科学とゾンビと名探偵それから錬金術師
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悪夢の始まり
前書き
この小説はオリジナル主人公の視点から様々な原作の主人公たちと
バイオハザードと貸した町から脱出する物語です
主人公は一般人で特別な力はありません。
俺は朝が苦手だ、だが今朝に限っては妙に目覚めがよかった
昨日はそんなに早く寝ただろうか?
などと考えながら俺は学校に登校するための支度を黙々とこなす
制服に着替えて鞄を持ち自室から出る、リビングには誰もいない俺におはようと言ってくる家族はいない
単純なことだ、俺には一緒に暮らしている家族がいない
あーいや、死んだとかそんなヘビーな話じゃないんだ
両親とも外国で働いてるってだけの話さ
毎月分の仕送りは十分だし、一人暮しなのに特にバイトもしちゃいない
部活にも入ってないから毎日遊び呆けてるだけの高校生さ
おっとせっかく早く起きたのに時間を無駄にしそうだ
何日かぶりに朝食でも食べるとしますか
ハムの乗ったトーストをかじりながらテレビを眺める
朝のニュースでは日本の政治がどうとか天気予報とか最近日本は物騒ですねと言わんばかりの事件のこととか、正直、知らなくてもいーやというトピックばかりだ
たまには若者が思わず食いつくようなニュースを放送してみろってんだ、だから最近の若者はニュースを見ないんですよ、なんて無意味な責任転嫁をしてみる
どー考えても見ない俺らが悪いですね
さてと、朝食も済ませたし、学校に行くとしますか
俺の通う学校は俺の家から歩いて20分の距離にある
途中にコンビニとかもあって帰りに良く友達と寄ったりするけど、店員の態度が悪いんだよなー
まぁ俺らもたむろったりするからいい客とは言えないけどさ
そんなコンビニを横目に通りすぎて大通りに差し掛かった、この道を渡って少し道沿いに歩いたところが学校だ
近くに歩道橋があるからそれを使って道路を渡る
エスカレーターつけてくんねーかなー?
などと有り得ないけどあったらいいなという下らない願望を考えながら階段を上がっていく、そして上りきりいざ道路を渡ろうとしたら……
「………なんだアイツ?」
金髪に赤いコートを羽織った少年が道路を見つめて立たずんでいた
「…………どこだここは?」
とか一人で呟いてました
取り合えずこの歩道橋狭いから道塞がないでほしーっす
後書き
駄文ながら読んでいただき感謝です!
暖かい目で見守って頂けると嬉しいです!
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