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紅眼の銀狼が幻想入り(アカメノギンロウガゲンソウイリ)

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第三章 普通の魔法使い

「よう霊夢。となりのはお客さんか?参拝客…じゃなさそうだなw」

「ええ!?いっ…今、ととと飛ん…。」

「うっさいわね!二人共!!少しは静かにしなさいよ!!」

赤服の少女は二人を一喝する。

少しの沈黙を挟んで黒い服の少女は自己紹介をはじめる。

「私は霧雨魔理沙。普通の魔法使いだ。よろしくな。」

「今さらっと魔法使いって言ったな…。」

続けて赤い服の少女が自己紹介をはじめる。

「自己紹介がまだだったわね。私は博麗霊夢。博麗神社の巫女よ。よろしく。」

「あ…。紅狼銀牙です。よろしく。」

全員の自己紹介が終わった所で霊夢が話し始める。

「それで銀牙さん。あなたは帰りたいのね?どうしてもと言うなら今すぐ返すけど。」

「あ…是非お願いします。」

「なんだ。もう帰っちまうのか。つまんねぇな。」

霊夢は木の棒を取り出し、祈り始める。

だがしかし少しした所で様子が変わった。 
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