Element Magic Trinity
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天馬から妖精達へ
「ジェラール!」
「ジェラールさん!」
「ホントに・・・ジェラールだ・・・」
「エルザも一緒よ」
六魔将軍の1人であるミッドナイトを倒したエルザとジェラールは、そこから少し距離のある場所にいた。
と、そこにウェンディ、シャルル、アラン、ココロがやってくる。
「ウェンディ、アラン、ココロ。無事だったか。よかった」
悠遠の衣を身に纏ったエルザが笑みを浮かべる。
ジェラールは左腕を抑えながら口を開いた。
「君達は・・・!?」
「!?」
「・・・」
「え?」
困惑するように呟かれた言葉にウェンディは小さく目を見開き、アランは俯いて沈黙し、ココロは首を傾げる。
(やっぱり、私達の事・・・)
(僕達の事・・・覚えてないんだ)
(ジェラール・・・)
7年も前の事だから仕方ないといえば仕方ないのだが、やはり恩人として覚えていた人間に忘れられているというのは辛い。
3人はそれぞれに俯き、少なからずショックを受けていた。
「ジェラールは記憶が混乱している・・・私の事も、君達の事も覚えていないらしい」
「オレの知り合い・・・だったのか?」
「え?」
「記憶喪失、って事ですか・・・?」
「そっか、それで・・・」
それを察したエルザが説明し、3人は納得する。
すると、そこにもう1人現れた。
「やっと見つけたぞエルザー!ん?ウェンディ達も一緒か・・・で、コイツ誰だ?」
「アルカ!」
それはエルザを探しに来ていたアルカだった。
楽園の塔事件に関わっていながらジェラールとの面識はないアルカはジェラールを見て首を傾げる。
「君は・・・?」
「オレはアルカンジュ・イレイザー。アルカでいいぞ。んで、お前は?」
「・・・ジェラールだ」
「!」
ザ・社交的な笑みを浮かべたアルカの表情が一気に崩れる。
記憶はないがエルザやミッドナイトが自分が犯した罪の事を語っていた・・・それだけあれば、自分が悪党か善人かなんてすぐに解る事。
崩れた表情に、ジェラールはアルカもまた自分の犯した罪に関わっているのだろうと察する。
(この人も、オレの犯した悪事に巻き込まれたのか・・・)
自然と俯く。
が、アルカが発した言葉はジェラールの予想を遥か斜め上に超えた。
「そかっ、ジェラールか。エルザと行動してるっつー事は連合軍の人間だよな?」
「え?・・・ああ、ニルヴァーナを止めようとは思ってる」
「よーしOKOK!こりゃあ随分と心強い奴がいるなァオイ!」
ポカン、とはまさにこの事だろう。
満面の笑みでそう語るアルカを、ジェラールは不思議そうな表情で見つめる。
―――――が、ここにいるメンバー全員は気づいていない。
(・・・ジェラール、ねぇ。あの大悪党が光側にいるたぁなァ。ようやく本番、面白くなってきたじゃねェか)
アルカがジェラールに笑うのは、ただ単に自分の欲を満たせそうだから。
単なる『面白い存在の観察』が彼の日常的第一目標であり、それ以外は仕事・家事などの全てが『やってもいいし、やらなくてもいい』事。
彼はただ単に、悪党善人関係なく『ジェラール』という男に興味があるだけだ。
「もしかしてアンタ、ニルヴァーナの止め方まで忘れてんじゃないでしょうね!」
シャルルが必死に叫ぶ。
狙われているのは自分達のギルド、化猫の宿なのだから。
「もはや自律崩壊魔法陣も効かない。これ以上打つ手がないんだ、すまない」
が、ジェラールから放たれた言葉は絶望的だった。
連合軍メンバーの中で5本の指に入る実力者が全員で自身最強の魔法を放ったとしても壊れないし止まらないであろうニルヴァーナ。
自律崩壊魔法陣も効かないとなると、それ以上の手が連合軍側にあるのか?
