アイドルマスター ~世界を渡る少女~
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過去を振り返り、思い悩むこと
前書き
ちなみにアイドルマスターにおいて“THE”は基本発音しないのは数ヶ月立つまで知らなかったりしました(笑)さてさて、ではどうぞ。
二年前、私は日本の何処かで産まれた何処かのお嬢様でした。何処かと言うのは私は“外”を知らなかったから。私にとって、家と学校、そしてその窓から見える景色が全てだった。学校は幼少の頃から勉学はもちろん、ピアノ等の楽器類、合気道や槍術の護身術。・・・一番恐ろしかったのは当時の私は何も疑うこともなく、それを苦とも思わずにただ毎日を当たり前のように過ごしていた。
「玲奈、次のレッスンよ」
「はい、母さん。その後は家庭教師が来ますよね?」
「ええ。・・・いいかしら、玲奈?あなたはとても優秀な子よ。・・・ちゃんと、頑張りなさい」
「はい。じゃあ行きます」
そんな日が続くなか、中学二年生の夏のある日・・・
「・・・」
私は教室の隅で高校で渡されるであろう教材を呼んでいた。
「おい、神無月?」
「え・・・?」
話し掛けてきたのはがさつなクラスの女子。・・・この学校は、確かにいい学校だけど、親に無理矢理受験させられたりしていて表向きはいい子でもこうやっと雑に過ごす人もいた。
「あの・・・」
「アンタさ、何時も教科書とにらめっこしてて楽しいの?」
女子は目の前の席に座り、私と相向かいになる。
「えと・・・楽しいとかじゃないですけど・・・やっぱり当たり前のことですから」
「勉強が当たり前って・・・あんた、変な考えしてるわねぇ。人間最低限の学力と当たり前な常識を持ってれば生きていけるわよ」
「そうですか?でも、勉強は大事ですよ?」
「よく真顔で言えるわねそんなこと・・・息抜きとかしてないの?ゲームとか漫画とか」
「?・・・ゲーム?まんが?」
「・・・まさか、知らないの」
「はい・・・」
女子の顔がひきつる。
「さすが、送り迎え付きのお嬢様は違うわね・・・あんた、まさか外に出たことないとか言わないよね?」
「ありませんけど・・・」
「・・・あー・・・」
頭を掻いて・・・立ち上がった。
「ちょっとそこの男子ー。そのPSPなにやってんの?」
「うわ、綾香じゃないか。また人からパクる気かー?」
「人聞き悪いこと言うなっての。んー?アイマスやってんの?」
「たまにはいいだろー?つかお前も知ってんだろ」
「まあね。やれるもんなやる主義だし。とにかく貸しなさいよ。どうせアンタは全キャラやったんでしょ?」
「まあね。てーかお前も持ってんじゃん」
「あたしじゃないわよ、神無月にやらせんの」
「は!?神無月さんに!?」
「あの、迷惑でしたら構わないんです。というか何をしようとしてるのか解らないんですけど・・・」
「いいから貸しなさいっての」
「・・・ったく、知らないからな」
女子が私に何かを渡してくる。
「・・・?」
「これがゲームよ。・・・やり方もちゃんと書いたメモ渡すからやってみなさい」
「はぁ・・・わかりました。ところで・・・その、お名前は・・・」
女子がずっこける。
「本当アンタは面白いわね・・・木崎よ。木崎綾香」
「俺は野上透。よろしく神無月さん」
「は、はい!木崎さん、野上さん!」
「綾香でいいわよ。名字で呼ばれるのなんかむずむずするし」
「あ・・・綾香、さん、透さん」
「別に俺まで名前じゃなくても・・・」
「いいだろ、モテないんだから名前くらい呼ばせなよ」
「モテない言うなよ!」
「あたしも玲奈って呼ぶわよ。しっかし変わった友達ができたわね・・・」
「お前が話しかけたんだろうが・・・」
帰ったその日、私は早速ゲーム機をカバンから取り出す。
「・・・」
透さんから借りたPSPを起動する。そこにはタイトルが・・・
「『ジ アイドルマスター』・・・?えっと、確か綾香さんがあらすじを・・・」
