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黒子くんはどうしてもヤンデレにしたくなる…。

作者:蝶々蛾々
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テンション上がらなかった結果の惨状

 
前書き
薄ムラサキがヤンデレ書いてたな~って思って。黒火で。

で、とくにソレとは関係なくただテンションが上がらなくて何書いてもヤンデレにしか
ならなかったというヤツらのひとつです。
ほかのはグシャグシャポイしました。

これで一番マシなヤツ。 

 
「火神君。おはようございます。」

ボクはいつものように火神君に朝のアイサツをしたした。

「あっ…ああ」

火神君はナゼか怯えたように、驚いたようにボクから距離をとろうとしました。
オカシイですね、また驚かせてしまいました。
ちゃんと正面から挨拶シタんですが、見えなかったんでしょうか。
だとしたら、コノ影の薄さもいよいよ困ったものですね。

「火神君、朝早くにお邪魔してすみませんでした。
 …今日も家で大人しくしていてくれますよね?そうですよね。
 ではボクは学校があるので。」

「ま…待てよ、黒子!何でこんなことすんだ!」

「こんなこと、ですか?
 ボクがなにか火神君の気に障るようなことをしましたか?」

「なんで、家から出ちゃいけねーんだよ!
 それにこの鎖も!いつの間にか細工しやがって鍵も外からしか開かねーし!
 窓もはめごろしになってて開かねーし!
 もう二週間だぞ?!先輩たちも心配するだろ?!」

火神君は現状のキケンさが解っていないようですね。
ああ、テレビとか携帯などの情報受発信がデキル手段を奪ったのはボクでしたっけ。

「聞いて下さい、火神君。
 最近、近くで連続殺人があったんです。」

「連続殺人…?犯人が近くにいるかも…ってはなしか?」

「そうです。だから危ないのでここで大人しくしていてください。」

ボクなりの親切、オモイヤリだったんですが、火神君はまた怒り出してしまいました。

「だからって閉じ込めるなんてサイテーだろうが!
 しかもあんな方法で!」

あの時のことをマダ怒っているようですね。
アノ時とは、二週間前のことです。
ボクが火神君に家に居てホシイとお願いしたとき、火神君になぜか拒否されてしまいました。
もちろん、ボクの火神君がソンナコトを言うわけがありませんよね。
つまり、火神君はダレカにボクの言うことを聞くなと脅されているに違いないと、ボクは考えました。
なので、ちょうどポケットに中にアッタ折り畳み式のフルーツナイフを使って誰に言われたのか聞き出す事にしました。
本当なら、コンナ手荒な事はしたくなかったんですが、脅されているならボクが何とかしてあげなくてはいけないし、脅していた人に後悔させてあげなくてはいけませんから。
当然、火神君なら分かってくれると思ったんですけど、やっぱりやりかたが荒かったので怒らせてしまいました。
でもきっと火神君は分かってくれるに違いありません。
いままで火神君はずっとボクのことを一番分かってくれてたんですから。 
 

 
後書き
力尽きた。
ちゃんと書くよ、続き。

次で絶対終わらすもん。
これ以上完結してない話増えてもだし。です。 
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