SAO 〜黒の剣士と白の騎士〜
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ソードアートオンライン
第一章
副団長アスナ
前書き
プロローグからの続きです!
。
キリトと俺は第五十層主街区アルゲードにいる
「よぅエギル」エギルに軽く挨拶した
「相変わらず阿漕な商売してんな」
さっきダスクリザードの皮二十枚を500コルで買い取っていた
NPCに売ったら3000コルは下らないんだがな
詐欺師もビックリである。SAOに詐欺師はいないが
「おぅ!キリトにカナタじゃねぇか!」深く渋いバリトンボイスが店内に響く
「売却をお願いしたいんだが」
「オイオイマジかよ!?」エギルは大きく目を開いて驚いた
無理もないか、なにせs級食材のラグーラビットの肉を売ろうというのだから
「お前ら金には困ってねぇんだろ?自分で食べようとは思わんのか?」
食いたいに決まってる、SAOの中に肉の食材は沢山ある
が、その殆どは鳥の胸肉のようにパサパサしている
キリトは俺よりもっと食いたいだろう
俺は料理スキルを上げているからなんとかなるが
あいつは毎日ライパンのような黒いパンと野菜スープしか食ってないからだ
たまに俺が作りすぎた料理をやると食後でも嬉々として食べるからなぁ
閑話休題
「兎も角このアイテムを買い取ってh」
「キリト君」
俺はその声を聞いた瞬間エギルの背中に隠れた
そしてキリトはというと
「シェフ捕獲」
という余りにも失礼な言葉をかけていた
「あれ?カナタ君居なかった?」
「エギルさんカナタくん見ませんでしたか?」
エギルはアスナの笑顔を見て俺の方に腕を持ってきて…
「うわぁ!?」持ち上げられた
「カナタく〜ん?」
「ヒッ!?」本能的に悲鳴を上げてしまった
なぜなら今アスナの後ろに般若が見えるからだ
「今日活動日だって朝の朝会で言ったよね?
出席してたのにいないってどういうことかなー?」
顔は笑っていても目が笑っていない
何この子マジ怖い
すると店の中に入ってくる女性がいた
「あれ?メグミじゃん、どうしたのこんなゴミだめに」
後ろのエギルが首を掴む力を強くした
「今日もまた!メグミちゃんがフォワード隊の指導してたのよ!?
ほらメグミちゃんもなんとか言ってやりなさいよ!」
「は…はは」メグミは苦笑している
「そういやキリト、メグミが来たせい中途半端に終わったがシェフの話はどうなったんだ?」
「ふぇ!?私のせいだったの?ならごめんね?キリトくん」
冗談で言ったのに半泣きである
「殆どカナタくんのせいでしょ!」
アスナに拳骨された。痛い
「まぁまぁ」キリトがフォローに入る
「で、だアスナこれを見てくれ」
「ナニコレ!?s級食材のラグーラビットじゃない!?」
流石にアスナもこれは驚きを隠せ無いらしい
「あ…そうだ私もアスナに用があるんだ〜」
「キリトくんのラグーラビットのついででいいからこれも調理して欲しいんだー」
「グリルバードじゃない!」
グリルバードはラグーラビットのようなs級食材ではないが
A級食材というs級食材の1つ下の食材ランクを持つモンスターだ
「こんなに豪華な食材を並べられたら並のキッチンじゃ不安ね…」
「そうだな…」
確かにs級食材等の食材はスキルだけでは美味いモノはできない
「カナタくんのホームじゃダメなの?
十分な器材揃ってたし」
「今、家の中汚いから無理だな」
「メグミちゃんのホームは?」
「別にいいけどちょっとキッチンが小さいかな」
「そう、なら私のホームでやりますか!」
「「「おーー!」」」
という訳で急遽お食事パーティが開かれることとなった
「あれ?」エギルのその声は誰もいない店内でよく響いた
後書き
はい!いかがでしたか?
途中からエギルが空気になってましたが原作でもそうなので
気にしなーいきにしなーい!
冗談はさておきメグミが登場しました
メグミの名前の由来は今やってるエrげふん!げふん!自重します
とりあえず(*´∇`)ノシ ではでは~
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