しばらくそれを読んで・・・ちなみに綾香さんの字はとても可愛かったのは覚えていた。
「プロデューサー名は透さんになってるから・・・アイドル選択?」
どうやらこのゲームは三つ種類があって、選べるアイドルも違うらしい。・・・といいますかアイドルって何だろう。
「えっと・・・選べるのは『水瀬伊織』『萩原雪歩』『双海亜美』・・・あ、この水瀬伊織さんって人・・・私とそっくりですね・・・」
そんな感じで数時間・・・・・・
「ふわぁ・・・あ!もうこんな時間・・・」
つい時間も忘れてゲームをしていてしまった。そして翌日・・・
「おっす、玲奈」
「おはようございますぅ・・・綾香さん・・・」
「神無月さん、眠そうだね・・・」
「透さん・・・ゲームってあんなに時間を忘れてしまうんですね・・・」
「あはは・・・誰を選んだんだい?」
「水瀬伊織さんという人を選びました」
「あー、だと思ったわ。お嬢様同士だもんね」
「ですけど、少し問題が・・・」
「「問題?」」
「はい、たまに出る単語が分からない時があるんですよ」
「どうせ一般常識な単語でしょ?・・・玲奈、携帯持ってる?」
「あ、はい。ですけど学校じゃ・・・」
「いいのよこれくらいは。・・・と、ほら、あたしと透のメアド入れといたわ」
「え・・・」
「聞きたいことがあったら俺たちに聞きなよ。別にゲームだけじゃなくてさ」
「習い事の気晴らしでもいいからさ、適当にメールでも電話でもいいから」
「・・・はい!あ、あの、透さん!」
「なに?」
「その・・・PSPって幾らくらいするのでしょうか?」
「え?」
「お代はお払いします。何時までもお借りしたままではいけませんし・・・私は外に出たことがないんです・・・」
「ああ、買ってきて欲しいってこと・・・」
「いいんじゃないの?学校一の秀才がゲームに大ハマりなんて・・・しかも染めたのはアンタのゲームだし、ゲーム機くらい買ってきてやったら?」
「事の発端はお前だろ・・・ま、いいや。好きな色とかある?」
「うーん・・・エメラルドみたいな色、あります?なければ緑や黄緑でも・・・」
「了解了解、店で探してみるよ」
「ありがとうございます!」
「アンタ、お小遣いとかあんの?」
「定期的に・・・ですがあまり使わないので・・・」
「羨ましいわねぇ、こっちは常に金欠よ」
「それは綾香が新作ゲームを買い漁るからだろ」
「新作を出す方が悪い」
「あはは・・・」
そんな付き合いが一年続き、三年生。運よくまた三人は同じクラスになれた。・・・ただ、この頃から私は変わったんだと思う。
「おはよう、綾香ちゃん、透くん!」
「よっ、玲奈」
「玲奈、随分元気だな」
「えっへへ、ついに先日、アイマスDSクリアしたんだ~♪」
「へぇ、速いじゃないか。次は2かい?」
「うん!というわけで・・・」
「分かった。ハードを買ってくるよ」
「PS3版で!」
「わかったわかった」
「しっかしアンタも変わったわねぇ」
「変えたのは綾香ちゃんたちだよ!綾香ちゃんが話しかけてくれなかったらずっと隅っこで教科書読んでたと思うし」
「安易に想像つくわ・・・」
「でも、玲奈も凄いよ。まさか自分の部屋にゲーム用の隠し部屋を作るなんて」
「大変だったんだよ?色々と」
メイドや執事にバレそうになってお金を握らせて黙らせたこともある。でも一人だけお金を受け取らないどころか手伝ってくれた執事もいたんだよね・・・名前なんだったかなぁ・・・
「ところで玲奈の進路は?」
「え?○×高校だけど・・・」
「あたし達もそこにいくからさ」
「え!?で、でもそこは・・・」
「俺達はスポーツ推薦受けたんだよ」
「部活やってたっけ?」
二人がずっこけた。
「玲奈ぁ~・・・話したことあるでしょ!?」
「あ、あはは・・・ごめんごめん・・・何部だっけ?」
「俺はサッカー」
「あたしは陸上」
「似合わないね」
「「うるさいな!」」
「あっはは!」
