ハイスクールD×D 最強の前世を持つ二人
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修行に行くそうですよ?
修行に行くそうですよ?
俺が起きて、朝飯を作っていると
祐斗「レイくん、そろそろ行く用意をしないと」
レイ「は?どこに?」
祐斗「修行だよ。早く行こう」
レイ「あれ?そうだっけ?」
黒歌「レイはその話の時、寝てたにゃ」
あぁ、そう言えば何か話してたな
白音「……しっかりしてください」
レイ「いや、すまんね。飯食ったら行くか」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
場所は変わって俺たちは今、山を登っている
イッセー「ひー…ひー…」
イッセーは物凄い量の荷物のせいで疲れきっている。まあ、俺は火織とユリの分も持ってるから実質イッセーの三倍以上は持ってるけどな
イッセー「レイは何でそんなに楽々と進んでるんだよ!」
レイ「鍛え方が違うからな」
そんなことを話していると、イッセーの倍くらいの荷物を持って白音が横を通りすぎていく。ちなみに黒歌の荷物も白音が持っている
白音「……お先に」
黒歌「にゃはは!イッセー、頑張るにゃ!」
白音「……姉さんは少しは荷物を持ってください」
黒歌「重いのは嫌にゃ!」
白音「……仕方ないですね」
おお、どんどん先に行くな。早い早い
ユリ「私たちも先に行きましょう」
レイ「そうだな。よし!火織と祐斗!別荘まで競争するか!」
ちなみに祐斗の荷物は俺が持つ
祐斗「これでも勝てる気がしないよ」
火織「頑張ります!」
火織「それじゃあ、よーい…スタート!」
ドウッ!
祐斗「消えたよ…」
火織「おかしいですね…私たち三人分の荷物を持ってるのに…」
イッセー「ちくしょー!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
別荘のリビングで祐斗、白音、黒歌、ユリと一緒にお菓子を食べていると、ようやくイッセーが別荘に着いて、倒れこんだ。ちなみにさっきの競争は俺が一位で火織が二番だ。以外と差がついていなかったから驚いた
イッセー「はー…はー…お前ら…何で…そんなに…余裕…なんだよ…」
レイ「全員鍛えてるからな。それと俺以外は荷物を持ってないからだな」
祐斗「イッセーくんも来たことだし、僕はジャージに着替えてくるよ」
祐斗は別の部屋に向かう…途中に後ろを振り向き
祐斗「イッセーくん、覗かないでね?」
そんなことをいい放った
イッセー「誰が男の裸なんて覗くか!」
◆◇◆◇◆◇◆祐斗との剣術修行◆◇◆◇◆◇
イッセーが祐斗と剣術の修行をしている。しかしイッセーの攻撃は大振りのため全く当たらない
祐斗「違うよ、イッセーくん。剣の動きだけじゃなくて、視野を広げて相手と周囲もしっかり見ないと」
祐斗はそう言い、イッセーの木刀を叩き落とす
祐斗「レイくん、次やらないかい?」
レイ「それはいいが、まずは火織とやってみないか?」
祐斗「火織ちゃんとかい?確かにさっきの競争で負けたからやってはみたいかな?」
レイ「だとよ、火織」
火織「えっ?私なんかでいいんですか?」
祐斗「うん、お願いするよ」
火織「それじゃあ…」
二人はそう言い、それぞれの構えを取る祐斗は剣を自分の手前に構え、火織は抜刀の構えをしている
火織「行きます!」
火織は一気に駆け出す。それと同時に祐斗もダッシュする
火織「〈唯閃〉!」
祐斗「〈神空閃〉!」
一瞬だけすれ違い、それぞれの技をかける。そして二人の木刀は砕け散った
祐斗「やれやれ…僕の最速なのにな…」
火織「まさかお兄さん直伝の技が…祐斗くん!やっぱりすごいです!」
火織はキラキラした目で祐斗を見つめる。おい、火織、祐斗が困っているぞ
レイ「祐斗、お前そんなに速かったか?」
祐斗「僕も自分の無力を知ってね…必死に特訓したんだよ」
レイ「そうだったのか」
その後の俺と祐斗の戦いは、一瞬で俺が倒して勝った
◆◇◆◇◆◇朱乃との魔力修行◆◇◆◇◆◇
朱乃「そうじゃないのよ。魔力は全体を覆うオーラから流れるように集めるのです。意識を集中させて、魔力の波動を感じるのですよ」
朱乃がこれだけ丁寧に説明しても、イッセーの手のひらには全く現れない
アーシア「出来ました!」
横ではアーシアの手のひらに緑色の魔力の塊がのっていた。ちなみに俺は魔力はかなりの量があるが、アルテミスの弓などの媒体がないと放つことが出来ない
朱乃「あらあら、アーシアちゃんには魔力の才能があるようですね。では、その魔力を水や雷に変化させます。これはイメージから生み出すこともできますが、初心者は実際の火や水を動かした方がうまく行くでしょう」
朱乃はそう言うとペットボトルの水を鋭い棘に変える
朱乃「アーシアちゃんは次にこれを真似してくださいね」
さてと、そろそろイッセーにアドバイスでもやるか
レイ「イッセー、とりあえず自分が考えやすいことを考えてやってみろよ」
イッセー「考えやすいことか…あっ!」
イッセーは何かを閃いて朱乃に小声で何かを言う。朱乃は笑って何かを取りにいった
ユリ「いやらしいことね」
レイ「それでこそイッセーだ」
◆◇◆◇◆◇白音との組み手◆◇◆◇◆◇
イッセー「ぬがぁぁぁ!」
ドゴッ!
