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託される選択
前書き
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ。
いろいろ原作ブレイクしてみたがまさか、C.C.まで現れるとはな。
だが、久しぶりに会ったあいつは相変わらず姿を変えてなかった。やはり魔女といったところか。
あいつがどう干渉してくるのかは今後のお楽しみだな。
うん?…なに、俺は目立たなくても大丈夫なのか?だと?
笑わせるな…俺には主人公補正というギアスがかかっているからな、何もしなくても目立つんだよっ!!
では、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。‘今回も俺の活躍を刮目せよっ!’キュイーン
「多重契約はできないとはどうい「ルルーシュっ!」ほわわぁあ」
ルルーシュはC.C.に疑問を投げ掛けようとするがC.C.の抱擁によって止められ素っ頓狂な声をあげた。
「会いたかった、ルルーシュ大好きだ」
こちらを見上げるC.C.は瞳を潤わせ熱を帯びた視線をルルーシュに浴びせた
(なんだ?しばらく見ない間に随分と泣き虫になったようだな。…おかしい俺の共犯者がこんなに可愛いはずがないっ!)
「C.C.?お前キャラ間違えて登場したようだな。仕切り直してやるからもう一回登場し直せ」
そういって引っ付くC.C.を離そうとするがC.C.はイヤイヤと首を振り一向に離れない。
「そんなことない。私は間違えたりなどしておらん。私はルルーシュが大好きなんだ。愛してる」
――――チュッ――――
C.C.はルルーシュの頬に口づけをする。
(えっ?C.C.カワイ過ぎなんですけど。は?ちょっと待ってヤバイヤバイヤバイっ!!)
突然の出来事に思考を取り乱すルルーシュ。
男鹿・スザク「「「え?確かに美男美女で絵になりますけど、これラブコメ展開に向かっていってるよ。そんな要素いらないからねっ!ヒルダもなんか言ってやれ!」」」
「ズルいです!ヒルダも抱きつきたいです」むぎゅ
スザク・男鹿「「「ヒルダァァアアア!!お前も乗ってどうするんだ!!お前はベル坊一筋なんだろっ!原作準拠はどうしたんだよっ!」」」
「たわけ。ルルーシュ様が原作にいたらきっと夫婦仲に発展しておたはずだっ!ポッ//」
両手を頬に当て妄想するヒルダ。
男鹿・スザク(((ヤバイっ!!もう軌道修正は無理だ。再起動っ!!)))
―――――――――――
「多重契約はできないとはどういうことだ?」
ルルーシュはC.C.に疑問を投げ掛ける。
「お前と私は既に契約を結んでいるだろう。ほら、このように…」
――――チュッ――――
C.C.はルルーシュの傍にいき、彼の頬に口づけを落とした。
「なっ!?お前はいきなりなんてことをするんだ」
ルルーシュはリンゴのように顔を真っ赤に染めた。
スザク・男鹿(((落ち着け。まだラブコメに走っていない。be cool)))
「つまり、私との契約が先にあるので、そこの女が抱いている乳飲み子とは契約できない。まあ、蝿王紋が発現するとしたら枢木スザクかそこの茶髪の男だな」
C.C.が言い終えるやいなや、男鹿とスザクが同時に声を上げた。
男鹿・スザク「「なんか、発現したんだけどっ!!」」
「ほう、これが蝿王紋なのか?」
「紋様からして、そのようですね。しかし、二人同時に契約するとはさすが坊っちゃま」
差し出された部位には確かに蝿王紋が刻まれていた。
が、しかし
(ばりばりマジックで書いてますやんっ!!)
二人ともマジックで書かれていたのに対し、古市はツッコミたかったが、ここで蝿王紋が現れてくれないと面倒くさいので、また何故か誰も気づいた様子ではないので胸中でツッコむのに留めた。
だが、どうしても我慢できなかったのでスザクと男鹿にだけはツッコんだ。
「オイ、お前ら何マジックで書いてんだよっ」
スザク「ここで目立たなくてどうするのさ。大事なのは結果だよ」
男鹿「そうだぞ古市。お前にはツッコミがあるかもしれねぇが俺らには特筆することケンカが強いだけだ。更に俺なんかスザクにボッコボコにやられたから余計に目立つことがなくなったんだよ。それにな…」
男鹿・スザク「「手相だってマジックで書いてりゃ効果があるって言うだろ」」
「手相と魔王の契約紋を一緒にするなぁぁああっ!!お前らそれヒルダさんの前で言ってみ。ぜってー殺されるから」
「おい、お前たち何をしている?」
「ほら、ヒルダさんが来たよ。言ってごらん」
スザク・男鹿「「いやぁ、なんか古市が手相と蝿王紋の違いが分からんって言ってたからさー」」
「ほう、古市キサマそんな風に思っていたのか」
「いやいやいや、そんなこと思ってませんよ。むしろあいつらが」
「うるさい、あちらにはルルーシュ様の右腕のスザク様がいるんだ。あの方がそのようなことを言うはずないだろ!」
「いや、それがいってたんですよ!!信じてください!」
必死に懇願する古市だったが、無情にもヒルダに切り捨てられた。
哀れ古市
「では、今後どうするか。みんなどのシナリオをやるのが良いか?」
放課後、ルルーシュが今後の予定について話そうと皆を召集にかけた。
「正直、東邦神姫辺りを飛ばしたいと思うのだがどうだろうか?」
「いやいや、ルルーシュ。それは間違ってる!確かに姫川先輩は飛ばしてもいいかもしれない。だがな、邦枝先輩や東条先輩を飛ばすと、邦枝先輩やラミア達に会えないだろっ!!」
「オイ、古市とかいう男よ。ルルーシュには私がいればいいんだ。よって東邦神姫編は飛ばそうではないか」
「私もその意見に賛成だ。これ以上他の女を出すのはルルーシュ様がかわいそうだ」
男鹿「でもよ、東邦神姫編がねぇと俺達レベルアップできねーぜ」
スザク「そうだよ。それにバトルがないと僕達の出番少ないし…」
意見が丁度半々に別れた。
そこで皆の視線が自然とベル坊に集まった。
「ベル、お前はどちらがいい?」
ベル坊に託される選択。果たしてどのようなシナリオを通るのか?グダグタ過ぎるぞこの物語。
続く!
後書き
どうも古市です。
冒頭でのセリフ三人の会話なのに男鹿とスザクがしゃしゃりでるから二人が三人分しゃべってるみてーじゃねーかっ!!
その主張もどっちが先に書かれるかで争ってるしね。俺も目立たないと埋もれちゃうよ。
あ、そうそう今後のシナリオだけどね、冒頭のようなルルーシュハーレム展開を繰り広げるか、真面目に(?)東邦神姫編を進んでいくか作者の脳内で絶賛バトル中なんだ。こんな駄文だけど、それでも読みたかったら意見をちょうだいね。じゃあまた見てギアス
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