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ソードアート・オンライン『明星の勇者』

作者:ウィング
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ザーフィアスでの日常part2

ザーフィアス城 カインの部屋


あの誤解から数日が経って謹慎が残り1週間となり、俺は今日も朝から報告書の始末に追われていた。


カイン「ん~今になってマルチタスクを会得しててよかった~」


俺は無駄だと思っていた行いが役に立ったことを喜びながら報告書をすべて見終わるが報告書の束から1枚だけ紙が落ち、拾い上げて読み上げたらこれは報告書ではなく依頼書だ、えっと…締め切りは…今日!?


カイン「おいおい、これは不味い!」


既にほとんどの仲間が行動してるから探すにもかなり時間がかかるしそれ以上にこれは24層で手に入るインゴットだだから攻略組相当の人だと困難だろう。


カイン「フルブライトにメールするか!」


俺はまずフルブライトにこのクエストを俺が引き受けるといって俺は直ぐに部屋を出て隣の部屋のシリカの部屋のドアをノックする。


カイン「シリカ!俺だ!マジで一大事だから開けてくれ!」


シリカ「どうしたの?カインくん?」


カイン「シリカ、手っ取り早く省略するとこれを見ろ」


シリカ「えっとこれは…っ!こ、これ今日が締め切りじゃない!」


カイン「だから俺とシリカで取りに行くんだ、行く前にフルブライトの店によるぞ、メールだけじゃ信用してくれないかもしれないし」


シリカ「そ、そうだね、それじゃあ準備するね」


そして準備が整った俺とシリカは相棒のラピードとピナも連れてまずフルブライトの店に行き、説明し名誉団長のユウナに了承を得たら即行で第24層に向かった。




第24層 マケドニア鉱山


カイン「邪魔だぁぁ!」


シリカ「てぇぇぇい!!」


手に入る場所にたどり着いた俺達は行くてを阻む敵を秒殺で倒し着実に目的のインゴット、マテライト鉱石を15個かき集めていた。


現在13個集め次の採取場所で最後だろう。


シリカ「カインくん!前にMobが!」


カイン「ちぃ!俺は…俺は…」


此処で止まれるかぁ!


