バカとテストと召喚獣~兄と私とFクラス~
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番外編僕と一真と忘れていた過去
前書き
問題次の()に当てはまる言葉を答えなさい
()年に()が鎌倉に幕府を開く
姫路瑞希の答え
(1192)年に(源頼朝)が鎌倉に幕府を開く
先生からのコメント
正解です。とくにコメントは、ありません
吉井明久の答え
(1192)年に(源義経)が鎌倉に幕府を開く
先生からのコメント
君が普通に間違えた事に対して少し驚いています。名前で有名なのは、義経ですが幕府を開たのは、頼朝です。
笹本一真の答え
()年に()が鎌倉に幕府を開く
先生からのコメント
君がこの問題を答えなかったのに驚いています。
土屋康太の答え
(平成9)年に(安部総理)が鎌倉に幕府を開く
先生からのコメント
あなたは、歴史をなめていませんか
俺が文月学園に入学してから1年俺は、親友である明久と再会した。最後にあってから4年久しぶりに会えたことは、少し嬉しかった。でもあの時ずっと二人で忘れようと約束したあの記憶が甦ってきた。
4年前睦月小学校
明久「なあさっきから言っているいいくにってどこ?」
一真「いいくに作ろう鎌倉幕府で1192年に鎌倉幕府ができたってことだついでに源頼朝が作ったってことも覚えとけ」
この日俺は、いつも通り明久と一緒に帰っていた。
明久「一真は、本当に頭いいよなー僕もそれぐらい分かるようになりたいなー」
一真「お前は、ゲームばっかりじゃなく勉強しろ」
明久「分かってるけどゲームが面白いんだよ」
一真「おいおい」
明久「そーいや噂で聞いたけど霜月中だっけ?そこの推薦もらったんだよなおめでとう」
一真「何か水無月小学校で喧嘩騒ぎがあって推薦のやつが1人消えたらしい」
約一年前水無月小学校で霜月中の推薦のやつが喧嘩騒ぎを起こしその推薦が消えた。その為睦月小学校の俺に推薦が来た。明久と別れるのは、辛い。俺は、その事で悩んでいた。
一真「あ、そういえば教室の掃除俺の担当だった悪い明久先に帰っててくれ」
俺は、このあと明久と別れ学校に戻った。今思えば、この時学校に戻らなかったら俺は、霜月中に進学しなかったかもしれない。
一時間ほどで掃除を終えた。俺は、帰ろうとしていた。その時だった。
「明久テメェふざけてんじゃねーよ!!」
体育館裏からそんな声が聞こえた。声の主は、岡本大護という学校で一番モテないやつだ。恐らくモテてる明久に八つ当たりでもしているんだろう………って明久に八つ当たり?!俺は、直ぐに体育館裏に向かう。すでに時間は、六時を回っており生徒は、誰もいない。体育館裏につくと岡本大護が明久の胸ぐらを掴んでいた。明久は、何度か殴られた後のようであり至るところに傷跡があったが岡本には、なかった。明久は、優しいだから何をされても何の抵抗もしなかったのだろう。俺は、この時明久を助けるために直ぐに飛び出していった。
一真「大護!!お前何してるかわかってるのか?」
大護「一真!?何でお前がここに?!」
明久「一真逃げろ!!お前には、推薦が………」
一真「そんなもんどうでもいい!!お前を見捨てて逃げる方が俺にとっては、嫌なんだよ!!明久お前は、帰れ!!」
明久を返したあと俺は、大護に殴りかかりその場を去った。これで俺の推薦は、無くなった。俺にとっては、それは、良かったのかもしれない。しかし次の日俺の耳に入ってきたのは、俺の推薦が消えた事でも俺が大護を殴った事でもなかった。明久が大護を殴ったということだ。
俺は、その事を聞くために明久を屋上に呼んだ。明久の無実を訴えようと職員室に行ったが聞く耳を持ってくれなかった。明久だけでなく大護もその場に一真は、いなかったと言っているらしい。
一真「なぁ明久昨日の事だけど………」
明久「一真は、霜月中の推薦があるからな昨日助けてくれたお礼に……」
一真「何で……何でそんなことするんだよ!!」
俺は、この時怒り以外の感情は、出てこなかった。
明久「だって……一真は、頭いいから霜月中に行って勉強してほしかったから……」
明久は、俺のために自分が汚名を着ることにしたのだった。俺の親友は、バカだが俺のためにそんな事を………そう考えると涙が、流れていた。そして俺は、霜月中に進む事を決めた。明久の思いを無駄にしないために……そしてこの件は、直ぐに忘れることにした。実は、誰も知らないが大護が明久を襲った理由には、もう一つあった。それは、頭のいい俺に対しての八つ当たりだ。この時大護に言われたお前が勉強できるせいで皆努力しても何の意味もなくなっているんだよ、という言葉は忘れることは、なかった。この日いこう俺は、テストで本気を出すのを辞めた。それは、文月学園に入学しても変わっていない。目に見えない場所でのみ本気を出したが目に見える場所では、本気を出さなかった。
それから4年明久と俺は、文月学園で再会した。俺の大切な親友に………
「一真ァァァァァァァァ!!!!なに寝てるのよォォォォォォォォォ!!!!」
その叫びで俺の意識は、現実に戻ってきた。昔の事を考えていたらどうやら寝ていたようだ。前を見ると新しく来た新任教師の挨拶のようだ。清涼祭まであと一ヶ月で二人も新任教師が来るのは、少し珍しいな。新に来た先生は、堂本卓也と笹本和子……って
一真「何で和姉が!?」
和子「何でって赴任してきたからよ全く…えー皆さんバカな従姉妹の一真をよろしくお願いします。」
まさか和姉が来るとは……俺達のクラスにだけは、授業で来ないでほしいと俺は、心から強く思った。
後書き
明久「これから不定期で最初に原作のあのコーナー入れるってよ」
雄二「まぁ変な回答の思い付かない作者だけど温かく見守ってくれ」
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