「そんな・・・」
「ウソだ・・・」
「どうして・・・どうして化猫の宿が!」
「それじゃ私達のギルドはどうなるのよ!もう・・・すぐそこにあるのよ!」
その言葉にウェンディとアランは俯いて体を震わせ、ココロは叫び、シャルルが目を吊り上げる。
すると―――――――
「!」
ゴゴゴゴ・・・と地鳴りの音が響き始めた。
「何だ?」
突然の地鳴りの音に周囲を見回す。
その音が発せられる先。
そこには、巨大な砲台があった。
――――今にもニルヴァーナを発射しようとしている、砲台が。
「マスタ~」
「ひぇ~」
「ここまでだ・・・」
「ううう・・・」
目の前で魔力を集めていくニルヴァーナ。
それを見る化猫の宿メンバーは身を寄せ合い、ローバウルに寄り添う。
メンバー達が弱気な声を上げる中、ただ1人、ローバウルだけは真っ直ぐにニルヴァーナを見つめていた。
「何をうろたえる。これがワシ等の運命。なぶら重き罪の制裁」
「善意よ、滅びるがいいーーーーーーーーー!」
王の間に立つゼロは、狂ったような笑みを浮かべて叫んだ。
「まさか、ニルヴァーナを撃つのか!?」
「オイオイマジかよ!」
エルザとアルカが叫ぶ。
「やめてぇーーー!」
「みんなぁーーー!」
「やめろぉーーー!」
ウェンディ、ココロ、アランの悲痛すぎる叫びが響く。
だが、その叫びだけで時が止まる訳ではなく――――――
―――――――無情にも、巨大な光線、ニルヴァーナは発射された。
その光線は真っ直ぐに猫型のテントのギルドへと向かい――――――
「何!?」
「外れた!?」
その左耳を、黒く染めた。
外れた光線は耳を黒く染め、空へと消えていく。
その原因は――――――砲台の真後ろ辺りにあるニルヴァーナの足の1本が上空からの攻撃を受け、ニルヴァーナ全体が大きく仰け反り、砲台が上に逸れたからである。
「きゃっ!」
「くっ!」
「うあっ!」
「うわっ!」
「うおっ」
「何が・・・」
地面が傾いた事により、エルザ達はそれぞれバランスを崩す。
坂のようになった地面を転がっていきそうなウェンディをエルザが、ココロをアルカが掴み、アランは何とか自力で持ちこたえ、ジェラールは地面に倒れ伏す形で堪える。
「メェェーン!」
相変わらずブタの丸焼き状態の一夜は何も出来ず、ゴロゴロと地面を転がった。
「ニルヴァーナの足が・・・!?何事だ!?」
ゼロは攻撃を喰らったニルヴァーナの足に目を向けた。
「あれは・・・」
上空からの攻撃にエルザは空に目を向け、目を見開いた。
その目に映ったのは―――――――
「魔導爆撃艇、天馬!」
討伐作戦が本格的に始動する前、六魔将軍によって活躍する間もなく破壊された、青い天馬が大陸に誇る魔導爆撃艇、クリスティーナだった。
〈聞こえるかい!?誰か・・・無事なら返事をしてくれ!〉
すると、エルザ達全員の頭の中にヒビキの声が響いてきた。
どうやら念話らしい。
「ヒビキか?」
「聞こえてますよ!」
「わぁ!」
「凄い!」
「面白れぇなァオイ!」
それぞれに答える。
〈エルザさん?ウェンディちゃん、アラン君、ココロちゃんも無事なんだね。アルカ君も大丈夫そうだ〉
自分の声に反応があり、ヒビキはとりあえず安心する。
すると、別の声が聞こえてきた。
〈私も一応無事だぞ〉
〈先輩!よかった!〉
〈私とヴィーテルシアも無事よ〉
〈姉御!ヴィーテルシア!〉
それはやはりブタの丸焼き状態の一夜と、やはり冷たい声のティアだった。
