| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

SAO 〜黒の剣士と白の騎士〜

作者:青リンゴ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

ソードアートオンライン
第一章
  お食事会

 
前書き
久しぶりの投稿です!てすとがあってなかなか更新できませんでした
今回は色々なことが明らかに…とはなりません
それではどうぞ! 

 
あの後俺たちはアスナの家に来ていた
クラディールがキリトのことをβテスターの汚いビーターだ!
などと騒ぎ立てていたので俺もβテスターだということを言って黙らしておいたが
クラディールはかなり根にもつタイプなのでキリトに何かしないか見ておこう

「なんでこんなに血盟騎士団は固くなっちゃったんだろうねぇ…」

オレは唐突に呟いた
「俺が血盟騎士団に入った頃は皆で楽しく攻略するギルドだったのに
今じゃ堅苦しいのなんの血盟騎士団の古株なんて数えるほどしかいないぜ
護衛まで付ける必要はないと思ったんだかな…なにせSAOの世界じゃ自分の身は自分で守るが鉄則なのに
参謀職に押し切られて護衛を無理矢理つけられたし
ヒースクリフはそれについて何も言わないのだから仕方ないのかもしれないな…」

「ごめんね…カナタ君…私が団員に自分の規律を押し付けちゃったから…」
アスナが沈んだ声で言った

「まぁ、アスナみたいなのが副団長でよかったと思ってるよ?俺は
第一俺が副団長してたらもっと攻略遅れてたぜ?だからお前みたいなのも必要だと思ってるし
必要だと思ってくれている人も沢山いる。だから一人で全部抱えなくていいんだ、
それに俺たちもいるだろ?」
少しでも元気づければいいと思い掛けた言葉だが
我ながらひどいコミュ障だと思う

「ありがとねカナタ君元気になったよ」
さっきより少し元気な声で言った

「そりゃ良かった、まっ!なにはともあれメシだメシだ!」

「早く行こうぜ!このままだと日が暮れちまうよ!」







─────────────────────────────────────────────────

「さてと、アスナ、メグミ、何作ろうか?」

「なんにしようか?」

「ラグーラビットはアスナに任せるにしても
グリルバードはどうする?一応a級食材なら料理出来んこともないが」

「ならグリルバードはカナタ君と私で一緒に作ろうか」

「そうだな、じゃあアスナラグーラビットは任せるな
後付け合せも任せとけ」

「うんわかった」
アスナのOKが出たところで早速料理を開始する


取り敢えずグリルバードから調理するか
ステーキでも作るか、後余った肉を使って鶏肉のサラダでも作るってみるか
丸焼きもいいな…唐揚げも旨そうだ…

「カナタ君…涎出てるよ…」
考えているうちに涎が出ていたらしい

「そういうメグミも涎垂らしてるけどな」
そうメグミに指摘するとババっと音がしそうなぐらいの早さで
口元を抑えた。
いつもこういう時にメグミは抜けているなぁ…と思う

「丸焼き作るか」

「そうだね」
簡単にメニューが決まってしまった

─────────────────────────────────────────────────

キリトside

みんなが料理をしようと台所に行ったので一人暇なキリトは
置いてあった新聞のアイテムの相場やスクープなどに目を通していた
キリトも手伝おうと思ってできることはないか?と聞いたがカナタ達に

カナタには「邪魔なだけだから座ってろ」と言われ

アスナには「大丈夫だから座ってて」と笑顔で言われ

メグミには「今日も攻略疲れたんでしょ?疲れてる所手伝ってもらうなんて申し訳ないよ」と本当に申し訳なさそうにけで大絶賛キリトは暇なのである

本当に暇なので自分のアイテムや装備を確認したり暇を潰していた


─────────────────────────────────────────────────
カナタside

「キリトまたせたな!飯ができたぞ!」
キリトにそう呼びかけると
キリトは待ってましたと言わんばかりに顔を輝かせた

「こっちもできたよー」
アスナの方も出来たみたいだ

「俺達が作ったのはグリルバードの丸焼きだ」

「私が作ったのはラグーラビットのシチューよ」

それらを食卓に置くと俺達はいただきますを言うのももどかしく無言でほうばり続けた



「ふぅ〜堪能したな、俺こんなに美味いもん初めて食ったぜ」
現実では貧乏だったため中々柔らかい肉を食べる機会が無かった
工夫を凝らして美味しくしようとしたがなかなかうまくいかなかったのは覚えている


その後皆で雑談しながらお茶を飲んでいた

「最近モンスターのアルゴリズムが少しイレギュラーになってきてるな…
段々一人では対処しにくくなってる。そうだろ?キリト」
いつもソロのキリトに聞いてみる

「そうだな…最近じゃモンスターのイレギュラー性が増してきて
相手のAIの行動が読みにくくなってる。いくら安全マージンを取っているとはいえ
対処しにくくなっているのは否定できないな」


「キリト、ソロ狩りがキツいなら暫く一緒にパーティ組まねぇ?
アスナとメグミも一緒でさ」

「そうね、そうしましょう?キリトくん」

「そうだな」

キリトとアスナはまだ話しているようだったので俺とメグミは先にお暇することにした





「なぁメグミ?俺達って幼馴染みだよな?」

「なぁに?突然どうしたの?」

「小さい時からずっと一緒だったからさ、たまにメグミが居ない時に不安になるんだよ」
これは紛れもない本音だ

「私もカナタ君が居ない時とても不安になるんだ。小さい頃からカナタ君に助けて貰ってたから
何かあったらカナタ君が助けてくれると思ってたからカナタ君が居ない時はとても怖いんだよ?」

確かに小さい頃はメグミを助けていたがそんなに頼りにされるとなんだか照れてしまう

「そっか、ありがとな元気でたよ」

いつもの癖でメグミの頭を撫でていた

「くすぐったいよ、カナタ君」

「おっと、すまんすまん」

そのまま俺たちお互い小さい頃の話をしながら転移門まで歩いていった












 
 

 
後書き
さて、いかがでしたか?

設定のところでカナタの容姿と身長、年齢について書いていなかったので
ここで書きたいと思います(メグミの年齢もここで書かせていただきます)

カナタは金髪で碧眼のキリトみたいな髪型
身長は約183cmと高身長
SAO開始当時は16歳
現実世界ではサッカー部だった
誕生日は7/7日の七夕生まれ
顔は上の中ぐらいで女顔たまに背の高い女に見られることもしばしば

メグミは黒髪のストレートでセミロング
身長は164cmと少し小さい
SAO開始当時は16歳
現実世界では美術部だった
誕生日は7/7日でカナタと同じ日に生まれた

こんな感じです!
次は74層に行く前にカナタはのもう一本の槍についてのお話になると思います

それではこの辺で〜(*´∇`)ノシ ではでは~





 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