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ハイスクールX×X

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神様の名前で著作権料を取れたらどれほどの額を取れるのだろう

XANXUSside

「悪魔の飛行は
翼による飛行ではなく
翼から自動で出る浮遊魔法での飛行です
魔法使いの箒は浮遊魔法をかけたものです」

悪魔になったので何が出来るかカテレアに聞いた
成る程、コレが悪魔か…大して変わらんな…

「空は浮遊魔法じゃ駄目だな」

ちょこっと浮いたが感覚がおかしい
強風とか来たら変になってしまう

「まぁ、元から空を飛べるXANXUSに必要無いです」

それもそうだな…さて

「傷の治療は終わったようだな」

俺達が居るのは観戦ルーム
サーゼクス・ルシファー達が居るという事は治ったのか
大方フェニックスの涙を使用したんだろ

「このチョイス
俺達の勝ちだ約束通りアスモデウスとベルゼブブ
真の魔王派の土地は俺達ヴァリアーのものだ
今更ごねるのは禁止だ」

俺はチョイスをする前に書かせた誓約書を出した

「分かってるわよ」

お、意外だな
偽レヴィアタン倒したから勝てないと思ってるのか?

「XANXUS、木場と匙は?
医務室に行ったけど見あたらないんだ?」

……は?
俺は兵藤の発言で固まった
木場と匙は俺が殺したと言うのに
いや、それ以前に知らないっぽい
一応フィールド全体にカメラを設置してる…カメラ?
俺はふと有る事を思い出して秀元を見ると
ヴァリアーリング以外に別のリングをつけていた

「文句言わんといてや
僕はチョイス中止なんて事にしたないから使ってん
この子は弱くてもこの子に宿る赤龍帝は戦いとう無い」

「っで、祐斗と匙は?」

……

「XANXUS様、此処に先程のチョイスの映像が
カモフラージュ系のリングを無効化しています」

タイタンがDVDを持ってきた…そうか

「なら、見せろ」

俺が言うとタイタンはDVDを再生し始めて
最初の方を飛ばして俺が戦っている所を見せた

「…嘘だろ…」「そんな…」「木場…」「…」

アーシア・アルジェントは映像の途中に気絶して
塔城小猫は仙術で二人が居ないと言う事に気付いていたので何も言えなかった

「俺が彼奴等を殺した」

俺は映像ではなく兵藤達を見てそう言った

「よくも、よくも祐斗を!」

リアス・グレモリーは俺の胸ぐらを掴む

「なに言ってんだ?
少なくともお前等は死ぬかもしれないと分かって出てたんだろ?」

「こんなの!
こんなの戦いでも何でもないわ!!
ただの一方的な虐殺じゃない!悪魔!」

「悪魔はお前だろう
それに…奴等が弱かったから悪い」

ブチ

バコォ

リアス・グレモリーは俺を全力で殴った
痛くも痒くもない…!