何も言わないがヴィーテルシアも無事のようである。
「どうなっている?クリスティーナは確か撃墜されて」
〈壊れた翼をリオン君の魔法で補い・・・シェリーさんの人形撃とレンの空気魔法で浮かしているんだ〉
「こんな大きいもの・・・操った事ありませんわ」
「お・・・重たくなんかねえからな」
クリスティーナに乗ってその機体を浮かせるシェリーとレンは痛みと魔力の消耗で苦痛の声を上げながら、必死にクリスティーナを浮かせていた。
〈さっきの一撃はイヴの雪魔法さ〉
「アンタ達・・・」
〈クリスティーナの本来持ってる魔導弾と融合させたんだよ・・・だけど・・・足の1本すら壊せないや。それに・・・今ので・・・もう・・・魔力が・・・〉
イヴの声が途切れた。
魔力の消費で気を失ったらしい。
「ありがとう、みんな・・・」
「大変な思いしてまで・・・私達のギルドを・・・」
「皆さん、本当に・・・ありがとうございます・・・」
クリスティーナに乗るメンバーが何もしていなかった訳ではない。
翼を補うリオンと浮かせるシェリーはレーサーと戦い、レンとイヴはミッドナイトと戦った。ヒビキはルーシィに『ウラノ・メトリア』の知識を授けた。
魔力も体力もかなり消費しボロボロの状態であるにも拘らず化猫の宿を守ってくれた事に、ウェンディ達は目に涙を浮かべながら感謝の言葉を口にした。
〈聞いての通り、僕達は既に魔力の限界だ。もう船からの攻撃は出来ない〉
すると、ヒビキの言葉を待っていたかのように、クリスティーナがガクンと高度を落とし始める。
「クリスティーナが!」
「落ちちまう!」
「ご・・・ごめんなさい・・・ですわ・・・もう・・・」
「シェリー!」
クリスティーナを浮かせていたシェリーは、魔力の消費によってがくっと膝をついた。
隣にいたレンが駆け寄って腕で支える。
「お前、頑張りすぎだよ」
その言葉に、シェリーの頬が赤く染まった。
〈僕達の事はいい!最後にこれだけ聞いてくれ!時間がかかったけど、ようやく“古文書”の中から見つけたんだ!〉
そして、叫ぶ。
〈ニルヴァーナを止める方法を!〉
そのヒビキの知らせに、念話を聞く全員が目を見開いた。
「本当か!?」
〈ニルヴァーナの足のようなものが8本あるだろう?その足・・・実は大地から魔力を吸収しているパイプのようになっているんだ。その魔力供給を制御する魔水晶が各足の付け根付近にある〉
〈なるほど・・・その8つを破壊する事でニルヴァーナの全機能が停止する、って事ね〉
〈そう。でも1つずつではダメだ!他の魔水晶が破損部分を修復してしまう〉
ヒビキの言葉にティアが呟き、それを再びヒビキが引き継ぐ。
が、1つずつではダメという事はつまり、全てを同時に破壊しろという事になる。
「8つを同時に・・・!?」
「どうやって!?」
〈僕がタイミングを計ってあげたいけど、もう・・・念話が持ちそうにない。くう!〉
「ヒビキさん!」
「ヒビキ!」
イヴとシェリーに続き、リオンとレンも魔力の限界が来たようで、クリスティーナが地面に叩きつけられる。
頭の中にヒビキの痛みを堪えるような声が響く。
〈君達の頭にタイミングをアップロードした。君達なら出来る!信じてるよ〉
すると、念話を聞く全員の頭の上に小さい長方形が浮かんだ。
それは素早く満たされ、それと同時にタイミングを知る。
「20分!?」
〈次のニルヴァーナが装填完了する直前だよ〉
「チャンスは1回っつー事か・・・」
アルカが呟く。
