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ハイスクールD×D ~THE GAME~

作者:もっちー
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第一章
  みんなに挨拶!、頑張ります!

駒王学園・オカルト研究部部室―夜―

「部長!早速連れて来ました」

イッセーくんが連れてきたのはオカルト研究部っていうところ、部員はみんな悪魔らしいです。

「いらっしゃい不知火優希くん。ソーナから話は聞いてるは、とりあえず座って話しましょう」

木場君やアーシアちゃん、神楽君もいるんだ

ソファーに座ると緊張して部屋を見回してしまう。

「粗茶です」

「あっども」

ポニーテールで優しそうな先輩がニコニコしながらテーブルに粗茶を出してくれた。

「率直に言ってあなたは敵?それとも味方?イッセーを信じてないわけじゃないけど一応ね」

いくつもの鋭い目線が僕に突き刺さる。

「て、敵にはなりたくないです。出来ればその・・・」

「出来れば?」

「仲良くして欲しいです////」

「「「「「「「・・・・・」」」」」」

や、やっぱいきなり過ぎたかな?嫌われたのかな?

「ぷっ、あははは相変わずだな優!」

「君らしいね」

「優君らしいです」

「ふっ」

イッセー君たちに笑われてしまった////

「まったく警戒した私がバカみたいじゃない」

「うふふ、可愛らしいですね」

「え?」

「みんな優の友達になってくれるってことだよ!」

イッセー君は満面の笑みで僕の背中をバシバシと叩く。

「私はオカ研の部長で、グレモリー家次期当主でもあるリアス・グレモリーよ!よろしくね・・・優でい

いかしら?」

「は、はい!」

「私は副部長の姫島 朱乃ですわ。よろしく優君」

「よろしくお願いします」

「・・・子猫です・・・・イジりがいありそう・・」

き、聞き間違いだよね?

「よ、よろしく?」

一通り挨拶を終えると・・・

「お前の神器見せてくれよ」

唐突に神楽君が口を開いた。

「そういえば優、お前二匹もドラゴン宿ってるって本当か?」

「なんで知ってるの?」

「俺の神器の赤龍帝の籠手(ブーステット・ギア)にいるドラゴンがな教えてくれてな」

「へー、ドラゴンってたくさんいるんだね」

(家の宿主様も気づいてないのかい!)(何かいることは薄々勘付いていたはみたいですけどね)

「私もあなたの神器に興味があるわ」

なんかみんな見たそうだな

「じゃあ、ちょっと離れてください」

席を立ち扉の前の少し広い場所に移る。

「屍龍の魔手(アンフェス・インフルメント)!フォレスト・レザレクション!」

「これは・・・やっぱり知らないわね、それで何ができるの?」

「腐敗なんですけど・・・見せたほうが早いですね」

みんなが僕のことをさらに注目する。

左腕で右手を握る。

cancer!

籠手から鳴り響く音声とともに紫色に変色し異臭を放ち腐っていく。

「「「「「「!?」」」」」」「何してるの!?」

「痛いのはある程度慣れてるので大丈夫ですよ、それにラードゥンの力がわかりやすいようにですよ」

regeine!

あっという間に右手が回復する。

「アーシアと同じ治癒の力をもってるのかよ!」

「アーシアちゃんも神器持ってるの?」

「はい、一応」

もしかしてみんな持ってるのかな?

