ハイスクールD×D 祖龍神と赤龍帝
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
不死鳥
前書き
お久しぶりデス
神那side
あれからいっそう我が家は賑やかになった
ドーナシークはお父さんと一緒に会社へ行く
実はこの二人、会社内では一二を争う実力者だったということを最近カラワーナから聞いた
次はミッテルトとアーシア
この二人はボク達のクラスへ転入してきた
皆の騒ぎようがそれはもう凄かった・・・・ドライグやミラも呆れるほどに
次にレイナーレとカラワーナ
この二人はお母さんと一緒に家事をしている
二人共、お母さんと同じくらい料理が上手になった
え?最初の頃はどうだったかって?それはもう・・・ミラが綺麗な川を見たそうだ
リインフォースはというと
「では教科書の52ページを開いて下さい」
この言葉を聞いてお分かりだろうか
そう、リインはこの駒王学園の教師として入ってきた
理由を聞いてみたところ
「理由ですか?それは勿論、毎日何時でも主と居る為ですよ」
と言っていた
恥ずかしくて暫く顔を合わせられなかった
それとリインは最強の龍殺しの力を持っていて、近くに居るだけで呪いを掛けちゃうから、ボクがリインの意思で自由に外せて、完全に力を封印する術を掛けた
そうしないと、ボクは大丈夫だけどお兄ちゃんが死んじゃうから・・・・
そんなこんなで毎日楽しい日々を過ごしています
・・・・・・・・・・・・
暫くの時が過ぎた
お兄ちゃんとアーシアさん、ミッテルトは部活に行くようだけど、ボクは少し遅れると言ってリインの手伝いをしにいった
「すみません主・・・わざわざ手伝わせてしまって」
「いいよいいよ・・・リインの役にたつんだったら何でもやるからね!!」
プリントを運びながらそんな話をしていた
<神那!!!獣に何でもするなんて言ったらいけない!!!そういう言葉は私に>
「ミラ、幾ら貴方とて・・・私の邪魔をするのなら」
<・・・・・・・>
「・・・・・・・」
二人の間に無言の威圧が生まれる
「二人共!!!喧嘩はダメだよ!!!」
「<し、しかし主(だ、だが神那)>」
「OHANASHIする?」
後ろに不気味なオーラを出しながら言うと
「<ごめんなさい>」
二人一緒に謝った
うんうん、やっぱり仲が良い方が良いよね
・・・・・・・・・・・・
プリントを運び終わってリインと一緒に部室に行っていると
「ッ!!!主、この気配は」
「うん、お兄ちゃん達以外に・・・これはフェニックスかな?」
「急ぎましょう!!!」
「そうだね!!!」
急いで部室に向かい、ドアを開けて部屋に入ると
ダァン!!!
扉のすぐ横に、お兄ちゃんが飛ばされてきて、苦しんでいた
「・・・・・・」
「フッ、身をわきまえろリアスの兵士・・・お前みたいな奴が赤龍帝の籠手を持っていても宝の持ち腐れだ、下級」
ボクは無言でお兄ちゃんを傷つけ、お兄ちゃんとドライグをバカにした[鳥]を見た
「ッ!!!!フェニックス共!!!今すぐ逃げろ!!!!」
「ん?何だ貴様?・・・だが美しいなお前、俺の所にk」
シュンッ!!
「・・・・・・」
ボクは一瞬で鎧を出し、その[鳥]を一撃で殺そうとして
キィィン!!!!
「グッ!!!」
リインに受け止められた
「な!!!貴様一体いつの間に!!!」
「貴様はそれ以上話すな!!!!」
[鳥]が何か言おうとしたらリインが黙らせた
でもボクは今それどころじゃない
「退いてリイン・・・君は傷つけたくない」
「ダメです主!!!貴女の手が汚れては!!!ここに居る皆が悲しみます!!!」
「なら」
ボクがリインを気絶させてでも、[鳥]を殺そうとしたら
「止めろ神那!!!」
「ッ!!!」
お兄ちゃんがボクを鎧越しだけど抱き締めてくれた
その瞬間、鎧は解除されて大人モードのままお兄ちゃんに抱き締められる
「神那・・・ありがとな、俺の為に怒ってくれて」
「で、でもアイツ」
「いいんだよアイツなんか・・・アイツにやられたのは俺の力不足のせいだからな」
「うん、分かった」
「じゃあ帰るか神那」
そう言って、ボクに笑顔を向けるお兄ちゃん
やっぱりボクはお兄ちゃんが大好き!!!
「うん!!!!」
そうして、ボクとお兄ちゃんは先に帰った
残された人たちは、気まずかったそうだ
ページ上へ戻る