| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

貯蔵能力を持つ赤龍帝

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

赤龍と夜天

今回はリインフォースとの対決だ。
余り気が乗らない。

「守るべき人と闘うって、余り気が乗らないな」
「乗らなくても、本気でやってくれ」

リインフォースは真剣な目で見つめてくる。

「わかったよ。変身」
「変身!!」

二人の姿が換わり仮面ライダーになる。

「さあ、本気で掛かってこい!!」
「ああ、そのつもりだ!!」

リインフォースがダークバイザーにカードを装填する。

『ソードベント』

ウイングランサーを掴み、それで細かく攻撃してくる。

「細かく攻撃するのはいい判断だが、この程度ならすぐに間合いを詰められる」

俺じゃなくてもダメージを覚悟して突進したら詰めれるだろう。

「っく、ならこれだ!!」
『トリックベント』

リインフォースが分身した。

「はっ!!」
「やっ!!」

それを簡単に避ける一誠。

「これでは分身同士が邪魔をして効果が余りない」

多対一で戦うなんて小学生からやって来た俺にすれば簡単に対処できる。

「あまり焦るな、お前に出来ることをやれ」

今のリインフォースは焦っている。俺からはそう見える。

「焦ってなんか、いない!」

むきになってることが証拠だ。

「そうか」

リインフォースはカードをセットする。

『ナスティベント』

ダークウイングが出現して超音波を出してきた。

「っ、そうはいい判断だ」

聴覚を遮断できる奴も一瞬怯む。
その間に攻撃するのがベストだ。

「はっ!!」

超音波の中だからといって肥を出しては駄目だ。

「残念だ」

声でリインフォースの位置を特定しジャンプで攻撃を避ける。
俺は不意をつくのをわかっていたので敢えて聴覚を遮断しなかった。

「っく、ならこれだ!!」
『ファイナルベント』

ダークウイングが出てきてリインフォースの背中にくっつく。
一誠は落ち着いてカードをドラグバイザーにセットする。

『ソードベント』

俺が選んだのはドラグセイバー

「はぁぁぁ!!」

回転してこっちに向かってきた。

「はっ!!」

それをドラグセイバーで流す。
リインフォースは壁に突撃した。

「これもダメか・・・・・」

リインフォースは変身が解けて涙を流していた。

「私は一誠に届かない」

俺の存在を意識してたのか?

「リインフォース、お前会長に言ったこと忘れたのか?」

届かなくても他で補えばいい。

「あ、そうだな、忘れていた!!」

今度はいい目をしている。

「第二ラウンドだ。一誠」
「ああ、来い!!」
「「変身!!」」

再び変身する。
ナイトが少し変わっていた。

「こっちから行くぞ!!」
『ソードベント』

一誠がリインフォースへ向けて走り、急加速で背後に回り斬りかかった。

『ガードベント』

ガキンと剣が弾かれた。
ウイングウォールに魔方陣が重ねられていた。

「そうだ、それでいい」

リインフォースはすぐに飛んで距離を取った。

「次は私からだ!」
『ハンマーベント』

あれ?そんなカードあったっけ?
原作のグラーフアイゼンが黒く染まってました。
ダークアイゼンってとこだな。

「流石の俺もヤバイな」
『ガードベント』

ドラグシールドを手に持ち構える。

「ラケーテンハンマー!」

盾とハンマーが衝突する。
わざと後ろに飛んで威力を逃がす。

「ふうー、今のは危なかった」
「そうか、なら次はこれだ」
『スイングベント』

うん、言うまでもなく黒いレヴァンティンだ。
ダークレヴァンティンだな。

『ストライクベント』

ドラグクローを腕にはめてそのまま間合いを詰める。

「紫電・・・・・」

黒い稲妻が走っている。
原作だと炎なのにな。

「龍頭・・・・・」

こちらは新技で対抗する。
ドラグクローが炎を纏う。

「「突破!!/一閃!!」」

打撃と斬撃がぶつかり衝撃波で両方吹き飛んだ。

「っと、どうする?この辺で止めもいいと思うけど?」
「やるなら、最後までだ」
『ファイナルベント』

リインフォースがカードをセットしダークウイングが後ろについた。

「そうだよな」
『ファイナルベント』

一誠の隣にドラグレッターが表れる。

「スターライトスパイラルブレイカー!!」

スターライトブレイカーの魔方陣へ飛翔斬で突っ込んだ。
スターライトブレイカーに回転が加えられている。

「ライダーキック!!」

ドラゴンライダーキックで対抗する。
だんだんと押されて来た。

「ドライグ!!」
「ドラゴンブレス!!」

ドライグがブレスを放ち一誠に当てる。
威力が増し一誠が押しそして撃ち破る。

「チェーンバインド!」

着地しようとしたところをバインドにより捕縛された。
一瞬で解けるがその一瞬でやられる。
何故なら、

「私の勝ちだ一誠♪」

横でダークバイザーを首に当てられてるからだ。

「あーあ、負けたな」

初めての敗北だがあまり悔しくはなかった。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