「カテレア!
今リアス・グレモリーは俺に何をした!!」

この女はとんでもない事をした

「…そうですか!
リアス・グレモリーは
政府独立暗殺部隊・ヴァリアーの長・XANXUSに暴行を加えました!」

俺の意図に気付いたのか咲夜達はカメラ等を用意し始めた

「なにを、なにを言ってるのよ!?」

「リアス・グレモリーは感情に任せ
ヴァリアーの長であるXANXUSに暴行を加えた瞬間!
そして此処にいる方達がオーディン様や帝釈天様が証人!」

ナイス、カスロット

「だから、だからどうしたのよ!」

「分かってないね~
君は偽の魔王派内では公爵と言う地位が有るけど
別の組織からすれば全くの地位も権限も無い純血悪魔
次期頭首とは言え今は頭首でも何でも無いんや」

「意味が分からないわ…」

馬鹿か、此奴は

「はぁ~
下級悪魔が魔王に暴行を加えたと同じ事よ
XANXUSは組織の長 貴女は何もない女、分かる?
さて、サーゼクス・ルシファー…どう責任を取るつもり」

「責任なんて、そんな大袈裟な」

阿呆が

「おやぁ~
ヴァナータは仮にコレがオーディンなら謝って
ヴァリアーならばヴァリアーだから良いと差別するのね」

ふっふっふ、リアス・グレモリー包囲網は出来てるんだよ

「さて、サーゼクス・ルシファー
もう一度聞こう、リアス・グレモリーにどう処罰を与える?
少なくともヴァリアーはまだ敵対も同盟も和平もしていないぞ?」

ヴァリアーメンバーはリングに炎を灯しながら言った
どうする?少なくとも此処でそれ相応の処罰をしなければ消すぞ?

「…リアス・グレモリーを
グレモリー家頭首候補から外し
100年間下級悪魔として過ごさせる…」

100年間か~一生は無理か

「御兄様!?」

「ガキが
政治ってのは下手な事は出来ねえんだよ
そいつの発言一つ一つが大事だ、兵藤のカスに関しては論外だ」

ふと何もしない兵藤が気になってしまったので見ると

「我、目覚めるは覇の理を奪いし」

覇龍の呪文を唱えていた……

「ドカスが!」

感情に任せて動くタイプだからって
神器に宿る龍の力を出す覇龍を使うか!?

ジャララララ

覇龍を食い止めようと動こうとすると
兵藤が鎖で縛り付けられて口にも付けられた為呪文が言えなくなった…

「今回ばかりは礼を言ってやる、助かったギルガメッシュ」

「っふ、貴様に礼を言われる筋合い等無い!」

この部屋に入れる唯一のドアから金髪の男が入ってきた

「久し振りだな、XANXUS!」

つい最近有ったばっかだろう
等と言うと面倒なので此処は別の方に意識を向ける

「此奴は最古の英雄王ギルガメッシュの魂を受け継いだ男
政府が持つ対三大勢力及び人外対策の軍隊の長をやっている男だ
さっき咲夜が言った独立暗殺部隊はヴァリアーも一応入っていると言う意味だ」

「殆どは貴様がした結果だがな」

ふー良かった、コレで返事しなくて良い

「しかし何と哀れな
ブリテンの守護神と言われた蜥蜴が
この様な雑種に憑依するとは世も末だな」

『誰が、蜥蜴だ!』

嘘だろ、赤い龍の声って長谷川さんだったのか!

「おっと、すまなかったヤモリの間違いだったな」

「と言うか世も末だなって
結構前から此奴等が原因で危ない事になっているわよ?」

ぶっちゃけギルガメッシュのお宝が無いと
とんでもない事になっちゃうからな地球は

「また、恐ろしいのが政府には居るの~」

老人振りながらヤバいんじゃねと思っているオーディン

「潔く政府と面談すれば?
北欧神話有名やからオーディンとかの著作権で
人間政府コレだけの金を用意してるらしいで?」

秀元はロスヴァイセに電卓を見せた
なんでロスヴァイセ!?

「え、あ
コレ国家予算以上!?
こんな額をアースガルズに!?」

北欧神話関係は色々な創作物に出てるから
それ相応の著作権料を渡す気らしい

「流通させるからインフレが起こるねん
借金とかを返す為だけの金は用意してんねん
ロスヴァイセちゃんやっけ?
君と同じ名でヴァルキュリー設定の二次創作ものあるから
多分やけど君には自動的にコレぐらいの額が名前を使った時に振り込まれる」

「宝くじの一等と一緒…」

おい、幾らだ
いくらなんだ?
海外の宝くじって日本と当選額が違い過ぎるぞ!
何処の国の一等なんだ!

