ソードアート・オンライン『明星の勇者』
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
ザーフィアス復興戦
第18層 ザーフィアス中央広場
遂にソーサラーリングを手に入れた俺は手に入れた翌日の誰も起きてない深夜にザーフィアスへと一人で乗り込むはず…だったのだが…
カイン「…本当にみんな付いてくる気か?」
シリカ達「勿論!」
絶賛付けられてシャイコス遺跡攻略メンバー全員がついてきた。
カイン「言っておくがまた、あいつが出てきたらどうするんだ?あの剣の性で俺達手も足も出来なかったのを忘れたか?」
俺は昨日の深淵の闇のことを棚にあげてお引き取り願おうとするが…
ユイ「それはあまりないと思います」
意外にも反論がありしかも反論したのはユイちゃんだった。
ユイ「恐らく、あの深淵の闇はカインさんの攻撃で深手を負いました、ということは直ぐには活動を再開するのは殆どないと予想されます」
…確かめにユイちゃんのことも一理ある
キリト「それに俺はカインが何をしようかを見届けるまでパーティーメンバーなんだぞ、一人で抜け駆けしたら追いかけるに決まってるだろ?」
キリトに正論をぶつけられ他のみんなも考えが同じらしく俺はため息をついた…
カイン(間違いなく、シリカと同じように疑われるかもな…)
俺は自分の正体を晒すのも考えながらザーフィアス城へと向かった。
ザーフィアス城
アイリス「ほんと、誰もいないのね…」
モニカ「その上に声が響くね此処…」
アスナ「カインくん、少し聞いてもいいかしら…」
カイン「な、なんでしょうか、アスナさん」
ザーフィアス城に侵入した俺達は誰もいない長い廊下を歩いて仕掛けの解除できる女神像の元へと向かっているなかアスナさんが不満げな顔で話しかけてきた。
アスナ「このお城に入る通路ってあそこしかなかったの?」
カイン「は、はい…正面は閉まっているので…」
アスナさんが言いたいのはザーフィアス城の抜け道に出てくるネズミのことだろう…1体2体ならまだしもそれが大量に出てくるとあらば、話が変わってくる…というか、シリカとあそこ通ってきたわけだが…よく一人で行けたな。
カイン「ついた此処だ」
そういってひとつ目の場所についた俺達はそこに設置されている女神像をみる。
カイン「見てろよ」
俺は右手の薬指に装備したソーサラーリングを女神像に向けてそして赤いたまが放射されて女神像に当たると女神像が光った。
カイン「よし、これでひとつ目が完了二つ目にいこう」
そういって一つ目を後にし二つ目、三つ目と完了し残すところあと一つとなった。
そんな移動のおり…
ギュルルルル…
カイン「ん?」
誰かの虫の腹がなって発信源を向いてみると…
キキ「……////」
どうやらキキだったらしい
カイン「腹へったのか?…しゃあねえそこ食堂だからそこで腹ごしらえするか」
そういって女神像には向かわずに食堂に入る。
そしてアスナさんとシリカが手料理を振る舞うと言って台所に向かい、俺達は長椅子に座りながら雑談を交わしていた。
フルブライト「ところで大将どうやってこの城に続く道がわかったんてすか?」
カイン「あ、ああ、それはだな…」
シリカ「みなさーんできましたよ~」
そんなときに運良く料理を完成させたシリカとアスナさんが料理が入ってるだろう鍋をもって戻ってきた。
カイン「フルブライト…話は…後でしよう…それを聞いてお前らがどうするかは…個人で任す」
俺は言う決意をして出てきた料理…どうやらシチューのようでかなり美味かったと言っておこう。
そして俺は正体をみんなに打ち明けた…
ユウナはちんぷんかんぷんでわからなかったが他のメンバーは驚愕という表情でこちらを見ている。
そして俺は終わったなと思いギルド解散を宣言しようとしたときにだった。
ムラマサ「例え!親方様が蘇った存在だろうと親方様は親方様です!」
モニカ「そ、そうです!団長は団長です!」
キリト「カイン、お前が何者だろうと、こいつらは付いてくる気らしぜ」
カイン「あ、ああ…な、なんか凛々の明星を解散しようとした俺がバカらしくなってきた…」
アイリス「でも、そんなこと隠してたなんてこれは不義ですよね~」ニコニコ
ユリアン「そうだな、此処はお仕置きだよな~」ニコニコ
フルブライト「あと…隠せてるようで隠せてないカインとシリカの婚約もな~」ニコニコ
カイン「なっ!どうしてそれを!//// 」
モニカ「だって、団長とシリカちゃんがそろそろくっつくのはギンドメンバー全員がわかってることですし」ニコニコ
シリカ「そ、そうなんですか!?////」
シャール「ほんとだよ~それも隠してるみたいだし筆頭とシリカちゃんも不義でしょ」ニコニコ
シリカ「ふぇ!?」
アイリス「ということで、団長と副団長の罰は名誉団長であるユウナちゃんに決めてもらいましょう~」ニコニコ
カイン「ちょっ!ちょっと待て!名誉団長て何!?」
ユウナ「はーい!えっとカインお兄ちゃんとシリカお姉ちゃんには……何をするのかはまだ決めてません!」
その瞬間全員がずっこけたのは言うまでもない。
ザーフィアス城 御剣の階梯
俺達は食事の後に最後の女神像の仕掛けも動かし謁見の間の御剣の階梯に続く道が開き遂にザーフィアスの一番高い柱の頂上付近に出る。
シリカ「え!?此処ってあの高い柱の場所じゃないですか!」
カイン「此処が御剣の階梯だ、恐らく結界魔導器を動かす装置はこの先だ、行くぞ!」
そういって俺達はダッシュで通路を進み、突き当たり…というか行き止まりが見えてきてそこには何かを操作する機械があり俺の考えは間違えではなかったことは証明された。
キリト「カイン、もしかしてあれが!」
カイン「たぶんそうだ、あともう少しだ!」
そうしてあと数メートルというところまで差し掛かったときだった。
「ひゃはははぁっ!見つけたぜ、デュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」
狂乱の戦闘狂がまた俺達に刃をむく。
後書き
どうも~ウイングゼロです!
さてと、今回でカインの正体をユリアンたちにも言いました、そしてユウナがかなりの重役にw w
そして次回はボス戦です!もうボスはみなさんわかりますよね?
それでは次回にお会いしましょうさいなら~
ページ上へ戻る