イッセーは今日十回目の巨木との熱い抱擁に成功した。白音のパンチで吹っ飛んだのだ
白音「……弱っ」
イッセーはそれを聞きorzの体勢になる
白音「……打撃は体の中心線を狙って、的確かつ抉り込むように打つんです。次はレイ先輩、お願いします」
レイ「おっ!やるか?」
白音は俺が構えると同時に突っ込んできた。しかし俺はそれを避ける。次の攻撃も避ける。ひたすら避け続ける
白音「……何で自分から攻撃しないのですか?」
レイ「避け続ければその内へばるだろう?」
白音「……むっ、今のは少しなめられているような気がしました。本気で行きます」
白音はそう言い、自分の体に気を纏わせる。猫又の力かよ!そりゃねーだろ!
白音「……エイッ!」
スガァァァァンッ!
今の攻撃で地面にクレーターができた。攻撃力おかしいだろ…イッセーなんて腰を抜かしてるぞ
ユリ「レイ?負けたらダメよ?」
さて、ユリも見てることだし俺も少し本気を出すか
レイ「白音?耐えろよ?」
俺は構えを解き、自然体になり、一気に白音に接近する
レイ「〈零式拳術 風神掌〉」
そして、白音の眼前でその拳を寸止めする。しかしこの技は風を纏わせ、拳を加速させるため、周りはその余波と風でズタズタだ。白音はなんとか耐えきった
白音「……規格外過ぎです。勝てる気がしません」
白音はそう言い、俺にお礼をいった後、イッセーとまた組み手をし始めた
レイ「しかしもう仙術を使えるとはな」
ユリ「まあ、黒歌とのわだかまりもないからね」
レイ「祐斗と白音は魔改造され過ぎだ。祐斗に限っては火織と同じ速さだから最上級悪魔が反応できるかできないかぐらいか」
まあ、面白いからいいか
◆◇◆◇◆◇リアスとの体力作り◆◇◆◇◆◇
レイ「ほらほら、イッセー!どうした?」
イッセー「クソッ!お前は何でそんなに余裕なんだよ!」
俺たちは今、岩をかついで山を登っている
レイ「俺はお前に合わせたスピードでやってるからな」
ユリ「ちなみに火織はもう終わったわ」
イッセー「ちくしょー!」
おおっ!底力か!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
レイ「おい!飯ができたぞ!」
全員『………………』
レイ「ん?どうしたんだ?」
ちなみに目の前には俺が作った料理の数々がある
リアス「これ、全部レイが作ったの?」
レイ「あぁ。まあ、こんなもんだろ。食おうぜ」
飯を食い始めてからは俺の家に住んでいる女以外の女全員が静かになった。ちなみにイッセーと祐斗は
イッセー「うぉぉぉぉ!うめぇぇぇ!」
祐斗「本当に美味しいね、これは」
レイ「どうした?口に合わなかったか?」
俺は女たちに聞いてみる
リアス「いえ…美味しいんだけども…」
朱乃「女としてのプライドが…」
アーシア「負けました…」
よくわからんな
この後のことは、何かを思い詰めてたリアスがイッセーと話すことで吹っ切れたり、自分の力に自信がなかったイッセーが祐斗との模擬戦で自信を持つことができたりした
後書き
イッセーとリアスの話とか、イッセーと祐斗の模擬戦は原作通りなので省きました
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