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第一話 始まり
前書き
「春来、やっと終わったよ。これでもう寂しくないよね。」私は春来のお墓の前でそういって笑った。上を見上げると、きれいな青い空が広がっていた。
ある日、私神崎葵のところに一通の手紙が届いた。名前を見ると、3年前この町を去った佐々木春来からだった。私から手紙を出したことはあるけれど春来からはあまりこなかったので、私はすこしうれしかった。開けてみると予想してなかったことが書かれていた。それは、 「葵大好きだよ。そんな葵にお願いがあります。私のクラスメイトを殺してください。」・・・と。
私はわけが全然分からなくて、春来の家に電話しました。プルル、プルル、「はい、佐々木です。」
春来のお母さんだ!「あの、神崎ですけど、春来いますか?」私が聞くと春来のお母さんは「もしかして葵ちゃん?」「はい、そうですけど?」「春来ね、自殺したのよ7月に・・・。」・・・自殺?
嘘でしょ?あの春来が・・・。
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