8つの魔水晶を20分以内に破壊する。
次のニルヴァーナが発射されれば、今度こそ化猫の宿は闇に染まる。クリスティーナはもう動けない。
次のチャンスが最初で最後、という訳だ。
〈無駄な事を・・・〉
すると、声が響いた。
連合軍メンバーの声ではない。
「!」
〈誰だ!?〉
〈新手!?〉
「この声・・・」
「ブレインって奴だっ!」
「六魔の司令塔!」
〈僕の念話を“ジャック”したのか!?〉
聞こえてきた声にジェラールが目を見開き、リオンとティアが声を上げ、エルザが呟き、ウェンディとアランが叫び、ヒビキが驚愕で目を見開いた。
〈オレはゼロ。六魔将軍のマスターゼロだ〉
その声の主は、ブレインの裏の人格・・・ゼロだった。
〈六魔将軍のマスターだと!?〉
〈まずは褒めてやろう。まさかブレインと同じ“古文書”を使える者がいたとはな・・・〉
〈なるほど・・・貴様は古文書の中でニルヴァーナの存在を知ったか〉
レンの声がし、ゼロの余裕に満ちた声が響き、ヴィーテルシアが怒りを押し殺したような声を発する。
〈聞くがいい!光の魔導士よ!オレはこれより全てのものを破壊する!〉
ゼロが叫んだ。
そして、連合軍にとっては不幸な知らせを言い放つ。
〈手始めに仲間を4人破壊した。滅竜魔導士に氷の造形魔導士、星霊魔導士に風の元素使い、それと猫もか〉
その言葉に、驚愕が走る。
〈ナツ君達が・・・!?〉
〈あらあら〉
「・・・」
「そんなのウソよ!」
「ナツさん達がお前なんかに負けるはずないっ!」
ゼロの言葉にヒビキが驚愕し、ティアが相変わらず興味なさそうに呟き、エルザが黙りこみ、ウェンディとアランが叫ぶ。
が、ゼロは構わず続けた。
〈テメェ等は魔水晶を同時に破壊するとか言ったなァ?オレは今、その8つの魔水晶のどれか1つの前にいる。ワハハハハ!オレがいる限り同時に破壊する事は不可能だ!〉
高笑いと共にゼロの言葉が消え、ゼロからの念話が途切れる。
〈ゼロとの念話が切れた・・・〉
(ゼロに当たる確率は8分の1。しかもエルザ以外では勝負にならんと見た方がいいか)
ギルドマスターを務めるという事は、他の六魔とは比べ物にならないくらいに強いだろう。
最強の女問題児であるティアもいるが彼女の事を忘れている為、ジェラールはそう分析する。
「待って!」
すると、シャルルが目を見開いて叫んだ。
「8人も・・・いない・・・!?魔水晶を壊せる魔導士が8人もいないわ!」
そう。
今ここにはエルザ、ジェラール、アルカ、ウェンディ、シャルル、アラン、ココロがいる。
人数的には1人欠けてる程度で何の問題もないのだが――――――
「わ・・・私・・・破壊の魔法は使えません・・・ごめんなさい・・・」
「そ、その・・・言いにくいんですが、私もコブラさんと戦うので魔力が・・・」
「僕は魔力も体力も問題ありませんが・・・そんな重要な魔水晶を1人で壊せるかどうか・・・」
攻撃の魔法を使えないウェンディとコブラとの勝負で魔力を消費し、毒によって体力もかなり消耗してしまったココロ、魔力も体力も平気だが攻撃力が低めのアランは魔水晶を壊せないだろう。
そしてシャルルも戦闘系の魔法はない為、ここにいるメンバーではエルザ、ジェラール、アルカの3人しか戦力にならないという事だ。
「こっちは3人だ。他に動ける者はいないのか!?」
「オイ!返事しやがれー!」
エルザとアルカが念話を通して叫ぶ。
すると、すぐに反応があった。
〈私がいるではないか。縛られてるが・・・〉
