問題児たちと一緒に人造の邪神も異世界から来るそうですよ?
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0話 プロローグ
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ある山奥の精神病院、僕は気づいたらそこにいた。
ここに来るまでに何をしていたか思い出せない、なぜ精神病院にいるのかも思い出せない。
そして・・・・僕の名前が何なのかも、思い出せない。
最初は普通だった、いや普通ではないかもしれないが安全な生活をしていた。
でもある日、この病院から退院した"牧師"と呼ばれていた人に病院の奥へと連れて行かれた。
何をされるか分からなかったが、開いていた部屋の扉の隙間から見えた歪な影だけで恐怖することくらいは出来た。
病院の奥は病院と言うよりは研究室のような、近代的な物がたくさんあった。
??「あの・・・・牧師さん。・・・・・何をしにいくんですか・・・?」
牧師「君には素質があるんだ、神に捧げる人柱としてね。私たちを見守っててくださる神にはまだこの世界へ降りてくる体がない。だから・・・・」
その後突然僕の意識は飛んでしまった・・・・、だから・・・その後の言葉は何だったのだろう。
次に目を覚ましたら目の前には何かを移しているプロジェクターが置いてあった。
気を失ってからあまり動いていないのだろう、天井の感じが変わっていない。
??「あの・・・すみま・・・・」
言葉を失った。目の前は赤い水溜りがあちらこちらにあり、"牧師"と呼ばれていた彼は僕にまるで祈りを捧げているかのように顔の前で両手を合わせてこちらに跪いていたのだから。
??「ど、どうしたんですかこれは!!!・・・・ど・・・・どうしたらこんなことに・・・」
牧師「ビリーには定着したものの、ビリー本人が使い物にならなくなり、我が主もこの病院からは出れなかった・・・だが、君はビリーとは違った!!君は!君は本当の"宿体"だったのだ!!さぁ、私にあなた様の力をまた見せくれ!!」
何を言ってるのかまったくわからなかった。ビリー?誰のことを言っているんだ、宿体?力?・・・・ついにおかしくなってしまったのかと牧師の肩を掴んでゆすり気が確かか確認しようとした。
だが・・・・視界に入ったのは僕が病院の奥に来るときに見た歪な影によく似た手だった。
その手が牧師の肩を掴み、そして潰して吹き飛ばしていた・・・そのときようやく気づいた・・・
"僕"が人間でなくなったことを。
あの出来事からどれくらい足っただろう。10ヶ月?・・・いや、もう一年はたつか・・・・。
"僕"、いや"俺"はこの病院から抜け出せずにいた。いつでも抜け出せはするが、外の人間に危害があるかもしれないからだ。
この病院にいる人々は大体は狂ってる・・・・拷問の末に怒り狂い体を変形させた肉だるまや、闇医者・・・そして俺を作る際の"失敗作"ビリー。
唯一"精神だけは"正常な俺がいないと、いつ外に出て人を惨殺して回るか分からないからだ。
でも・・・それにしても・・・・
??「暇だなぁ・・・」
大丈夫そうな人に話しかけても、患者を潰して回る肉だるまに怯え声を殺してベットの下に隠れていたりするし・・・・話す相手いないとつまんないな・・・・
??「・・・・ん?こんなとこに手紙なんてあったっけか?あて先は・・・・・・無し、と。まぁちゃんとみれるの俺くらいだからあけてもいいよな。」
それにしてもずーっとこの病院内を散歩している俺が気づかないなんて・・・見落としてたか?
??「んーっと?なになにぃ?『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能【ギフト】を試すことを望むのならば、己の家族を、友人を、財産を、世界のすべてを捨て、我らの《箱庭》に壊れたし』・・・か・・・・この病院でこんな物語の前触れみたいの書ける常人がまだいたんだなぁっ!!?」
俺がその手紙を読み終えた途端、視界が変わり、あたり一面空色の空の上にいた。
後書き
どうも作者です。
どうでしたか?初めての作品なので面白く出来たか不安で胸がはち切れるどころか爆発しそうです。
いい作品が作れるようになるといいなぁ・・・(願望
と、ととというわけで、いい作品を作るにににには感想がが必要でですよねっ!?
感想や批判、アドバイスなどありましたらどんどんください!!
全裸で逆立ちしながら待っています。
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