ＳＡＯ　～青の剣士達（学園版）～

今回は前半は女子会ですね
明日奈視点です 

「いいよね.....珪子は使い魔がいて.....」

「うらやましいよね......」

「私の場合はたまたま運がよかっただけです」

珪子ちゃんはフェザーリドラを使い魔にしている
こんなかわいい子が使い魔なんてうらやましすぎる！

「ねえ......使い魔っていったらこんな噂知ってる？」

「噂？」

「そう......激レアで滅多に会えないモンスターを使い魔にしてる人がいるって噂」

「その、モンスターって？」

「聞いた事無い？ライトユニコーンって」

「え！？あの？」

「そう、あの」

ライトユニコーン.....ユニコーンとペガサスのハーフで体は光り輝く白、
しゃべる事ができ、魔法が使える
なかなか会えないため、この世界に１匹しかいないのではとの噂もある

「そんな子持ってたら、ねたまれそうね」

「たしかに......でも自慢できます！」

「でも、使い魔にできるのは基本１匹よね」

「それが、２匹いける場合もあるのよね」

「そうなの？」

「あくまでも噂だけどね。なんでも通常のモンスターが１匹、ボス級のモンスターが１匹、
使い魔にできるらしいのよ」

「ボス級ってどうやって分かるのよ？」

「ほら.....時々いるじゃない......冠詞が名前の前についてる奴」

「ああ！あれがボス級！」

「そう！」

「つまり、私ももう１匹増やせるってことですね！」

「そうゆうこと......よし！」

「里香？」

「ここに使い魔を作ろうの会を結成しようと思います！」

「賛成！」

こうして、使い魔を作ろうの会が出来ました
メンバーは、私、里香、珪子ちゃん、直葉ちゃん、愛羅ちゃん、アリスの計６人
そして、男子も入れる事に......
（和人君、入ってくれるかな？）
少しうきうきです

「まずは、拓人から！」


「拓人！」

「愛羅？」

「突然だけど、使い魔を作ろうの会に入って！」

「それは、愛羅もいるの？」

「うん！」

「じゃあ、入るよ」

さすが、愛羅ちゃん！
彼女パワーは強いようです

拓人君入会！

「次は、ユージオ！」


「ユージオ！」

「アリス？」

「使い魔作ろうの会に入って！」

「いいよ」

「あっけないね......」

「まあ、ユージオはアリスの事好きだから」

「なるほどね......次は、蒼太！」

「難関だね」

ユージオ君入会！


「里香？」

「使い魔作ろうの会に入りなさい！」

「面白そうだな....いいぜ！」

「案外、簡単？」

「ですね......」

「最後は和人！」

「お兄ちゃんは大変かも.....」

蒼太君入会！

「てか、和人いない！」

「こういうときは......」

「屋上ね」

「さすが、分かってますな.....明日奈さん？」

「ふぇ！？」

私は変な声を上げてしまったと同時に顔が熱くなる

「ふふ.....明日奈面白い！」

「里香！」

「ごめ～ん！」

私たちは屋上に向かう
案の定、いました！

「和人！」

「何だよ？」

「使い魔を作ろうの会に入りなさい！」

「はぁ？何それ.....」

「その名の通りよ！」

「俺、パス！めんどい」

「だめ！絶対！」

「どっかのポスターの言葉じゃあるまいし......」

和人君のツッコミを無視し、話を続ける里香

「とにかく入れ！」

「それ、入会条件あるのか？」

「もちろん！」

「何だよ？」

「使い魔がいない事！ちなみに珪子は例外、女子だから」

「なら、俺はその条件に当てはまらないな」

「なぜ？」

「使い魔いるから」

しばらく沈黙があった......

「「「「「「ええ！？」」」」」」

一同絶句！

「和人君、使い魔いるの？」

「一応な」

「うそ......和人が？」

「その言い方......嫌味に聞こえるんだけど？」

「気のせい！」

「絶対気のせいじゃないよな......」

「とにかく、強制入会ね！」

「話が違うんだが.....」

「決定！」

「おい！」

和人君を無視して話を決めた里香
その時、直葉ちゃんが一言

「お兄ちゃんは、私たちといるの嫌？」

「う......そんな訳無いだろ！」

「じゃあ、入って？」

「はぁ.......入ればいいんだろ？入れば.....」

「やった！」

直葉ちゃん強し！
（これで、和人君と一緒に......は！何考えてるの！私！）
どうやら声に出してしまったらしく

「何言ってんだ？明日奈？」

和人君に引かれた私だった......

「なんでもない！」

こうして、メンバーは和人君、拓人君、蒼太君、ユージオ君を加えた計１０人になった

ちなみに、和人君は使い魔の事を教えてくれなかった
本人曰く、「そのうちな」だそうだ
和人君の使い魔が何なのか知りたい私だった