| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ソードアート・オンライン『明星の勇者』

作者:ウィング
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

帝都ザーフィアス

第十層 宿屋、カインとシリカの部屋


18層…ザーフィアスに訪れてから2日が過ぎて…現在攻略組は迷宮区に辿り着けずに行き詰まっている。


理由はデイドン砦が魔物の襲撃で閉まっていてみんなは何らかのクエストで開くと踏んでいるが未だにデイドン砦を突破することはできなかった。


そして此処が問題があった、俺達が訪れたザーフィアスは圏外であり街の中にはモンスターが出てきて街として機能していなかった。


現在攻略組はザーフィアスには止まらずに攻略している。


カイン「…やっぱ、確かめるか…」


俺はベッドから起き上がり、隣のベッドで寝ているシリカや仲良く寝ているラピードとピナを起こさないないように宿を出てザーフィアスに向かった。


ザーフィアス転移門前


カイン「…誰もいないな」


俺はザーフィアスにたどり着くとまずは周囲に誰もいないかを確認してから中央広場から貴族街へと走っていく。


ザーフィアス 貴族街


カイン「俺の予想が正しければザーフィアスの結界魔導器(シルトブラスティア)を何とかすれば街として機能するはず」


俺は仮説を誰もいないところで小声で呟きとある邸の庭に足を止める。


カイン「確か…この石像だったような…」


俺は前世の記憶を思いだし石像を筋力を最大限に使いその場を動かすと地下に続く梯子が姿を現す。


カイン「さて行くか…」


そうして俺は梯子で地下に降りていく。



ザーフィアス ザーフィアス城


カイン「うまく入れたな…よし、多分シルトブラスティアの制御盤はザーフィアスの御剣の階梯だろうな…ならまずは謁見の間に行かねえとな」


そういって俺はザーフィアス城の廊下を駆け抜けるが此処であることに気がつく…


カイン「…中には敵はいないみたいだな…」


どうやらザーフィアス城にはモンスターが入っては来ていないことに少し安堵する。


カイン「さてと…謁見の間にはついたな…」


俺は直ぐに玉座の後ろにある御剣の階梯に続く扉の前にたどり着き開けようとしたが全く開くことはなかった。


カイン「やっぱりカラクリ付きか…となると原作通りにソーサラーリングが必要だな」


俺は今日のところは諦めて宿に戻ろうと来た道を戻ろうと足を動かしたとき、その足を止めた。


俺の目の前には此処にはどう考えてもつけられていたとしかあり得ない、人物だった。


カイン「まさか…追いかけてきてたのか?シリカ…」


シリカ「カインさん…」


謁見の間にて俺とシリカは鉢合わせしてしまった。


シリカはケルベロスダガーを鞘から引き抜き俺に目掛けて構えた。


シリカ「カインさんは何者なんですか?」


 
 

 
後書き
どうも~ウイングゼロです!


単独でザーフィアス城に潜入したカインだったが完璧にシリカにつけられてましたね


そして潜入方法は…ヴェスペリアをやっている人にはわかるであろうユーリとエステルがザーフィアス城から脱出したあの隠し通路を使いました。


それでは次回!シリカと一触即発の展開!これは見所でしょうね!


それでは次回にお会いしましょうさいなら~ 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