IS-本当の強さとは……
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一話
前書き
書き直してみました。読める物に仕上がっていますか?感想頂けると嬉しいです。
俺の名はホムラ……黒龍神ホムラだ。さて、いきなりだが俺を呼んでいる世界があるようだ。なぜ俺を呼ぶかは知らない。だが行ってみるのもまた一興かな。行こうかエリス。
俺は目の前が真っ白になった。
※ ※ ※
光が収まると俺の故郷と似た場所にいた。
ここが俺を呼ぶ世界か。日本に似ているが、恐らく技術やその他法則やらが違うのだろう。さて、それらは後々考えるとしてまずは路銀を稼がなければな。
以前いた世界でも散々苦労したモノだ。
※ ※ ※
「業火野菜炒めオーダーが入った」
「おうよ!すぐしあげるぜ」
俺は今五反田食堂で働かせて貰っている。きっかけは不良に囲まれていた蘭を助けたことだ。お礼をしたいと言われ、連れてこられた食堂でゲンに事情が張れてしまい住み込みで働かせて貰っている。
「一丁上がり!」
「ああ運ぶとしよう」
俺は野菜炒めを運んだ。そのような作業を繰り返し今日もまた終わる。
※ ※ ※
俺は銀の刺繍が入った漆黒のロングコートを羽織った。
「少し散歩に行ってくる」
まだ、二月だ。外は相当な寒さであろう。
「あんまり遅くなるなよ?」
「わかった」
俺は夜の公園に向かった。
※ ※ ※
冷たい風が気持ちいい。俺はのんびりとベンチに座っていた。が、それは唐突に降ってきた。
「ズドオオオン」
鈍い音をたてて人参の形の物が公園の中央に突き刺さっていた。
「やっほー!君が来訪者君だね?束さんが迎えにきたよ」
テンションが高すぎる。しかし来訪者とは……恐らくは俺に間違えないだろう。
「恐らくその通りだが……。何用だ?」
「君にはIS学園の生徒として入って欲しいんだ!」
「ISか……女性用の兵器だろう。残念ながら俺は男だ。諦めてくれ」
「大丈夫!束さんに不可能はない。乗れるようにできるよ?」
「済まないな。そもそも乗りたくない。自分以外の力に頼りたくないのだよ。俺は俺の考え方に従いたい」
「ふ~ん、自分以外の力に頼りたくないか~。なら一回束さんの作ったISを見てみてよ。人間より余程強いよ。もしISが強かったら乗って?」
俺は純粋な人間ではなのだが、人間なのには違いない。俺より余程強いのだろうか?
「そうか。ならば見せて貰おう」
※ ※ ※
さて、場所が変わって束のラボだ。
「どんなものを見せてくれるのだ?」
「束さんが作った世界初のAIを積んだISの戦闘映像と実物を見せてあげるよ」
その後俺は何種類かの戦闘映像を見せられた。確かに強いだろう。だが勇者と呼ばれるモノよりは弱い。
「どうかな?ISの強さは」
「なかなかの性能だが素手で倒せるな。もっと強いものはいくらでもいる」
「冗談が上手いなぁ~。私の子供達が人間に負けるわけないじゃん」
随分と怖い雰囲気なことで。余程ISが馬鹿にされたくなかったようだ。
「ならば一度模擬戦をしてみようか」
ISの力……推し量らせて貰う。
「死んでも知らないんだよ?」
「機会程度に負ける訳が無いだろう」
俺は戦闘しても問題ない空間へと向かった。
後書き
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