「まぁ、政府と仲良くしましょう関係になったら、この額を貰えるんやけどな」

「オーディン様
今すぐ政府の方々と面談をしましょう!」

目が¥になってるぞ

「政府との関係は悪く無いわよ?
日本はゲームや漫画が多いから自動的に私の名を使うから
勝手に高天原の財が増えて、人間様々よ」

おぃ、立場逆転してるぞ天照

「馬鹿をいうな
ワシ一人で決めれん
何よりもロキに聞かなければ行かんこともあるしの」

ロキに聞かなければいけない事?
フェンリルの事か?
まぁ、払った代価は安すぎるから害は無い

「さて、全員冥界に戻るぞ
オーディン、帝釈天、ギルガメッシュ
テメー等はこのまま国に帰るか?」

3人とも首を横にふった

「さて、帰るか」

俺は物質転送装置が有る方向に銃を向けて撃つと辺りが眩く照らし出して冥界に戻った


…………………………………………………………………………………………………………………………………

カテレアside

〖今回の報告
偽の魔王派によりアスモデウスとベルゼブブの土地を返せと言われ
チョイスで勝負して勝ったならば返還負けたならば二度と言わないと契約し勝負
勝者はヴァリアーで死者及び負傷者0で無傷の生還
対して偽の魔王派は死者 
匙元士郎 木場祐斗 花戒桃 ベオウルフ バハムート ラドーラ・ブネ 計6名
負傷者 グレイフィア・ルキフグス 
セラフォルー・レヴィアタン改めセラフォルー・シトリー スルト・セカンド 計3名
マグレガー・メイザース 真羅椿姫 計二名はコレからの戦いに望めぬ模様
木場祐斗を殺した事はかなりの事で三大勢力は聖魔剣に関する研究は不可能になった〗

「コレを政府に送信」

チョイスの翌日
正確には15時間後
XANXUSは報告書を書き上げた

「カテレア…良いのか?」

「ええ、私にはヴァリアーが有ります」

〖セラフォルー・レヴィアタンを四大魔王から除名
後続はカテレア・レヴィアタンがするべし
セラフォルー・レヴィアタンはシトリー家の跡をつぐべし〗

恐らくあの老害共が考えた事でしょう
私は世界一の状態で魔王になりたいのです
今更悪魔の王等というちっぽけな器で収まるような女では有りません

「XANXUS…コレで貴方と本当の意味で一緒になれたわ」

パチパチパチ

私はヴァリアー隊服を脱ぎ一糸まぐわぬ姿になりXANXUSに抱き付いた

「あの白い悪魔の駒は特殊な悪魔の駒
何故悪魔が生まれたかを悪魔の原典をギルガメッシュから問い
そして作り上げた、本当の意味で悪魔になる悪魔の駒」

XANXUSは純血悪魔と変わらない
私との間で生まれた女の子は悪魔の翼を右と左両方から出すでしょう
そしてXANXUSと同じく憤怒の炎を持ってるでしょう

「XANXUS
貴方が駒王学園に通い始めた意志は分からないわ
ギルガメッシュのような暇潰しかもしれませんね」

グィ

「他の男の事を言うんじゃねえ」

XANXUSが私をベッドに引っ張った
もぅ、XANXUS…

「何時でも大丈夫で「待ちなさい!!」な!?」

さ、咲夜!?

「XANXUS、私は貴方の物よ
あの白い悪魔の駒が何か聞いているわ
だから、兵士の駒を私にくれないかしら?」



「XANXUS、咲夜に
私と咲夜は貴方の女です」

XANXUSは無言で兵士の駒を投げた

「ふふ、ありがとうXANXUS
今度私の両親に結婚の挨拶にいかないと」

両親…

「そう言えば
XANXUSの両親はいったい」

必死にXANXUSの情報を本名ですら調べたのに一切出て来ませんでした
そういえばXANXUSの血液…誰も知らない地球上に存在しない血液型でした…
まぁ、それがどうしたですね

「一日中私がリードしてあげます」

私はXANXUSに深い深いキスをした 
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