「ねえ優、ものは相談なんだけど・・・私の眷属にならない?」

「え、えーと考えさせて下さい。実は支取会長さんからも誘われているんです。なのでこの場で返事がで

きません」

「ソーナったら手を出すのが早いわね。まあいいわ、じっくり考えてね」

「はい」

「じゃあ神楽はどうかしら?騎士(ナイト)なんてどうかしら?」

そこであまり口を開いていなかった神楽君が壁に背中を預けたまま話し出す。

「無理、悪魔なんかならなくても俺は強いからな」

「まあ神楽のことはもうほとんど諦めてるんだけどね」

「なら聞くなよリアス、俺はそろそろ予定があるから失礼するよ」

「またね神楽」「いつでもいらしてください」

「じゃあな神楽!」「帰りは気をつけてくださいね」

「明日は僕と剣道部に顔を出すからね」「・・・バイバイ・・」

「また明日!」

「おう、またな」

颯爽と部屋を出ていく。

神楽君、なんだか楽しそうだなー

「神楽はダメでも優希君は望みありそうだね」

「うふふ、楽しみですわね」

「歓迎します!」

「・・・・楽しみ・・」

なぜか子猫ちゃんだけ意味が違うような?

「あ、あのー先輩お願いがあるんですけどいいですか?」

「何かしら?」

「明日も来ていいですか?」

「ええ明日と言わずいつでも来なさい、歓迎するわ!」

「ありがとうございます!明日クッキー焼いてきますね」

突然だが僕のマイブームは料理とお菓子作りである。

「楽しみに待ってるわ」


その後オカ研のみんなと別れ自宅のあるマンションに帰ると・・・

「手紙がある、えーと誰からかなって名前ないなー」

部屋に戻り封を切り読んでみると

『ゲーム参加者へ

参加者7名中1名が脱落 残り6名

脱落ポイント日本○○県○○市○○町』

「え?ここって二つ位離れた町だけどみんな巻き込まれてないかな?」

(まあ大丈夫だろ)(おそらく平気かと)

「近いうちにぶつかるだろうね」

(まあ避けられんわな)

「とりあえずはクッキー作ってから修行だね」

(あいよ)(承知いたしました)

僕は浮かれていた。

友達に囲まれた楽しい学校生活

動かなかった体も動き目も見えるようになった。

僕は忘れていた。

現実は儚くて脆くて残酷だということを


駒王学園・教室―翌朝―


神楽君は学校を休んでいた。

「神楽君今日は休みだね」

「は?何言ってるんだ優?神楽って誰だよ?」

イッセー君は何を言ってるんだ?

「神楽君だよ!一緒のクラスメイトで昨日もちょっとだけど楽しく話したじゃないか!」

「昨日?昨日はオカ研のメンバーとお前しかいなかっただろ。なあアーシア?」

「はい、そうですけど何かあったんですか?」

アーシアちゃんまで何を言ってるんだ?

心臓の鼓動が早くなっていく。

「いや、なんでもない!忘れて!寝ぼけて前の学校友達のこと聞いちゃっただけだから」

「なーんだ案外抜けてるな優は」

「あははは、そうだね」

頭は自分でも驚くくらい冷静だった。

一時間目はお腹が痛いと言い欠席

トイレの個室にこもる。

少なくてもイッセー君とアーシアちゃんの記憶から神楽君の記憶が消えてる?

敵の攻撃か?それに何故神楽君の記憶だけ?それに僕にはちゃんと神楽くんの記憶が残ってる。

強者・・・脱落者(リタイア)1名・・・まさか!?

神楽君をゲーム参加者だとしたら

でもなんで記憶まで消えてるんだ?

そんな説明は一度もなかった。つまり相手の能力だと考えていい

だけど相手の能力がどうとかではない・・・











・・・勝つ!



 
 

 
後書き
では今回も解説をしていきたいと思います。

とりあえず今回は屍龍の魔手(アンフェス・インフルメント)の細かい説明をしていきたいと思います。

作中にも出てきたとおり二十秒に一度、腐敗から別の性質へ変えることができます。もちろん変えないことも可能です。

しかし性質によって魔力の消費も変わります。その為強いからといってバンバン使うとすぐに魔力切れを起こしてしまうというわけです。ちなみに一番低コストなのが腐敗です。

まだ未知の性質が隠れているかも?

まあただ単純に作者が考えついてないだけなんですけどね(汗)

ヒロインは誰がいいか?

などのアンケートも受け付けてますのでよろしくお願いします。 
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