ハイスクールX×X
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中学校で勉強が分からない奴は卒業の単位の為に嫌々仕方なく来てあげてる
XANXUSside
流石に朱乃の堪忍袋の帯が切れた
まぁ、誰だろうとキレるよな、雑魚しかいないのに
自分達なら勝てると勘違いして上の奴等を呼ばなかったのを
リアス・グレモリーの女王の駒潰しただけでも良い事だ、ヴァリアーの旗持ち係りにしよう
ヴァリアーの旗持ち係りとはその名の通りヴァリアーの象徴である旗を持つ係り
一見人材の無駄遣いと思うのだろうがコレが結構面倒な事だ
ヴァリアーは悪の組織だと俺は思っているし世界に喧嘩売ってるみたいなものだ
故に偉い奴等に威嚇されたりして脅えて倒れたりする可能性がある
常にヴァリアーの象徴を持っていなければいけないし先に準備等をしなくてはいけない
精神的には物凄くキツい仕事で正規のヴァリアー隊員以外で選ばなければならない
今の所黒歌とかがやってるが彼奴指名手配犯だから朱乃とネグレリアを旗持ちにしよう
「何のようだ?」
ネグレリアにオカルト研究部に連れてこられた
リアス・グレモリーが来いと言ったから俺も連れて来たらしい
「朱乃と仲直りしたいの…」
申し訳無さそうな顔をするリアス・グレモリー
一緒の寮に住んでいるからな…
「そんな建て前はいらねえ、本音を言え」
「っ!」
俺の言葉に驚くリアス・グレモリー
気付かないと思ってるのか?
「ドカスの死でカス共達が群れる
その際に曹操に関して幾つか聞く気だろう
曹操と唯一連絡が取れる奴は朱乃しか居ねえ」
「主がドカスだと…」
今日転校してきたゼノヴィアが俺を睨んだ
あんなやろうはドカスで充分だ
「待ちなさい、今曹操って、あの曹操なの!?」
やっぱり気付いたか
と言うよりは気付かない方がおかしいよな
「奴は最強の神滅具・黄昏の聖槍の持ち主で
三国志の巍の覇王・曹操の子孫、DNA鑑定も済ませてある」
「アレが最強の神滅具…神殺しの槍…」
放心状態になるゼノヴィアと何も言えないアーシア・アルジェント
「最強の神滅具を宿した英雄の子孫だなんて
ますます、危険な組織、いったい貴方達は何処の組織に属してるの」
ふむ…あ、そうだ
「お前等カス共が餌になる絶好のチャンスだ
今回の会談で上の奴等に話を付けておいてやる
それまで恐怖に怯えて眠れ」
俺とネグレリアはオカルト研究部から出ようとした
「最後に言っておいてやる
朱乃はもう戻る気はねえ、お前等を嫌った」
★
ズズー
「以上だ」
『「そう言う事ですか
サーゼクスの妹の所にスパイを送り込んで置けば
色々と楽かと思いましたが、朱乃には、いえ、大抵の方には荷が重すぎでしたか」』
パソコンのテレビ電話でカテレアと電話をしている
やっぱアルコバレーノ・ヴェルデのスペックは高いよ
宙に浮くエアバイクとか作れるからな
『「聖書の神は居ないんです
この際ですからヴァリアーを見せ付けましょう」』
「俺は行かねえ」
そう言うと納得したような顔をした
んだよ、諦めたってか?
『「分かりました!
取り敢えず私と曹操とゲオルクと咲夜で宜しいでしょうか?」』
いや、少な過ぎ
「誰を連れていこうが構わねえ
だが、カテレア、正規のヴァリアー隊員は一度だけしか戦うな
その後は防御だけしろ。ゲオルクには絶霧が有るんだ、出来るだろ?」
絶霧使い方によっては神も殺せるからな~
何処からどうみてもそうは思えないんだがな
『「勿論です
それはそうとシャルバとクルゼレイが」』
ベルゼブブとアスモデウスか
ヴァリアーが知られる切っ掛けとなった事件を起こして暫くした後
旧魔王派でカテレア派だった奴等以外がある日突然いなくなった
カテレアは以前からクルゼレイ達が自分達にも力をと言っていたらしい
死ぬ気の炎が使えても結局の所強さは変わらないからな
カテレアだって一応修行して今の立場になったんだからな
十数名の隊員相手じゃ勝てないが1対1の戦いなら隊員倒せるぐらいにな
「奴等の事は忘れろ
力を求めたが馬鹿で何も出来ないカスだ」
『「…それもそうですね」』
カテレアside
珍しくXANXUSからの通信
さては寂しくて私を呼んでいるかと思い気や
朱乃がサーゼクスの妹の女王をやるのは限界だと言った
まぁ、受けた報告の内容を見れば誰だってそう思うでしょう
コカビエル相手なら私達なら簡単に倒せますが無能なサーゼクスの妹
慢心せずにセラフォルーの妹辺りを狙えば確実に仕留めれたのに
出来たら今回の件で死んで欲しいと思ってたが無理だった
後日聖書の神の死についてで和平の会談、今までの私ならふざけるなと
襲撃をかける所ですが今の私は違います。三大勢力を社会的にも物理的にも殺せます
殺さない理由は悪魔は最強でなければいけない
悔しいですがサーゼクスはXANXUS以外で勝てる者は…ハム子ならいけると思いますが
確実にサーゼクスに勝てるのはXANXUSだけ。余計なのはいらなく捨てたのがヴァリアー
ヴァリアーを見せ付ける為に今回の件で関わった曹操とゲオルク以外に
嵐のヴァリアーリングの所有者で停止世界の邪眼の持ち主である十六夜咲夜を同行させる事に
XANXUS?ヴァリアーのボスが特別に顔を出してあげている会談に来るわけありません
一度しかヴァリアー隊員は攻撃してはいけないのも力を見せるため
「XANXUS、待っててください
会談の日から建てた影武者を使って私は仕事を休みます」
マインドコントロールは本当に便利です
ああ、XANXUS、私の処女をお待ちください
その前に朱乃とネグレリアを旗持ち係りに特別昇進させなくては
あの子達はXANXUSがいるからヴァリアーに入りたいと思っている
動機に関しては何も言いませんがヴァリアーに入隊条件を満たしていません
曹操とゲオルクが一番ヴァリアー入隊に近いですが神滅具持ちなので旗持ちには使えません
調度良い機会ですし、サーゼクス、貴方の力が貴方を滅ぼす時が来ました
「ヴァリアーの名の下に世界を征服する」
私はヴァリアー幹部達とXANXUSと撮った懐中時計に刻まれている文字を見て言った
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