私の最初の友達。私にとって大切な二人。だからこそ“ちゃん”と“くん”をつけて呼ぶ。誰にもそう呼んだことがないから。だから・・・これは大切な・・・
「アンタは特待でしょ?ゲームに夢中になって落ちんじゃないわよ?」
「大丈夫!既に大学生の問題にも手を出してるからね!」
「その頭脳を俺に分けろよ・・・」
「透くんも綾香ちゃんも頭はいい方だよ?」
「次元が違うわよ~・・・ま、なんとかなると思うけど」
「そういや玲奈は平気か?部活はやってなくても習い事にゲームに・・・」
「・・・正直最近面倒なんだよね・・・相変わらず外には出してもらえないし・・・」
反抗期になったのかな。母さんの考え、私の日常に疑惑を感じた。口調や服装、髪型も変えたのも反抗期の一環かな。
そしてそんなある日・・・
「あの、母さん」
「どうしたの?」
「・・・その、私、外に出てみたくて・・・」
「なぜ?」
「見てみたいんです。・・・外の、世界を・・・」
「今は必要ないわ」
「・・・!」
「いずれあなたも外には出るわ。今は自分を研くことに専念しなさい」
「・・・はい・・・っ」
自室に戻り、ベッドに倒れる。
「母さんの・・・頑固もの・・・」
私は口ずさむ。
「母のぬくもり覚えてる?父のおもかげ覚えてる?~♪・・・どっちも覚えてないよ」
母さんは何時も落ち着いて私に対して感情なんて見せないだ。父さんなんて私が小さい時から外国にいて顔なんて覚えてない。
「・・・もう、やだな・・・こんな生活・・・」
アイドルマスターをやり続けて、それを通して常識を知ると・・・欲望が、強くなる。外に行きたい、羽ばたきたい。私はこんな狭い檻の中にいたくない。
「私は・・・ただ、外を歩きたいだけなのに、綾香ちゃんや透くんと一緒に・・・ただ、それだけなのに」
そのまま数ヶ月・・・冬に入って
「玲奈、透!どうだった?」
「へっ、一斉に聞いてみるか」
「うん!じゃあ行くよ。せーの・・・!」
「「「合格!!」」」
三人は揃って合格通知を見せ合う。
「高校でも頑張ろっか!」
「ああ、仲良くやろうぜ」
「あたしはまず留年しないか心配だ・・・」
「綾香ちゃんって意外に心配性だよね」
「んだよー、悪いのー?」
「別にー?」
「塩らしい綾香とか斬新だな」
「るっさいわよ・・・」
それから更に数ヶ月・・・私は自宅で荒れていた。
「ホントに母さんは・・・!!もうっ!!」
何時もより派手にケンカして、しまいには完全に家に監禁されてしまった。携帯も取り上げられてしまったから二人にも連絡が取れない。
「・・・」
隠し部屋に入ってゲームをつける。
『アイドルマスター2!』
しばらくプレイしていて・・・
『プロデューサーさん!おはようございます!』
『『今日も頑張って行きましょう!』』
「・・・いいなぁ」
沢山の人が見てくれて、応援してくれて・・・毎日が忙しそうだけど、楽しそうで・・・
「私も・・・私もこんな風に・・・」
『姉さん・・・』
「え?」
頭の中に直接響くような声。
『ここの姉さんも行きましょう。あの素晴らしいところへ!私が連れていきますから・・・』
「え・・・えぇ・・・!?」
いきなり目の前が歪む。な・・・何が・・・
『大丈夫・・・すぐ慣れますよ・・・』
「きゃ・・・きゃあああぁぁぁ・・・!?」
私の意識はまるでテレビを切ったかのように・・・切断された。
「う、ううん・・・」
ふと目を覚まし・・・見た景色は見覚えのない場所だった。
「あれ・・・私、確か部屋で・・・」
「おお!目が覚めたかね?」
「え・・・?」
いきなり男性が奥から出てきた。新しい執事・・・じゃないよね?」
「あ、あの・・・」
「ん?ああ、すまない。君が路上で倒れていてね。事務所が丁度近かったから運んだのだが・・・」
「・・・それ、世間一般では誘拐と言うのでは・・・」
「ぬぅ・・・ちょっとした親切心だったのだが・・・」
・・・まって?路上で倒れていた?私が?
「ところで、どうしてあんな所で倒れてたのかね?貧血かい?記憶とかはしっかりしてるかね?