〈一夜さん!〉
〈これで4人!〉
さらに続くようにソプラノボイスが響く。
〈ヴィーテルシアは飛びすぎてキツいみたいだけど、私は何の問題もないわよ〉
〈姉御!〉
〈これで5人ですね!〉
ブタの丸焼き状態であるが一応動ける一夜とティアが加わり、動けるのはこれで5人となった。
が、それでは足りない。
〈まずい・・・もう・・・僕の魔力が・・・念話が・・・切れ・・・〉
「あと3人だ!誰か返事をしろーーーーー!?」
ヒビキの息が荒くなる。
エルザが叫ぶが、その叫びに返ってくる答えは・・・なかった。
すると―――――
〈グレイ・・・立ち上がれ・・・〉
ゆっくりと、リオンの声が響いた。
〈お前は誇り高きウルの弟子だ。こんな奴等に負けるんじゃない〉
その言葉に対する返事はない。
が、倒れるナツ達に言葉をかけるのは、リオンだけではなかった。
〈私・・・ルーシィなんて大嫌い・・・〉
仰向けに倒れるシェリーが口を開く。
〈ちょっと可愛いからって調子にのっちゃってさ。バカでドジで弱っちいくせに、いつも・・・いつも一生懸命になっちゃってさ・・・〉
その声が震える。
シェリーの目に、涙が浮かんでいた。
〈死んだら嫌いになれませんわ。後味悪いから返事しなさいよ〉
語りかける声。
それは、クリスティーナの外からも発せられる。
「おい、ルー・・・とっとと起きろよ。お前はんなトコで寝れるほど睡眠不足じゃねーだろ・・・」
アルカがルーに語りかける。
若干言ってる事が違う気がするが、それでもいい。
倒れる彼等が起き上がれれば。
「聞こえてんだろルー!グダグダ言わずにとっとと起きやがれよクソがァァァァッ!」
ありったけの怒りと苛立ちと心配する思いを詰め込んで、叫ぶ。
その頬を、怒りと苛立ちと悔しさを詰め込んだ涙が伝った。
「ナツさん・・・」
「オスネコ・・・」
「ナツ・・・」
ウェンディとシャルル、エルザがナツとハッピーの名を呟く。
〈・・・っこのバカナツ!アンタの取り柄って言ったら無駄にバカで頑丈なトコだけでしょうが!こういう時にその頑丈さ発揮しないでどうするのよ!アンタはっ・・・〉
ティアが堰を切ったように叫びだした。
得意の毒舌と、不得意の他人を心配する思いを混ぜ合わせて。
届いていると信じて―――――叫ぶ。
〈私の知ってるナツはっ――――こんなトコで倒れて諦めるようなヤツじゃないっ!〉
それは怒り。
なかなか立ち上がらない事に短気な彼女は苛立ち怒り、その怒りが心配から来るものだとは全く気付かず、ただ思った事を叫んだ。
〈ナツ君・・・〉
意識が朦朧とする中、ヒビキは呟く。
〈僕達の・・・声が・・・〉
ヒビキが語りかけた、その時――――――――――
「聞こえてる!!!!」
苦しそうな複数の息遣いの音。
そして―――――皆の呼びかけに応えるナツの声が、頭に響いた。
後書き
こんにちは、緋色の空です。
ニルヴァーナ編は読者様方がお好きなナツとティアの絡みが少ない!そうだ、ここで語りかけるんだ!よし、原作にはないけどナツへの語りかけをティアに任せよう!って事でこうなりました。
で、ルーだけないと悲しいよな、って事でアルカに。ルーシィが無事だったらルーシィにやらせたかった・・・くそぅ。
感想・批評、お待ちしてます。
私的にはリオンとティアを絡ませたい・・・だが読者様人気はナツだよなぁ・・・。
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