティーに加わった。

今日の残り一日は草原でゆっくり過ごした。

ちなみにドライグを現世にだしたら、アルビオンも肉体を作ってほしいということだったので、家に帰ったら作ると約束した。




☆★☆★☆★☆★


翌日



起きてみると霧がかかっていた。
これは普通の霧とは何かが違うような感じがする。
なんだか生ぬるい感触が・・・

・・・なんだ、今の・・・?

周囲を見渡してみるが
俺、ヴァ-リ、オーフィスの全員同じところにいておかしいところはないが・・・
ヴァ-リも感じたようで訝しく思っているようだ。

「ヴァ-リこれは何かわかるか?」

「いや、わからない。」

ヴァ-リも分からないか・・・

「これは『絶霧』という神滅具の能力だよ。

と知らないやつの声がした。

「だれだ?」

すると、男女数人の集団が現れた。
先頭には学生服の上に漢服を羽織っている男がいた。
こいつが頭ということかな・・・。

「俺は曹操。はじめまして、赤龍帝、白龍皇。
三国志で有名な曹操の子孫ね。一応。」

曹操の子孫ね・・・

「それで何のようだ?」

「オーフィスを返してもらおう?」

「意味が分からん。なぜだ?」

「オーフィスは俺たちの禍の団のトップなのでね。」

禍の団ってなんだ?聞いたことないぞ。ヴァ-リの方に顔を向けるが、やはり分からなさそうだ。

「その禍の団とはなんだ?」

「簡単に言うとテロリストだね。」

「テロリストなんかにオーフィスは渡さねぇーよ。
それでお前たちの目的はなんだ?」

「俺たちの目標は異形の存在に挑戦することだ。」

挑戦か・・・
俺と似ているな。
俺は悪魔のレーティングゲームに出場したいしな。
スカウトしてみるか。

「曹操。お前の目的は分かった。
俺たちと来ないか?
俺の目標は悪魔のレーティングゲームに出場することだ。
異形の存在に挑戦するという意味では同じじゃないか?
どうだ?」

「なら俺たちに君たちが勝てたらいいよ。」

といい曹操は槍を出現させた。

ドライグ、あれも神器か?

『あれは最強の神滅具の黄昏の聖槍だ。
神をも貫く絶対の槍と言われている。
神滅具の代名詞となった神器だ。』

赤龍帝より上位の神器ということか・・・。
ますます仲間にしたいな。

すると、他の奴らも神器を出した。
ドライグ曰く

『魔獣創造、絶霧、龍の手、巨人の悪戯、聖剣創造。』

があるらしい。ってほかにも神滅具があるのかよ!
それに龍の手の神器を持っている奴は魔帝剣グラムを
眼鏡をかけている奴は聖王剣コールブランドを持っている。

それを見た俺たちも神器を発動させた。

「ヴァーリ、準備できたか?」

「ああ。」

「「禁手」」

『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!!』
『Vanishing Dragon Balance Breaker!!!!!』

俺たちは龍のの力を具現化させた。

「ははは、二天龍が横に並んでいる姿を見れるとはね。
今回は闘わないのかい?」

「赤白の決着はついたさ。
やろうぜ曹操。
ヴァ-リ、俺は頭をやるから残りの奴はよろしく。」

「了解だ。楽しめそうだ。」

戦闘狂め、楽しんできてくれ。

俺とヴァ-リは飛び出して行った。

「火竜の咆哮」

だが、だが聖槍に薙ぎ払われた。
やはり、Boostしないとだめか・・・

聖槍を投げつけてくるが・・・

『BoostBoost』

「氷竜壁」

で、ガードしたためすり傷ひとつつかなかった。

「雷竜方天戟」

雷の槍を投げつけ避けられるが、俺はそれを狙っていたんだ。
避けた瞬間隙ができる。そこにいっぱつでかいのをぶち込む。

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost』

倍加しながら背後に回り込み

「鉄影竜の咆哮」

「くっ」

「曹操、今のお前じゃ勝てないぞどうする?」

「やってみなければわからない。」





☆★☆★☆★☆★






~数十分後~

曹操は倒れて戦闘不可能になった。
ヴァ-リの方は・・・終わったか。

「曹操どうする?
決着はついたぞ。
もう一回聞くぞ。
俺たちのところへ来ないか?
テロリスト集団なんか抜けてよ。
それに俺たちのところへ来たらもっと強くなれるぞ。」

曹操はそれを聞いてから仲間の方へ相談しに行ったようだ。


~数分後~

「わかった。
俺たちはその誘いに乗ろう。よろしく頼む。」

「わかった。よろしくな。」

「改めて自己紹介をする。
俺は兵藤一誠。赤龍帝だ。」

「俺はヴァ-リ・ルシファー。前魔王の孫の子供で白龍皇だ。」

すると、曹操から自己紹介を始めた。

「俺は曹操。曹操の子孫で黄昏の聖槍の所有者だ。」

制服にローブを羽織った魔法使い風の青年が話し始めた。

「俺はゲオルク。伝説の悪魔メフィスト・フェレスと契約したゲオルク・ファウスト博士の子孫で絶霧の所有者だ。」

腰に何本も帯剣した白髪の優男が話し始め、それに続いて女性の方も話し始めた。

「俺はジークフリート。英雄シグルドの末裔で、神器「龍の手(トゥワイス・クリティカル)」の所有者だ。」

「私はジャンヌ。ジャンヌ・ダルクの魂を受け継ぐ女性で、神器「聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)」の所有者よ。」

巨体な男が話し始めた。

「俺はヘラクレス。ヘラクレスの魂を受け継ぐ巨漢で、巨人の悪戯の所有者だぜ。」

小さな男の子が話し始めた。

「僕はレオナルドです。魔獣創造の所有者です。」

紳士的な風体でスーツにメガネという格好をしている人が話し始めた。

「私はアーサー・ペンドラゴンです。聖王剣コールブランド」の所有者です。

最後に魔法使いの衣装に身を包んだ小柄な少女が話し始めた。

「私はルフェイ・ペンドラゴンです。魔法使いです。よろしくお願いします。

あのルフェイって子可愛いな。

「みんなよろしくな。」






この後、半年はみんなで世界中を旅して家へ帰った。

もちろん修行もしたし、ルフェイとの仲も深めれた。←率直にうれしいです。
そして神器所有者は全員禁手に至ることができた。
何故か知らないけど、俺とヴァ-リ以外の全員亜種だったというね・・・。

























 
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