「は、はい・・・神無月玲奈です。その・・・えと・・・ここは」
「ん?ここかい?ここは765プロダクションという芸能事務所だよ。私はここの社長を務めている高木順二郎だ」
「・・・はぁ・・・え!?」
765プロ・・・ってアイドルマスターの舞台!?しかも高木社長!?
「ど、どういうこと・・・?夢でも見てるの、私・・・」
「今帰ったわ」
「たっだいま~」
「あら、伊織ちゃんに真美ちゃん。レッスン終わったの?」
「終わったわよ・・・終わったらいきなり真美に引きずられて・・・くたくたよ」
「だっていおりんがプリン買ってあるって言うんだもん!あ、でもでも~亜美が来るまで待ってよっかな~」
「おお!水瀬君、真美君、ご苦労だったね」
「あら、社長じゃない。・・・その子誰よ?新しい候補生?」
「なになに?新しい人!?」
「あ・・・」
目の前にいたのは髪の毛をオールアップにしてオデコが目立つ子と髪を向かって右側でパイナップルみたいな髪型・・・
「み、水瀬伊織さん・・・双海真美さん・・・」
ゲームの登場人物の筈の二人・・・それが、目の前にいた。
「あら?何処かで会ったかしら」
「ん~、お姉ちゃんとは初めて会う気がするけどなぁ」
「え・・・な、なんで・・・まさか・・・え?」
ゲームの世界に来ちゃったってこと・・・?そんな非現実的な!?
「しゃ、社長さん!少し、良いですか?」
「む?ああ、いいとも」
奥の社長室に入り・・・
「あ、あの!実は私・・・」
多分テンパってたからだと思うけど、私は社長に全てを話した。普通なら笑い飛ばされるだろう話も社長は親身に真剣に聞いてくれた。
「・・・と、いう訳で・・・あはは、信用できませんよね・・・」
「・・・君は嘘を言っているのかい?」
「いえ・・・事実です・・・」
「なら信じよう」
「え・・・」
「いやぁ、長く生きてるとこんなこともあるものだね。はっはっは」
「は・・・はぁ・・・」
「社長~!お話終わった~!?」
「わっ・・・」
背後から真美さんが飛び込んできた。
「ねぇねぇ、お姉ちゃん誰なの?」
「え、えっと・・・」
「彼女は私の親戚の子供でね」
「た、高木社長!?」
いきなり何を・・・
「実は彼女はとある事故で記憶があやふやになってしまって・・・それを思い出す為に親戚巡りをしているそうなのだよ」
「あ・・・」
「ついでにアイドルにならないか誘ってみたのだよ。刺激的な毎日になるからいいと思ってねぇ。もちろん彼女の両親にも承諾は得たのだよ」
「よくわかんないけどお姉ちゃんもアイドルになるの?」
・・・社長は、遠回しにここにいるかい?と言ってくれている。気がつけば私は・・・口を開いていた。
「わ、私も・・・アイドルになります!高木社長・・・!」
「うむ。手続きはしておくよ。そうそう、寝泊まりする場所も用意しなくては・・・」
「い、いえ!そこまでお世話になるわけには!事務所にいさせて貰えば・・・」
「ふむ・・・しかしねぇ・・・おおそうだ!なら布団を用意するから事務所で寝泊まりしなさい!」
「あ、でも・・・」
「真美君、彼女はここら辺はあまり知らないみたいだからね。遊びに連れていってみたらどうかね」
「社長、あの・・・!」
「よーし!いおりんも引き連れて遊ぼうよお姉ちゃん!」
「ちょ、ちょっとー!?」
ーーーーそんな訳でーーーー
「どこいこっか?」
「え、えっと・・・」
私は辺りを見渡す。沢山の人、学校とは違う人の波、車の排気音にざわめきが・・・こ、これが外・・・?
