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ソードアート・オンライン『明星の勇者』

作者:ウィング
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運命から来た天才剣士

ザーフィアス解放から遂に1ヶ月ようやく俺達のザーフィアスからの外出禁止がなくなり攻略に励もうとしていたときムラマサからの報告に耳を傾けていた。


カイン「ボス戦にならない?」


ムラマサ「はい、偵察に向かった、プレイヤー達がボスの部屋に突入したのですが…ボスらしきMobは居たようなのですが何かを待ち構えているように待っており攻撃しても不死属性で通らないようなのです」


シリカ「そんな…何か特別な条件があるんでしょうか…」


カイン「…ちょっといってみるか?」


シリカ「そんな!無茶だよ!」


カイン「大丈夫だって報告の通りだったら危険じゃないし…それに俺のレベルは63多少の危険でも大丈夫さ」


シリカ「だめ…っていっても行くよねそれじゃあ、あたしも行くよ」


ムラマサ「親方様私もお供させてもらいます」


カイン「それじゃあちょっと行こうか」


シリカ「うん」


ムラマサ「御意」


ラピード「わん!」


ピナ「キュア!」


そうして俺達の三人+二匹のメンバーで第二五層迷宮区に向かうのであった。



第二五層 迷宮区20階


俺達は難なく迷宮区を突破し遂にボスの部屋の前が見えてきたのだがどうやら先客がいた…ん?あれは…


カイン「キリト!アスナさんじゃないですか!」


キリト「カイン!シリカも!お前らもあの噂聞いて此処に?」


カイン「ああ、偽りか本当かを確かめにな…」


キリト「それじゃあ一緒に行くか」


キリトはボスの部屋の扉を開け俺達は中にへと突入した


カイン「此処は地底洞窟か?」


シリカ「そうみたいだね…っ!あそこ!」


シリカが指差す方向には人サイズの骸骨が何かを待つかのように静かに黙りこくっていた。


カイン「あれが…」


キリト「見たところ…普通なMobだな」


アスナ「うん、いつもみたいに迫力があるわけでもないみたい」


カイン「というかここまで接近したのになにも起きないのも可笑しいな」


キリト「後可笑しいところは…特にないな、それにしてもこの骸骨が、持ってるの二刀流を使ってくるのか?」

カイン「…ん?この剣…」


キリト「もしかしてわかったのか!」


カイン「いや、確証が持てない…正直これで当たってバトルことになったら不味いからみんな下がってくれ」


ムラマサ「わ、わかりもうした」


そうしてみんな後ろに下がり俺は意を決してあの名前を口にした。














カイン「リオン…リオン・マグナスだな?」


俺はこの骸骨がリオンだと思ったのはこいつの右手に持っている剣がシャルティエだからだ。




-誰だ僕の名前を呼んだのは-


カイン達「っ!!」



その瞬間骸骨が光輝き人の姿リオン・マグナスの姿になり目線が合う。


アスナ「もしかしてさっきのが正解?」


キリト「らしいな」


リオン「それで僕になんのようだ?」


カイン「俺達はこの先に行きたいんだ…」


リオン「なるほど、だがそう簡単に通すとでも?」


カイン「…だろうな、それじゃあこれで決めるか?」


そういって俺は剣を引き抜き構える。


リオン「ふっ…面白いならばこい!」


リオンもシャルティエと短剣を構えて魔神剣を放つ。


カイン「くっ!」


リオン「月閃光!!」


カイン「っ!弧月閃!!」


リオンの放つ月閃光に対抗して弧月閃で相殺する。


リオン「空襲牙!」


カイン「双牙斬!」


リオン「くっ!やるなならばこれならどうだ!」


カイン「俺も攻めさせてもらう!」


カイン&リオン「爪竜連牙斬!」


これまた俺とリオンの技が相殺して互いに後ろに下がった。


アスナ「凄い、どっちも互角の勝負…」


キリト「ってそんなことより、俺達も加勢するぞ!」


後ろから加勢しようとこちらに駆け寄ってくるが俺は手を挙げて静止を呼び掛ける。