その瞬間俺の体から闘気が一気に放出し俺は今までより比べ物にならないほどの速度でMobに接近し…


カイン「この技が見切れるか!飛凰天翔斬!!」


俺は飛凰天翔斬を繰り出しMobを一撃で葬る。


シリカ「す、凄いよ!さっきのMobって確か中ボスぐらいの敵だったんだよ」


そうだったの!と驚くのも束の間直ぐにお目当てのものを2つ手に入れると貴重な転移結晶を使い24層の街にもどった。


24層 エピオン中央通り


シリカ「えっと、ここにいるんですよね」


カイン「ああ、プレイヤー名はリズベットだった」


俺はリズベットという依頼人のプレイヤーを探すが…これはどうしたもんか…


アスナ「あれ?カインくんに…シリカちゃん?」


カイン「あ、アスナさん、お久しぶりです」


シリカ「あれ?今日はお一人なんですか?」


アスナ「うん、友達に会いに来たの、えっとこの辺りで待ち合わせてるんだけど」


???「アスナ~こっちこっち」


アスナ「リズ!ごめん待った?」


リズ「全然、待ってないわ、ってそれよりアスナ、そこの二人は誰?」


アスナ「あ、この二人は一緒の攻略組のカインくんとシリカちゃん、えっと、明星の勇者と竜騎士っていえばわかる」


カイン「ど、どうもカインです」


シリカ「シリカです」


リズ「明星の勇者と竜騎士…って!凛々の明星のトップの二人じゃない!ってか!そういえばあたし四日前に依頼出して一切それから音沙汰無いんだけど…どうなってるの?」


カイン「え?ちょっと待って……もしかしてリズベットさん?」


リズ「ええ、そうだけど」


カイン「長らくお待たせしました、これ依頼のマテライト鉱石15個です」


そういってマテライト鉱石を入れた袋を渡す。


リズ「あ、ほんとだ、数も揃ってる…」


カイン「後、依頼金の…105000コルなんですけど…」


リズ「え?ああ、そうだったわ、えっと、これでいいのよね」


カイン「…はい、ありがとうございます、それでは俺達はこれでザーフィアスに戻らないと行けないので」


シリカ「え?今日一日だけ外出大丈夫なんですよ?」


カイン「いや、下手にユウナの機嫌損ねたらなんだし…」


アスナ「ねえ、シリカちゃん、なんなら私達とお茶しない?」


シリカ「え?えっと」


リズ「あ、良いわねそれ、カインちょっとシリカ借りてくわね」


シリカ「え?リズベットさん!?ちょ、あたしはまだ…」


シリカは突然のことで混乱している最中にアスナさんとリズベットさんに連れていかれた、あっ、もちろんピナもついていった。


…どうしたもんかね…



カイン「…ザーフィアスに帰るか」


俺は転移門へと向かった。




ザーフィアス 転移門前


カイン「…ん?」


最前線から戻ってきた俺はこのまま、城に戻ろうとしたが気になるプレイヤー…でいいのかなその姿が目に止まった。


アスナさんやシリカにも退けをとらない美少女なのだな一番気になったのがその髪色…薄い紫色をしていた。


その色で思い出すのは深淵の闇の素顔を見たときに見えたのも薄い紫色の髪だ。


偶然だとは思うがどうも気になる。


気づいたときには既に彼女を追おうと動き出していた。



第18層 エフミドの丘


彼女を追跡すること五時間が経ち、日が沈みそうになっており、それでも俺は彼女に悟られないように追跡を続行していた。


遠くにいる彼女はどうやら戦闘になっているらしく12体のMobに囲まれていた。


カイン「彼女…両手剣を使うのか」


彼女がもつ武器は両手剣であれは普通に売っているような武器であり特に奇妙な仕草なんかもない


宛が外れたかな


カイン「それじゃあ加勢にいきますかね」


彼女と深淵の闇は無関係と結論をだし俺は剣を引き抜いて飛び出した。


カイン「あんた手を貸すぜ」


???「いいの?」


カイン「ああ、さてとさっさと片付けますかね」


???「その戦い僕も加勢していいかな?」


俺は声が聞こえてきた方向に振り向くと、軽装な装備に短剣を装備した同い年ぐらいの少年がやって来た。


カイン「あんたは?」


???「僕はリヒト、よろしく」


カイン「リヒトか…なら逃げるのをおすすめするよここは迷宮区に近いからモンスターも強」


俺が言い切る前に俺の頬の横を何かが通りすぎて後ろのモンスター…バットにあたりバットはポリゴンとなって砕け散った。


カイン「おいおい、かなり小さいバットを遠距離の投剣で一撃で仕留められんのか…」


リヒト「えへへへ、これでも投剣の扱いなら誰にも負ける気はないよ」


カイン「そうみたいだな、それじゃあさっさと片付けよう」



数分後




カイン「よし、これで最後だな、見事な投剣さばきだったな、リヒト…ってもういない…」


彼女を囲んでいたモンスターを全滅させてあたりを見渡すとさきほどまで戦っていたリヒトの姿がなくなっていた。


カイン「颯爽と現れて颯爽と消えやがった、まあいいか、それでそっちは大丈夫か?」


???「う、うん、大丈夫、おかげで助かったわ」


カイン「助けるのは当たり前だって」


???「あ、それじゃあ、あたしもいくね」


カイン「ああ、そういえば名前名乗ってなかったな俺はカイン、あんたの名前は?」


???「ストレアだよ、じゃあね、カイン」


そういってストレアは迷宮区の方へと向かっていった。


カイン「さてと俺も帰りますかね」


俺も目的は達成したのでザーフィアスに帰ることにした。


 
 

 
後書き
どうも~ウイングゼロです!


今回はリズベットにそしてゲームでのオリキャラのストレア、そして投剣使いのリヒトを登場させました。


まあ、かなりつめつめでいきましたが問題はないであろう。

それでは次回からはまた攻略に戻れると思うので…


それでは次回にお会いしましょうさいなら~ 
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