「ていうか、遊ぶのはいいけど・・・アンタのこと何て呼べばいいのよ?」
「あ・・・か、神無月玲奈、15才です!」
「そう、玲奈ね。私は水瀬伊織・・・ってそう言えばさっき私たちのこと知ってたわよね?」
「あ、そうだね。まだ真美たちそんなにテレビ出てないのに・・・」
う・・・まさかゲームの登場人物です。なんて言えないし・・・
「た・・・高木社長から聞いてたんですよ。私たちと同世代の女の子が沢山いるって・・・」
「ふうん・・・」
「まいっか!とにかくよろしくね、レナっち!」
「れ、レナっち?」
「うん!玲奈だからレナっち!・・・だめ?」
・・・あの双海真美さんに名付けられた・・・あだ名って奴だよね。
「ううん、嬉しい!ありがとね、真美さん!」
「さんは止めてよ~友達っしょー?」
「え、でも・・・」
「いいからいいから。ね、いおりん?友達だよね?」
「友達と言うよりライバルよ。人数が増えるってことは競争率も上がるのよ?」
「いおりんは難しく考えすぎだよぉ。一人で楽しいことならみんなでやればメッチャ楽しいじゃん!」
・・・ゲームのキャラとか、関係ないってもうこの時の私は思ってたと思う。
「ま、アンタがどうしてもって言うなら特別に名前くらいは呼んでいいわよ?」
「いおりんは素直じゃないですなぁ」
私は・・・外に出て最初のお友達にこう告げた。
「これからよろしくね。・・・伊織“ちゃん”真美“ちゃん”!」
「よろよろ~!じゃあ丁度お昼だし、ハンバーガー食べいこうよ!」
「・・・何でよ、普通にパスタでいいじゃない」
「じゃあじゃあレナっちに聞いてみようよ」
「えっと・・・パスタは知ってるけど、ハンバーガーってなに?」
「知らないの!?よし、じゃあハンバーガーに決まり!いおりん、レナっち、行くよ!」
「ま、真美ちゃん!?」
「ちょっと!引っ張るんじゃないわよーーー!!」
・・・こうして、現在まで来た。
「・・・」
綾香ちゃん・・・透くん・・・元気かなぁ・・・
「玲奈ちゃーん?戸締まりお願いねー?」
「あ、はーい」
最後に小鳥さんが出ていくのを確認してから窓や鍵を閉め、事務所の奥に置かれた布団一式に潜り込む。シャワーは帰りに浴びたし、着替えは・・・朝出せばいいや。・・・じゃあ、お休み・・・明日も楽しい日に・・・なれば、いい・・・な・・・
後書き
さてさて、今回は流れでXbox360版のアイドルマスターを説明しましょう。
玲奈
「あれ?アケマスはいいんですか?」
ある意味基本的なシステムは同じ・・・筈だったです。
玲奈
「曖昧な・・・」
僕当時小学生ですよ?wiki知識や先輩の話を総合しないと・・・さてさて、家庭用アイドルマスターは2007年に発売されました。グラフィックの進化だけでなく、新メインヒロイン“星井美希”を追加し、更に衣装や更なる楽曲と・・・大幅にパワーアップしました。
玲奈
「美希ちゃんはここからなんですね。人によっては美希ちゃんは初期メンバーと勘違いする人もいるかもしれませんね」
変更点は“コミュニケーション”が“営業”に変更され、しかも集めにくいため思い出不足に悩まされるプロデューサーが多数・・・しかも一度行なった営業はそのプレイ中では使用不可能です。レッスンは一番変わったのは表現力レッスン。所謂ビジュアルレッスンだと思います。また、プロデュース期間は一年間に固定。どんな状況であれ一年間でゲームが終了します。ちなみにこのライブの結果やアイドルランクでエンディングがBADやベストになったりノーマルになったりと・・・正直変更点を語るだけでも文字制限を余裕で突破するので、興味がでた方々はwikiなどにどうぞ。
玲奈
「投げやりだね・・・」
僕はきっかけを与えるだけですから。ちなみにアケマス時代、サイトに登録するとリアル携帯にアイドルからメールが来る仕様でしたが、この作品からは大体DLCで購入したらゲーム内でメールが来ます。それとこの作品からの登場なので、美希のシナリオには力が入っています。
玲奈
「と言いますと?」
それはプレイしてみてのお楽しみ・・・もしくはプレイ動画を見るのもいいですね。分かる人には“覚醒美希”とだけ言っておきます(笑)
玲奈
「何ですかその中学二年生が喜びそうな名前は・・・」
CDの発売や声優によるライブも行われ、声優に至ってはリアル765プロなんて言われることも。更には漫画も多数出たり、ヴァイスシュバルツにも出たり・・・とここから更にアイマスが広がって行きます。それでは今回はここまで次回もお楽しみに!
玲奈
「ありがとうございました、先生!ではみなさんさよーならー!」
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