ソードアート・オンライン~十一番目のユニークスキル~
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唯一無二の不確定因子
第五話 亜麻色の髪の少年
前書き
小太刀と神聖剣のスキル名募集してます!それと街とダンジョンの名前もあらたに募集します!!
「え・・・・・・あ、うん、久しぶりだね。リオン君」
「久しぶりですね。まだ生きていたのですか?」
アスナは理解が追いついてないのか戸惑いながら返してきた。
一方アリサは超毒舌で返してきた。
それにリオンは怒りもせず笑いながら
「おいおい第一声がそれかよ。まあ楽しく元気に生きてるよ」
「そうですか・・・・・・それは残念です。」
とアリスはしらっと言った。
「残念って・・・・・・相変わらず俺には毒舌だな」
リオンは苦笑いをした。とその後ろから「ガラガラガラ」と樽が崩れる音がした。
そこには先ほど蹴り飛ばした長髪の男が立っており、リオンに対してくってかかりにいった。
「き、貴様ぁ! わ、私を栄光ある血盟騎士団の者だと知っての狼藉か!」
「ああ。お前プレイヤーだったんだ。キーキーうるせえからNPCかと思ったよ」
バカにするような口調で返答し、クラディールの怒りが増長される。
再度くってかかろうとした瞬間、やっと理解が追いついたのかアスナから声が響いた。
「クラディール!! いい加減にしなさい!」
「い、いえ、しかし・・・・・・」
納得しきれない顔をするクラディールについにアリスが口をはさむ。
「今日の護衛はこれで終わりにしてもう帰りなさい」
「ア、アリス様・・・・・・」
まだ諦めがつかないのか食い下がろうとする。
しかし次の瞬間クラディールだけでなくその場にいる全員の背筋に冷気が走る。
「もう一度だけ言います。帰りなさい」
たった一言だった。しかしそれはいつものアリスからは想像がつかないほどの冷たい声だった。先ほどの俺に対しての冗談とは全くの別物だ。
と、そこにアリスの方の護衛が気を利かせた。
「すみません、アリスさん。すぐ帰りますね」
と言い、動けなくなっているクラディールを引っ張って帰って行った。
◆
「大変だな、お二人さん」
「リオン、あなたが一番の原因ですよ。それにどうせやるなら、簡単に戻って来れないよう、迷宮区にでも蹴り飛ばしてきなさい」
淡々とした表情でサラッと恐ろしいことをいうアリスにリオンは苦笑いをする。
そこへキリトが話しかけてきた。
「そういやリオンはどこいってたんだ?」
「忘れた」
俺は適当に返した。もうすぐ来るはずだから。
「なんでだよ! 意味わかん――」
そのとき、店の扉が開いて、青を基とした格好をした亜麻色の髪の少年が入ってきた。そして俺は今入ってきた少年を指差しながら言った。
「あいつのとこだよ」
後書き
六話目です!少し短いかな?
さてこの亜麻色の髪の少年は誰なんでしょうか!!
(まあ察しがはついてる方が多いとは思いますが(笑))
感想やご指摘など待っています!!
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