カイン「悪いけど此処は俺とリオンとの一騎討ちがしたいんだ…悪い下がっててくれないか?」


シリカ「カインくん!?「…わかった俺達はなにもしない」キリトさん!」


キリト「あれは…俺達が横槍をいれちゃいけない…一対一の一騎討ちなんだ…俺達は見守るしかない」


シリカ「…カインくん…」


カイン「はぁ…はぁ…行くぞ!」


リオン「こい!僕も本気でいくぞ!」


先に仕掛けてきたのはリオンだった。


リオン「目障りだ!僕の目の前から…消えてしまえ!散れ!魔神煉獄殺!!」


カイン「ぐわあぁぁぁぁっ!」


シリカ「カインくん!」


リオンの秘奥義である魔神煉獄殺をくらい体力が1割になりかなり危険な状況になる。


カイン「まさか…魔神煉獄殺とはな…いいぜリオンが本気なら…こっちも出し惜しみなしだ!」


そういって俺は闘気を一気に解き放ち俺の体から青いオーラが湧き出てくる。


キリト「な、なんだあれは!?」


カイン「行くぞ!逃れられると思うな!受けてみろ!これが俺の奥義!飛凰天翔斬!!!」


俺もリオンの秘奥義に負けじと秘奥義を放ちリオンはダメージを負って膝をつく、かという俺も肩から疲れきっており息も荒くなっている。


カイン「俺の勝ちだ…はぁ…はぁ…リオン」


リオン「僕の…負けか…ふ…負けたというのに腹が立たん…」


カイン「かなり…死闘だったからか」


リオン「ふ、そうかもな…」


カイン「…逝くのか?」


俺の目にはリオンの体がポリゴン化していっているのがわかった。


リオン「どうやらそのようだ…貴様…名前はなんだ?」


カイン「…カインだ」


リオン「カイン…か、カインお前にこれをくれてやる」


そういってリオンはシャルティエを鞘に入れてこっちに投げ渡す。


リオン「そんな偽物…貴様にくれてやる、僕の相棒はあいつだけだ」


カイン「…そうか…」


リオン「…ではさらばだ…カ…イ…ン……」


そしてリオンの体が完全にポリゴン化して爆散した。


カイン「…さらばだ、リオン・マグナス」


俺は散ったリオンに背を向けてシリカ達の元に歩き始める。


シリカ「カインくん…」


アスナ「やったね」


ムラマサ「リオン・マグナス…素晴らしき御仁でしたな」


カイン「ああ、流石は天才剣士だ」


キリト「それより、お前からあの時オーラが溢れていたがあれはなんなんだ」


…そういえばいってなかったな…



カイン「あれはオーバーリミット、力限界以上に引き出すスキルだ」


ムラマサ「な、なんと!」


キリト「出現方法は?」


カイン「推測だけど俺が持ってる剣技がコンプリートしたら出てきた、後今はオーバーリミットの熟練度は68だ」


キリト「なるほど、まあこれで倒したことだし言ってアクティビティ化しないとな」


カイン「そうだな行こう、そういって俺達は26層へと進むのであった」












作者SIDE


カイン達から離れた場所からカイン達を見ていたプレイヤーがいた。


???「どうやら25層のボスが倒されたみたい」


プレイヤーは通信結晶で誰かと話している


???《ふむ、あのボスは名前を呼ばなければ戦いにならないのだが…そしてそれを知っているのは私だけなのだがな…》


???「だが、明星の勇者は当てたよ」


???《カインくんはデュークが目をつけているからね…相当な持ち主だよ、それに予想外なことが起こるからこそ面白い》


???「そうだね、それじゃあ私は町の方に戻る…それじゃあね」


そういって通信をきると通信結晶が砕け散る。



???「明星の勇者…私たちの邪魔立てをするなら…容赦しない」


そういって右手で銃の形をとって撃つような仕草をし隠蔽を使って街に戻るのであった。




 
 

 
後書き
どうも~ウイングゼロです!


今回25層のボス戦ですが完璧に原作ブレイク!

リオンのファンの方すみません、恐らく短!とかこんなに弱くない!とかいってそうですがご了承ください

それでは次回は…シリカが!シリカが!次回は完全オリジナル!

それでは次回にお会いしましょうさいなら~ 
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