マジカル☆ウィッチルフェイちゃん!
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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん誕生
前書き
母親の容姿はWebナイトカーニバル!のマーリンちゃんです。
ある日街の中 通り魔さんに 出会った
満月照らす道 通り魔さんに 出会った
通り魔さんの 言うことにゃ お兄さん おにげなさい
Bボタン ダッシュ Bボタン ダッシュ
ところが 通り魔さんが あとから 包丁持って ついてくる
ギコギコ ギコギコと ギコギコ ギコギコと 自転車に乗りながら
お兄さん お待ちなさい ちょっと 落とし物
白銀の 大きな 包丁
あら 通り魔さん ありがとう でも ノーサンキュー
通り魔さん 斬りつけて 間違えたと 言いながら 何処に去っていた
ラララ ララララ ラララ ララララ
とうい訳で、俺の前世を的確に歌にしてみました。刺されて死亡したらなんだか気づいたら転生していたというのです。
「It is you, our pretty baby.」
「That's a good idea. It is a really pretty baby. Because is a girl; the name is Rufei. Let's make Rufei Pendragon.」
何言っているか、わからないけれど、父親は美男で母親は青い髪の毛をした幼女みたいだ。というか、仕切りにルフェイという単語が聞こえるので、俺はルフェイという名前らしい。その後に言われて言葉はペンドラゴンって聞こえた。プリティベイビー……可愛い赤ちゃん。つまり、ルフェイ・ペンドラゴンって名前か。それで思い出されるのは一つしかない。
「Arthur, your younger sister. Get along well.」
「Oh, of course.」
どうやら、アーサーという兄まで居るのだから、多分確実だろう。つまり、この世界はハイスクールD×Dの世界という事。死亡フラグが乱立しているのだ。何、ハイスクールD×Dの最新刊を読み終わって返ってたからこうなったのか?
どうでもいいか。そんな事より、転生してしまった物は仕方無い。女の子というのも新しい人選を歩むには良いのかもしれない。なんていったって、ルフェイ・ペンドラゴンといえば魔女っ娘だからだ。
つまり、魔法が使える! 神器もついてきているかもしれない!
俺にとってはそっちの方が良いのだ。それより、良く小説で幼い頃から魔力を使いまくると魔力量が増えるという話なので、試してみよう。
身体の中に魔力があるはず……わからない。使ったことが無いのだから当然だな。いや、それ以前に魔力って本当にあるのか?
ハイスクールD×Dの世界じゃないかも知れない。
駄目だ、信じる物は救われると神様も言っているじゃあないか。いや、死んでるんだろうけど。
なら、俺がやる事は一つ……俺は魔力がある。俺は魔力がある。俺は魔力がある。俺は魔力がある。俺は魔力がある。俺は魔力がある。俺は魔力がある。俺は魔力がある。俺は魔力がある。俺は魔力がある。俺は魔力がある。俺は魔力がある。
ひたすら暗示を掛けてもう一度試してみる。すると、今度はお腹の辺りに変な塊がある気がする。取りあえず、それを動かしてみよう。
だが、全然動かない。イメージが重要なのか?
ならば、動かない奴には強制的に動かせる日本古来の伝統方法、斜め45度で叩き込む!
「You are serious! ! Rufei causes magical power reckless driving! !」
「Develop prevention against evil hastily! Preparations of the treatment! 」
何か慌てだしたと思ったら、気絶した。次に目覚めるとベットの上だった。そして、腹の辺りにある塊は結構増えていた。予想通りだ。これはいい。どんどん殴っていこう。
産まれてから10日。おっぱいが美味しいです。恥ずかしいけど、本能には逆らえない。もちろん、下の世話もしてもらうんだから。ご飯を食べたら魔力を殴りつける。寝る前や時間がある時には必ずやっている。どんどん加速度的に増えていく魔力は楽しい。もちろん気絶するのだけれど。でも、だんだん部屋に常駐する人達が増えてきた。それに部屋もなんだか壊れかけている気もする。でも、気にしなくていいよね。全ては生き残る事を目指すんだから。
ユーサー・ペンドラゴン
我が妻、マーリンとの間に生まれた二人目の子供は可愛い女の子だが問題児だった。生まれて直ぐに魔力暴走を引き起こしたのだ。魔力暴走はその名の通り、魔力が暴走して、全魔力を放出して破壊の力を振りまくのだ。そして、何より発動者はあ死ぬか、生死の境をさまよう事になる。我が家は幸い、由緒あるペンドラゴンの一族。魔術部隊もさることながら、マーリンという最高の名を継承する魔術師が居る。
「起きて直ぐに魔力暴走をしているわ。どんどん魔力も増えているし……このままじゃまずいわよ。魔力暴走の後は直ぐに治療を施さないと出血はなんとかなるとはいえ、魔力だけはどうにもならないわ」
140少しの身長をした青い髪の毛をツインテールにしている我が妻が言ってくれるが、ユーフェミアが居てくれなければルフェイは生きていないだろう。
「わかっている。父上にお願いした」
「そう、ジェラルドなら問題ないわね」
父上に頼んだのは魔力防御の高い部屋だ。本来は独房に使う物だが、そこを改装してルフェイの部屋とする。監視する部屋もあるので、そこに魔術師団を配置し、厳戒態勢を引くのだ。
「これが計画書だ」
「うん、流石はジェラルドね。でも、これだけの施設を作るなら、資金稼ぎも兼ねた方が良いわね……」
妻であるユーフェミアは父上のまた父上。つまり、お爺様の教師らしい。彼女は半分精霊で、膨大な魔力を身に宿し老化を遅延させている。おそらく、ルフェイにもその血が流れているのだから、このような事態が起きているのだろう。アーサーは私に似たが、ルフェイはユーフェミアのようだ。
「よし、直ぐに作成に取り掛かりましょうか。ちょっと、貯蓄の8割を使うわね」
「おい、それは流石に……」
「大丈夫よ。私が責任を持って取り返してあげる。ううん、計算通りなら3年で8倍くらいに膨れ上がるわ」
「そうか……君が言うならそうなんだろう。わかった、任せる」
「ええ。私はジェラルドの所に言っているから、ルフェイをよろしくね。お乳を上げる時には戻るから」
「うむ。任せろ」
ユーフェミアが去り、父上の元へと向かった。その数日後には、我が家が所有していた山が文字通り一つ消えて、当初の予定とは違い、離れが作られた。その離れの後ろには膨大な黒と白の魔術術式や精霊術、錬金術まで使われている特殊な実験場が作られた。それはルフェイの部屋の後ろにあり、魔力暴走で巻き起こす増幅された膨大な魔力を利用する施設だ。その御蔭でルフェイの世話が大分楽になった。今まではルフェイの魔力暴走による衝撃を防ぐために障壁を展開しながらの作業だったのが、それら全て吸収されるので簡単に世話を出来るのだ。
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