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08基本的に記念日って祭り騒ぎだよな
前書き
今回もオリジナルです。後中の人ネタがあります
第五十層ボス部屋
「終わった…………」
キリトがボスにトドメをさしたのは、わずか数秒前のことだ。五十層のボスウォーターゼリーマンは、その名のとおり体を液体にして移動する。第二十五層のボスの水バージョンだ。厄介なことに攻撃力も高く、今回四人の犠牲者が出た。しかしそれを忘れるような喜びが皆には、あった。
「半分到達残り五十層ここまで来た」
浮遊城アインクラッド全百層のうち半分を突破した。半分到達記念と言うことで第一層始まりの町で大きな祭りが行われることになった。五十層でやらないのは、全プレイヤーが入れないからである。祭りは、大騒ぎとなった。血盟騎士団や聖竜連合といったギルド何て関係なく皆騒いだ。
「あ、いたおーいリュウヤー」
「ん?何だナナかどうした?」
「リーダー祭りエンジョイしてますね」
リュウヤの手には、たこ焼きやいか焼き焼きそばなど祭りの定番があった。
「そうそうもうすぐ仮装大会があるからリュウヤがんばって」
「頑張るって何を?」
「エントリーしといた」
「はぁ?!」
ふざけんなという暇もなくリュウヤは、会場に連れていかれ……
「何でこれだよ!?」
「リーダー似合いそうだし」
「何だリュウヤもでるのか」
「キリト?!お前もか」
「クラインにはめられた」
そうこうしている間に仮装大会は、始まった。
「えー皆さん始まりました半分到達記念仮装大会司会は、彼女募集中のこの俺クラインがつとめるぜ。まずは、エントリーNo.1アインクラッド解放軍の服リーダーキバオウだ。」
「かー早く出てけこの堕天め」
白っぽい猫のコスプレをしたキバオウ、昔流行った漫画にそんなキャラいたなーとリュウヤとキリトが思っているとキバオウの出番が終わった。
「続いてエントリーNo.2ボッタクリ商人エギル」
「漢!!漢!!漢!!漢なら漢だ!!」
こちらも昔流行った漫画の登場人物を真似ている。学ランと顔のギャップが違いすぎる。
そうこうしている間にキリトの出番が来た。
「エントリーNo.15黒の剣士ことキリト」
「さぁ行こう解放の日のために!!」
キリトが仮装したのは、ヒースクリフだ。意外な人物に仮装したため会場は、大盛り上がりとなる。
「えー次が最後となります。なんと!!血盟騎士団から意外な人物が参戦だーエントリーNo.16血盟騎士団団長補佐けん警務部隊リーダーリュウヤ!!」
実際の役割は、団長の護衛だが団長の補佐的なこともしているために団長補佐と皆からは、思われている。そしてリュウヤの仮装だか………短い髪は、カツラで長くしておりまた服もスカートと言うまるで女の子のような格好だ。もちろん他の皆と違い何の元ネタもない。レン達に用意された衣装がこれだった上に仮装大会参加者は、異性の装備品を装備できると言うあまりにも都合のよすぎるルールがあった。まるで茅場が仮装大会を楽しんでいるみたいに。
「皆ー死にたくないよー怖いよー早く助けてー」
リュウヤ自身終わったと完全に思った。声も頑張って女の子のような声に近づけたが台詞が酷すぎる。まるで会場が凍りついたみたいな空気のなか結果発表だけとなった。
ク「えーついに結果発表となりました。優勝者には、賞品第五十層の好きなプレイヤーホームが与えられます。では、結果を発表します。第2位ヒースクリクに仮装したキリト!!キリトには、十万コルが贈呈されます。ちなみに一位と二位にのみ票が集まったため三位は、なしです。」
一位は、エギル辺りかなとリュウヤが思っていたときだった。
「第一位、少女に仮装したリュウヤ!!」
「…………え?」
この時ばかりは、頭が働かなかった。数秒後再び働きだした頭を使って考える。確かあの時俺の台詞は、場を凍りつかせた。いやまてあの時何人かは、俺と始めてあった空也みたいな顔をしていたなそういやあのあとだっけ?空也にコクられたの。てっことは、まさか………
リュウヤは、再び絶句した。つまりあの時の観客ほとんどは、リュウヤに惚れていたと言うことになる。クラインからトロフィーとプレイヤーホーム無料券(何故かあったらしいレアアイテム)を受け取った。皆からの歓声にただひきつった笑みを浮かべるだけだった。
その後たった一週間で最前線が二つ上になったのは、また別の話
後書き
リ「だからやりたくなかったんだ」
直「でもリュウヤ似合ってたよ」
リ「そ、そうか…………だったらたまには、やってやってもいいぞ」
作「イチャイチャするな!!それと直葉の出番まだだろ!!」
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